妻がスマホの「マー君」と浮気していた・・・誰？

◆ご依頼者

本件浮気調査の依頼人は、福岡市内に住む36歳の男性（会社員）。結婚8年目で、夫婦の間には5歳の息子がおり、幼稚園に通っています。

依頼者は、家庭では「家族思いの夫」で通っており、仕事の合間を縫って子どもの送り迎えを手伝うこともある一方で、近頃妻との間に距離感を感じていました。

約半年前、妻の態度が変化したことに気づいた依頼者。スマホを触る時間が増え、夕飯時や家族団らんの時間にも、LINEの通知音が響くようになりました。依頼者が些細な会話をしようとすると「疲れている」「忙しい」と話を避けることも増え、疑念が膨らむ日々が続きました。

依頼者が決定的な違和感を抱いたのは、妻がリビングに置き忘れていた手帳を偶然見た時です。そこには、日記のように書かれた日々の記録の中に「マー君」と名前がたびたび登場していました。その内容からは、親密な交流があることを伺わせるものでした。

さらに、依頼者は2か月ほど前からICレコーダーを妻の車に仕込むことを決断。録音されたデータを確認すると、妻が車内で「マー君」との会話をしていることが判明しました。その会話には、デートの計画や「次はどこにしようか」といった会話が含まれており、依頼者の疑念は確信へと変わりました。

その後、依頼者はGPSトラッキング装置を車に設置し、妻の動向を自主的に確認するように。GPSのログから、特定の曜日や時間帯に福岡市内のスーパーの駐車場で車を停めていることが分かり、そこで浮気相手と会っている可能性が高いと感じ、専門家の力を借りることを決断しました。

依頼者から提供された情報をもとに、探偵事務所は調査を開始しました。妻の行動には明確な規則性がなく、動きが予測しにくいため、車両を中心に日常的な監視を続けました。

数日間の監視を経て、平日の昼間、夫が出勤している時間帯に妻が突然外出。向かった先は普段の買い物や息子の幼稚園送迎では行かない方向でした。探偵が尾行すると、妻は福岡市内のレストランに立ち寄り、そこで中年の男性と合流しました。

その男性は、建設業を営む個人事業主であることが判明。二人は食事を終えた後、そのまま近くのラブホテルに入室しました。この一部始終を探偵が証拠映像として記録。

調査を進める中で、浮気相手の男性の素性も明らかになりました。彼は既婚者であり、妻と3人の子どもを持つ家庭の主でした。さらに調査を続けた結果、浮気相手は依頼者の妻の高校時代の同級生で、当時の交際相手であったことが判明。同窓会で再会したことをきっかけに、過去の関係が再燃したものと推測されました。

調査報告を受け取った依頼者は、事実を突きつけられたことで妻との離婚を決意。探偵事務所が提供した証拠資料をもとに、弁護士を介して離婚協議を進めています。

妻の浮気が原因で夫婦間の信頼は完全に失われましたが、依頼者は「息子の幸せを最優先に考えたい」と語り、親権と養育費の確保に向けて行動を開始しています。

このケースは、浮気相手が妻の過去の恋愛関係と関わりがあったために、通常以上に情が深く、別れさせることが難しい状況でした。しかし、適切なタイミングで証拠を収集することで、依頼者に有利な形で離婚協議を進めることができました。

浮気が疑われる場合、自己判断で動くのではなく、早めに専門家へご相談いただくことで、迅速かつ正確な対応が可能です。一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。

依頼者の心に寄り添い、確実な証拠を提供する。それが私たちの使命です。