MENU

妻の浮気調査が一転風俗勤務、愛と裏切りの狭間で【探偵 福岡】

感田正樹(仮名・34歳)。結婚して福岡県古賀市で家族とマンションで暮らしはじめて10年、家庭は一見、順調に見えた。しかし、実情は徐々に歪みを見せていた。
妻・生子(仮名・42歳)。彼女には離婚歴があり、前の結婚で生まれた17歳の娘がいる。
正樹にとって、生子は初婚の妻であり、家庭を持つことへの期待と、生子の過去が交錯していた。

生子には、前夫との娘と、正樹との6歳の息子がいる。この複雑な家族構成の下ではあったが、正樹は平凡で幸せな家庭を欲していた。
しかし、5年以上前から、生子は理由もなく、二人の子供を連れて妻の実家に住むようになった。正樹は何かが変わったのだと感じていたが、その理由を把握できずにいた。週末には息子だけが自宅に帰ってくるが、家庭の温かさは薄れ、彼の存在は次第に空気のように感じられていた。

生子は離婚の話を一切持ち出さず、正樹は心の中で彼女がいつかその言葉を口にするのではないかと怯えていた。
なにかの折、妻の母へついその事について不満を漏らした事があったか、その折、「不満なら離婚したらいい」と皮肉を込めて言われたことがあり、それが正樹の心に刺さった。
彼はいつしか、生子の行動が不自然であることを感じ取りながらも、明確な証拠がない限り動けずにいた。

妻の浮気調査が一転、真実を確認に動いたきっかけ

そんなある週末、息子と過ごしていた時、運命のいたずらが正樹を待ち受けていた。息子の手に持たれたiPadが、新たな疑念を呼び起こした。メッセージが届いたのだ。その内容は、「カリンさん、8月10日か、8月17日、8月26日のいずれかで会いましょう」というものだった。この瞬間、正樹の心に冷たい何かが広がる。この「カリン」と云う名前は生子の源氏名ではないか。この名前が示すものは、決して無視できるものではなかった。

正樹はその瞬間、疑念が膨らむのを感じた。彼女が風俗で働いているのではないかと。心の奥底から湧き上がる疑念を振り払おうとしたが、過去の行動が再び彼の目の前に現れる。生子が夜な夜な子供を置いて外出していたこと、彼女が自分に告げずに新たに購入した車。すべてが連鎖し、真実に向かって彼を引き寄せていた。
これは浮気の問題では無い、真実を知る必要があると決意したのだった。

収集した情報

「カリン」という名前を手がかりに、正樹はインターネットで情報を検索した。すると、近隣の風俗店のウェブサイトにその名が載っているのを見つけた。恐れていた現実が、目の前にあった。正樹は、今までの生活がどれだけ不安定であったかを痛感した。彼は、自分が妻に与えていた生活費が果たしてどのように使われているのかを考えざるを得なかった。毎月23万円を家賃と光熱費を除いて生活費として渡していたが、その金が家庭のために使われているかどうかは、疑問を抱かざるを得なかった。

生子の過去、前の結婚がどのようなものであったかを思い返した。離婚理由が「前の夫の浮気」と聞いていたが、生子の口からポロリと漏れた「私のやり繰りも下手だったから・・・」との言葉。
共に生活する中で、幾分「買い物依存症」ではないかと感じる事があった。今の彼女はその症状が発しているのではないかという不安が正樹の胸を締め付けた。彼女が本当に夜の世界に足を踏み入れているのなら、正樹の心の中に潜む疑念は現実のものになるだろう。彼女はもはや家庭を顧みず、自らの欲望を優先しているのかもしれない。

さらに、正樹は週末に古賀市の自宅に戻った際、家の中が普段とは異なる雰囲気に包まれていることに気がついた。彼の目に映るのは、生子がまるで彼の存在を無視しているかのように、何かを隠している様子だった。家庭の温もりが失われ、彼の心には不安と疑念が広がっていく。

素行調査の結果

疑念をぬぐう為正樹は、調査を依頼した。調査会社が行った素行調査の結果は衝撃的だった。
生子は男性向けの個室マッサージ店に出勤していた。彼女が勤務している店舗のホームページには、「カリン」の名前と妻らしき女性の姿が写っていた。
朝から夕方まで出勤し子供の帰りに合わせて帰宅することもあれば、夜に子供を義母に預け、仕事に行くと告げて普段着で外出し、車で出勤することが通常だった。
キャナルシティ博多近くのワンルームマンションと、博多駅近くのワンルームマンションの一室が彼女の出勤先だった。生子の行動は、正樹の疑念を裏付けるものであり、彼の心に重い影を落とした。

正樹はこの結果を受けて、彼女が本当に何を隠しているのか、どれだけの危険を冒しているのかを考えずにはいられなかった。家庭を守りたいという思いとは裏腹に、彼女の行動が家庭に与える影響を思うと、心が締め付けられるようだった。

現状と今後の対応

正樹は現在、仕事上、役職に就き早朝から深夜まで働いていた。古賀市の自宅に戻る時間は遅いものであったが、家族のためと必死だった。無邪気に抱き付いて来る6歳の息子の笑顔が救いだった。17歳の娘はすでに成長し、一緒に寝ることはないが、彼女は彼にとって本当の娘のように感じられていた。だが、今やその家族の絆は生子の行動によって揺らいでいた。

彼は生子に離婚を切り出されたくはなく、風俗の仕事をやめさせなければならないと強く思っていた。また、もし離婚に進むことになれば、息子の親権は絶対に取りたいと考えている。家庭を守るための戦いは始まったばかりだ。

彼女を傷付けたくは無いが、心の奥に隠された秘密を明らかにしなければならない。正樹は心の中で冷静さを保ちながら、次なる行動を考えていた。

彼の人生の行く先には、どんな結末が待ち受けているのだろうか。真実が明らかになるにつれ、彼は自らの運命を握る鍵を見つけることができるのか。心の奥に渦巻く疑念が、彼をさらなる闇へと引き込む前に、何とかその足を踏み止めることができるのだろうか。

夜が深まるにつれ、正樹の決意は固まった。真実を求める旅は始まったばかりだ。彼は家庭を守るため、そして自らの心の平穏を取り戻すために、覚悟を決めて進んでいくのだった。

our youtube

24時間年中無休

ご相談お見積り無料

福岡を拠点に九州全域で調査を承っております。
どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ

LINEでのお問い合わせ

目次