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妻が浮気した時…対処方法を考える|探偵コラム

何もしないは放置と同じなんです。

あなたの奥様が、突然、離婚したいと言い出しました。
その理由については、各家庭においてさまざまです。
よくある理由・事例については、妻が口にする離婚理由の統計のページでお話ししましたが、家庭裁判所へ調停を申し立てた理由、その第1位は、「性格が合わない」、
2位 「暴力を振るう」、3位 「異性関係」、4位 「浪費する」、5位 「性的不調和」、とあります。

あなたの奥様が、突然、離婚したいと言い出しました。
その理由については、各家庭においてさまざまです。
よくある理由・事例については、妻が口にする離婚理由の統計のページでお話ししましたが、家庭裁判所へ調停を申し立てた理由、その第1位は、「性格が合わない」、
2位 「暴力を振るう」、3位 「異性関係」、4位 「浪費する」、5位 「性的不調和」、とあります。

また、統計の総数より、離婚したい妻の数は「46,066名」
逆に離婚したい夫の数は「19,199名」と倍以上の数字で、
離婚したいと裁判所にうったえるのは、妻のほうが圧倒的に多いことも分かりました。

妻を浮気に走らせた理由とはいったい何でしょうか?
よく聞く夫への不満、傾向については下記の通りです。

  • 家族といても自分中心で気遣いが無い
  • 無口で会話も無く、無表情でつまらない
  • 一見やさしいようだが、実は優柔不断で意見がかみ合わない
  • 冷たい性格で無関心、たまの休みも家族と別行動
  • セックスレス、またはセックスに不満

いかがでしょうか。良し悪しは別にして、こうした事の積み重ねが引き金となっているのかも知れません。

夫であるあなたが、奥様と離婚したい場合は、そのままにしておけば、当然、離婚となるでしょう。
しかし、「離婚をしたくない」「良いときも悪いときもある。この危機をなんとか乗り越えたい。」「家族は一緒にいるべきだ。」とお考えの場合の対処について、考えて行きたいと思います。

妻とは離婚したくないケース

 妻として家庭人である奥様が、突然離婚を言い出した場合、第1位の「性格が合わない」と云う理由であれば、結婚直後の新婚さん(よく言う成田離婚)でも無い限り、色々なことを乗り越え、 結婚生活を続けて来たお二人ですから、一度はきちんと話し合いの場を持ち、対応すれば、回復の兆しも見えてくる可能性があるやも知れません。
第2位の「暴力を振るう」や4位 「浪費する」と云う理由は、当然のこと、あなたが暴力行為を止めない限りは夫の資格は無く、婚姻関係を解消するべきだと私も思います。
5位 「性的不調和」については、なんとも頑張るよう応援する程度しかできません。

しかし、第3位の「異性関係」、これは妻側から「私が浮気しているので、離婚したいです。」というはずも無く、有責配偶者からの離婚請求はできないとする最高裁判例(※下記)からも、すべて「妻が浮気している」と云う理由で夫が家庭裁判所に申し立てたものだと考えられます。
すると、3位の「異性関係」により調停を申し立てた夫の数は、
平成19年度、全国で12,080名、これが多いと考えるか、少ないかと考えるか・・・。
私は大変多いものだと感じますが、これに、第1位の「性格が合わない」と云う理由の中に隠れ、本当の理由は「異性関係」である事もあろうと考えると、実数はさらに増えるものと思います。
一昔前は、浮気は男がするものと云った考えが強くありましたが、今ではそう言い切れないのが実状なのです。

有責配偶者とは?

簡単に説明すると、有責配偶者=浮気した人です。
調停で離婚話しがまとまらない場合、裁判となりますが、裁判で離婚する場合は、以前にお話しした通り法律が定める5つの離婚原因の内、最低1つあることが必要となります。
この民法の条文には、浮気した者からは請求できませんよと云うことは書いてありません。
そこを利用し、戦後すぐの頃、浮気夫が、自ら離婚を求めて妻を訴えたことがありました。
しかし、いくら離婚原因があっても、その原因をつくった側から離婚を申し出て、法律通り、浮気夫の思い通りに離婚されたのでは、浮気された妻側は踏んだり蹴ったりです。
そこで、最高裁は、「法はかくのごとき不徳義勝手気侭を許すものではない」と述べて、有責配偶者からの離婚請求を認めませんでした。
こうした判例は、今でも大原則となっています。

 奥様の離婚理由が、本当にあなたとの生活を共にするのが苦痛である程の状況であれば、あなたの努力と改善次第で回復の見込みもあるでしょう。
しかし、奥様が、実は第3位にある「異性関係」を隠している可能性も考えなければなりません。
「おかしいな?」と感じる時が、調査の結果も簡単に出やすい時期です。
調停や裁判に突入すれば、気をつけるようになり、あと少しの辛抱だと、離婚するまで我慢し、乗り切ってしまうケースもあります。
浮気相手の男性と正面をきって立会い、奥様と向き直り、関係を回復した例はたくさんあります。
調査結果による浮気(不貞行為)の証拠を得る事ができれば、奥様からの離婚請求をストップすることができ、それにより、堂々と話し合いの場を持つ事ができるでしょう。
もう一度やり直したいと思えば、単に相手を攻め立てるのでは無く、今回の状況を作ったのは自分にもあると自責を認め歩み寄ることも、奥様を振り返らせる大事なことです。
何が重要なのかは、さまざまなご夫婦と相対して参りましたが、それぞれのご夫婦によって違います。
「夫婦は山あり谷あり」「家族は一緒にいるべきだ」と私どもは考えます。
お一人で悩まれず、ぜひご相談下さい。

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