結婚詐欺などの交際トラブル
ネットのお見合いサイトや結婚相談所、SNS、コミュニティーサイト等で知り合った相手とのトラブルのご相談が急増しています。
ネット上で知り合ったすべての人が悪意を持っているとは言えませんが、安易に信用すべきではありません。
真面目な出会いを求める人や、「まさか自分が」と過信する人ほど、結婚詐欺の被害にあいやすい傾向があります。
そもそも結婚詐欺とは、「結婚する意思がないにも関わらず、結婚を餌にして異性に近づき、相手を騙して金品を巻き上げたり、返済の意志もないのに金品を借りたりし、異性の心身を弄ぶ行為。」 とされます。
さらにまとめると、刑法の詐欺罪が成立する要件は
- 1 財物または財産上不法な利益を得るために、
- 2 人を欺き、
- 3 その行為によって相手が錯誤(勘違い)に陥り、
- 4 その錯誤に基づいて財物を交付、または利益を得させたこと
となります。
同犯罪の場合「金品の受け渡しが」犯罪の構成要件の一つとなりますが、お金を貸す場合においては、結婚を約束している程、相手を(結婚詐欺師)信用しているので、当然の ごとく借用書や、但し書きを記した領収証などを貰わないケースが多い為、相手側が金銭貸借を否定した場合その立証が困難になる場合があります。
また、結婚詐欺の場合、相手を意図して欺き、だますつもりで、金銭を詐取した場合に詐欺罪に問われるのであって、「返すといいながらなかなか返さない」と云った微妙な対応 がなされていた場合、単なる民事上の金銭の貸借関係と判断されることもあり、刑事上の要件を満たさない場合も多く、立証が困難として持ち込まれるケースほとんどです。
こうした陳腐な犯罪逃れを崩すお手伝いも私たちの職務の一つです。
問題が深刻化する前に、ふと疑問を感じた場合は、私どもへお気軽におたずね頂ければと思います。
ご相談・ご質問へのご回答は一切無料ですので、ぜひご利用頂き、未然に予防頂ければと思います。
こうした内容に限らず、よくご質問を頂く常連さんもいらっしゃいます。
ご自身が、結婚詐欺の被害にあっているかを判断するのは、渦中にいた場合なかなか難しく、不審に思い、私どもにご相談頂きながらも、半ば相手を信じてしまっているケースが多々あります。
その前触れをご紹介しますと、
- 仕事で出張が多く、夜も遅くまで仕事なので電話には出られないと言う。
- 婚約するまでに関係が進んでいるにもかかわらず、両親や仲人、友人などに紹介してくれない。
- 事故を起こしたから(小額の)お金を貸して欲しいと言われた。
にはじまり
- 財布を忘れたので、後日返すから立て替えておいて欲しい。
- 事故を起こしたから(小額の)お金を貸して欲しいと言われた。
- 会社の運転資金が足りないので貸して欲しい。
など、どんどんエスカレートして行きます。
実際に調査して判明した虚実・被害例としては、
- 実はまったくの偽名だった。
- 独身と言っていたが、妻子ある既婚者だった。
- 実家に親と住んでいると言っていたが、実際は別の住所で妻子と住んでいた。
- 過去、結婚・離婚を繰り返しており、家族とも無縁となった結婚詐欺グループの一員である事が分かった。
- 結婚資金を騙し取るための結婚詐欺だった。
等があります。
※結婚詐欺とは、結婚を約束して相手を信用させ、金品などをだましとる犯罪です。
「婚約していたのに振られた」というだけでは結婚詐欺にはなりません。
ただし、民事上の損害賠償問題に該当する場合はあります。
出会いの場や機会も多様化しています。それと比例して、だまされたり詐欺被害にあうケース実際には増加しているのです。
真剣な交際をお考えならば、おかしいなと感じたら、一度当探偵事務所までご相談ください。
ご結婚に関する調査のご案内
調査の動機は、皆様の置かれた状況によって様々であろうと思います。
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