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不倫相手の実家で父母とも同居生活|探偵-浮気調査事例

◆ご依頼者

今回のご依頼者は、30歳代の妻で、夫の浮気を疑い相談にいらっしゃいました。夫婦は同じ会社で出会い、恋愛関係を経て結婚に至った仲であり、ご結婚後は4歳になるお子様と3人暮らしを続けていました。
一見、円満な結婚生活を送っているように見えましたが、年末から年明けにかけて夫の様子がおかしくなり、離婚を口にするまでの変化があったということです。長らく信頼関係を築いていたはずの夫の急激な態度の変化に、妻は大変戸惑い、不安を募らせていました。

◆ご相談内容

具体的なきっかけとしては、昨年のクリスマス前後から夫が急に帰宅しなくなる日が増えたことでした。それまでは多少の残業や飲み会で遅くなることはあっても、家に連絡を入れたり次の日には帰ってきたりしていたそうです。しかし、クリスマス頃には事前の連絡なしで外泊し、問いただしてもあいまいな理由を告げるだけで妻は不審に思うようになりました。

さらに、お正月明けからは外泊が一段と増え、夫は「離婚したい」と口にし始めたのです。その後、夫は「1ヶ月ほど出張で遠方へ行くので帰れない。同僚宅に泊まる」と説明したものの、1ヶ月過ぎた現在も自宅には戻らず、そのまま外泊を続けているという状況でした。宿泊先を聞いてもはぐらかされ、何も話してくれないため、妻としては夫がいったいどこで何をしているのか見当がつかない状態に陥っていました。

ただ、妻もかつては夫と同じ職場に勤めていた経験があり、共通の同僚から多少の噂話が耳に入ってきたそうです。そこでわかったのは、夫には新たに不倫相手と思われる女性がいるということ。その女性は20歳代後半の派遣社員で、2年前から夫の勤務先に在籍しているとのことでした。2年前、夫が女性からカラオケに誘われたというメールを見て以来、妻はずっと不安を抱いていたようですが、当時は夫の曖昧な弁解を信じてやり過ごしていたといいます。しかし、今回の急な別居状態と重なり、その女性との関係をさらに疑わざるを得なくなりました。

こうした経緯から、夫が徒歩通勤であることもあり、会社の退勤時の行動を調査することで真実を突き止めたいというのが妻の要望でした。夫が一体どこへ通い、誰と過ごしているのかを明確にして、夫婦の今後をどうするかを考えたいという切実な思いがうかがえました。

◆調査結果

調査を開始してほどなくして、夫の真実の生活実態が浮き彫りになりました。探偵は、夫が勤務先を退勤してからの行動を丹念に追跡しました。

夫はいつものように徒歩で会社を出た後、福岡市内の繁華街である天神からバスに乗車し、博多駅へ向かいました。バスを降りた夫は博多駅周辺のショッピング施設である博多阪急へ立ち寄りました。その際、夫は1階の皮製品の店やブランド品店の貴金属などをうかがいながら、誰かを待つように店内をうろうろと歩き回っていたようです。すると、ほどなくして1人の女性が現れ、夫に声をかけました。この女性が、まさしく噂になっていた派遣社員と思われる人物でした。

2人は楽しそうに会話をしながら女性物の衣類や下着などを見て回り、時には親しげな様子で商品を手に取ったり、試着をうかがったりしていたといいます。まるでカップルか夫婦のような自然なふるまいで、傍目には親密な関係にあることを隠そうともしないように見受けられました。その後、夫と女性はJRに乗車し、博多駅から数駅離れた駅で下車しました。駅から徒歩数分圏内にあるマンションに2人で入っていったのです。

さらに詳細に調査を続行したところ、女性が暮らしている場所はマンションではあるものの、実際には彼女の実家であることが判明しました。彼女の両親も同居しており、夫は事実上、この女性の家族に受け入れられているようでした。調査途中では、夫が女性宅で飼われている犬の散歩をする姿が確認されるなど、単なる外泊の域を超えて「同居」に等しい生活拠点を築いている様子が記録されました。

妻としては、不倫相手の女性が一人暮らしをしているものとばかり思い込んでいましたが、まさか相手の実家に住み込み、しかも両親まで巻き込む形で夫がそこで暮らしているという現実に驚きを隠せませんでした。ある意味では、夫が完全に「もう帰らない」決意をもって、女性の家に腰を落ち着けている状況だったのです。

◆その後の浮気調査の展開

調査の結果を整理し、探偵事務所では撮影した写真や時系列の行動記録を含む詳細な報告書を作成しました。この報告書には、夫と女性がどのような頻度で会い、どのような場所へ出かけ、最終的にどこで夜を過ごしているかが克明に記されています。これらは後々の法的手続きにおいて重要な証拠になるため、大変慎重にまとめられました。

報告書を受け取った妻はショックを受けながらも、弁護士に相談し夫と不倫相手女性に対する慰謝料請求や、離婚・財産分与の検討を開始しました。妻は最初、夫の気持ちを取り戻し、家族の絆を修復することを希望していました。しかし夫の方はすでに女性との生活基盤を築いており、話し合いにも応じようとせず、結局は帰宅しないままになってしまったのです。

周囲の説得や法的手段を交えた調停が試みられましたが、夫が完全に家庭に戻る意思を見せず、そのまま女性の家での同居を続けたため、やむなく妻は離婚を選択せざるを得ませんでした。子どもの親権や養育費、財産分与などをめぐっては、妻と弁護士側が徹底的に話し合いと手続きを進め、最終的には協議離婚という形になりました。

◆まとめ

今回の事例は、夫が不倫相手の女性とそのご両親と共に生活していたという、非常に衝撃的な内容でした。調査によって得られた証拠や記録がなければ、夫が本当にどこで暮らしているのかを妻が正確に知ることは困難だったでしょう。そして、この事実を突き止めたことで、妻は夫とのやり直しを本気で模索しましたが、夫自身が関係修復を拒否してしまい、最終的には離婚という決断に至りました。

浮気・不倫問題は時に感情的な対立を引き起こし、当事者の思いだけでは解決が難しいことが多々あります。とくに、今回のように相手側の家族まで巻き込んでの同居生活が確認されるケースでは、精神的ショックの大きさや法的手続きをめぐる複雑さは計り知れません。そうした中でも、探偵事務所が正確な情報や証拠を提供することが、被害者の方にとっては大きな支えとなります。

不審な行動や急な生活の変化を感じたとき、早めに専門家へ相談し、確かな証拠を得ることが今後の人生を左右する重要な一歩となります。浮気や不倫の事例は複雑性を増す傾向にあり、相手の環境や家族構成が関わってくることで問題が大きくなりがちです。今回の事例はその典型的な例と言えるでしょう。

今後も同様の事案においては、まずは冷静に証拠を集め、自身とお子様のこれからの生活を最優先に考える決断が必要になります。探偵事務所では、依頼者のプライバシーと安全を第一に、誠実で確実な調査を行います。万が一似たような状況に陥った場合は、ぜひ当探偵事務所の専門家に相談やカウンセリングを受けてみることをお勧めいたします。

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