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裁判所が離婚を認める時〜探偵が重視すべき証拠のポイント

離婚裁判は、単なる夫婦の不仲を超えて、具体的な「証拠」を必要とする場です。

弁護士は法律や判例を駆使して戦略を練りますが、探偵の役割は「事実の積み重ね」と「確固たる証拠」を集めることです。

裁判所が離婚を認めるかどうかを左右する、探偵が集めた証拠の価値について、探偵独自の視点で具体例を交えて見ていきましょう。

離婚裁判は、単なる夫婦の不仲を超えて、具体的な「証拠」を必要とする場です。

弁護士は法律や判例を駆使して戦略を練りますが、探偵の役割は「事実の積み重ね」と「確固たる証拠」を集めることです。

裁判所が離婚を認めるかどうかを左右する、探偵が集めた証拠の価値について、探偵独自の視点で具体例を交えて見ていきましょう。

目次

1. 浮気の証拠の重要ポイント

離婚裁判では、法定離婚事由が認められるかが決定的です。「不貞行為」(浮気)は、離婚理由として裁判所で認められやすいですが、疑いや推測では証拠とならず、裁判で効力を発揮するには決定的な証拠が必要です。

例えば、夫が仕事と偽って週に2回ほど特定の女性と会っていることに妻が気づいたケースでは、浮気の証拠が必要です。探偵は数週間にわたって夫の行動を尾行し、女性と会う現場、二人が一緒に食事をするシーン、ホテルに入る場面などを撮影します。決定的な瞬間が収められた写真や動画は、裁判で不貞行為を証明する証拠としての強い力を持ちます。このような証拠があることで、裁判所が離婚を認める可能性が格段に上がります。

2. 日常行動と不倫相手との関係の継続性の照明

浮気や不貞を立証する際、相手との関係がどれほど密接であるかも重要な要素です。探偵は、配偶者と浮気相手が日常的にどのような関係を築いているかを調査します。これは裁判での判断において「長期的な関係性の証明」として有利に働く場合が多いです。

あるケースで、夫が「ただの友人だ」と主張した相手女性との関係について調査依頼がありました。探偵は数週間かけて追跡調査を行い、夫が休日にその女性と食事や買い物をし、家族のように振る舞っている様子を記録しました。さらには、女性の自宅に夜遅くまで滞在し、時には泊まっていることも確認できました。こうした行動パターンの記録は、裁判所に「長期的な不貞関係」を裏付けるものとして評価され、離婚が認められる重要な証拠となります。

3. 「別居」時に関する証拠の価値

裁判所では「長期間の別居」も離婚理由として認められることがありますが、ただの別居だけではなく、その間の生活状況や経済的な状況も重視されます。探偵はこの「別居」が実際にどのように行われているかを調査し、証拠を積み重ねていきます。

妻が長期間、別のアパートで生活しているケースがありました。夫は「同居の意思があるが、妻が一方的に家を出て行った」と主張しましたが、妻は「暴力が理由で別居した」との主張です。探偵は、妻が自分で生活を維持していることや、夫からの経済的支援を受けていない証拠を集めました。また、妻が精神的に平穏を保つために安全な距離を保っていることを裏付ける資料を収集しました。こうした証拠により、夫婦が「婚姻関係を実質的に解消している」と裁判所が判断しやすくなるのです。

勿論、妻が浮気相手と密会していたり、同棲を始めていたりすれば、合わせて離婚の原因となり得ますが、生活を別にし、婚姻関係が破綻している様子を確認する事は、離婚を主張するにあたって、認められる可能性が高まるでしょう。

4. DVやモラハラなど暴言・暴力を証拠とするポイント

近年、DVやモラルハラスメント(モラハラ)が離婚裁判での離婚理由として増加しています。しかし、被害者の証言だけではなく、その実態を裏付ける証拠が求められます。探偵は、被害者に直接的な危害が及ばない範囲で証拠を収集する役割を担います。

ある女性が、夫からの精神的虐待を理由に離婚を望んでいました。探偵は、夫が自宅で怒鳴り声を上げたり、冷たい態度で精神的に追い詰めている場面を録音するなど、証拠を収集しました。夫のモラハラ行為が録音されたデータや、近隣住民への聞き取り調査を通じて「家庭でのモラハラの実態」を裏付ける証言も得ることができました。裁判所では、こうした記録が証拠として有力視され、離婚理由として認められる可能性が高まります。

探偵が収集する証拠の「信頼性」と「合法性」

探偵の収集した証拠は、裁判で有効に機能するためには合法的である必要があります。違法な手段で得た証拠は裁判で無効になる可能性があり、逆に依頼人が不利になるケースもあるため、探偵は合法的な方法での調査に細心の注意を払います。具体的には、張り込みや尾行、第三者への聞き取りなど、法的に問題がない範囲での調査を徹底しています。

探偵の収集した証拠は、裁判で有効に機能するためには合法的である必要があります。違法な手段で得た証拠は裁判で無効になる可能性があり、逆に依頼人が不利になるケースもあるため、探偵は合法的な方法での調査に細心の注意を払います。具体的には、張り込みや尾行、第三者への聞き取りなど、法的に問題がない範囲での調査を徹底しています。

あるケースで、不貞の証拠として配偶者の携帯電話を無断で調査しようとした依頼人がいましたが、探偵は合法な方法での調査を提案し、合法な尾行や聞き取りによって証拠を集めました。その結果、裁判所でも問題なく証拠が認められ、依頼人が不利になることを防ぎました。このように、探偵の合法的な証拠収集は、依頼人の裁判を有利に導くために極めて重要です。

最後に

裁判所で離婚が認められるかどうかは、最終的には法的に有効な証拠が揃っているかにかかっています。探偵が集める証拠は、裁判での依頼人の立場を決定的にする力を持っています。弁護士が戦略を立て、主張を組み立てる上での「土台」となるのが、探偵の収集した確固たる証拠です。探偵が収集する証拠の「信頼性」と「裏付け力」が皆さんの大きな力になるでしょう。

パートナーの浮気などでお困りの際は、ぜひ当探偵事務所へご相談下さい。

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