探偵事務所「帝国法務調査室」の相談員、赤崎加代子です。 結婚を考えるとき、多くのカップルは「二人の未来はバラ色」と信じたいものです。しかし、そのバラには「トゲ」があり、時として大ケガしてしまうこともあります。 ここでは、結婚前に身辺調査を避けたくなる理由や、隠し事のリスク、それにどう対処すべきかについて、「なぜ結婚前に身辺調査を避けたくなるのか?隠し事のリスクとその防止策」をテーマにお話してみます。 目次結婚前の身辺調査を避けたい理由:隠し事は本当に問題か? 交際に発展し盛り上がるカップルは、ジェットコースターに乗っているようなもの。 スピード感溢れる恋愛は刺激的ですが、そのままゴールインするとき、「ちょっと待って、その先に何かある?」と思うのも当然です。 出会いのきっかけは多種多様で、職場や婚活アプリ、趣味のサークルなど様々です。中には、たった3回のデートで結婚を決めた猛者もいます! しかし、スリル満点のジェットコースターが終わった後、隠していた事実が「まさかの落とし穴」に変わることもあります。 例えば、借金や過去の異性問題が後で発覚したら、パートナーは「こんなはずじゃなかった!」と頭を抱えるでしょう。 信頼という2人の大切な根幹を揺るがす事になってしまうかもしれません。 隠し事の危険性:隠しておくことがもたらすリスクと実例リスク回避 隠し事は、結婚生活という「ジェンガのブロック」のようなもの。初めは安定して見えるかもしれませんが、隠された真実が引き抜かれるたびに、バランスが崩れてしまいます。 後から問題が発覚してしまうと、内容によっては「騙された」と感じてしまう事もあり、この相手に伝えておくべき事を後から伝える時間差が、騙して接近したものと思わせてしまうリスクになり得ます。 では、具体的なリスクを見てみましょう。 信頼関係の崩壊 信頼は、結婚生活という「タワー」の土台です。隠し事があると、そのタワーが徐々にぐらつき、最終的には崩れてしまう可能性があります。信頼が壊れると、修復には時間と大きな努力が必要です。 家族や友人関係への影響 隠し事は、パートナーだけでなく、家族や友人という「円陣」の中にもヒビを入れます。特に、結婚前に知らされなかった事実が明るみに出ると、円陣がバラバラになるかもしれません。 法的・経済的な問題 隠していた借金や過去のトラブルが明るみに出ると、「ボーナスステージ」どころか、法的トラブルや経済的な問題が降りかかることになります。これが結婚生活という「ゲームオーバー」のリスクを高めるかもしれません。 身辺調査の重要性と実際の影響 身辺調査は、結婚生活の保険のようなもの。最初はその必要性に疑問を感じるかもしれませんが、この保険がなければ、突然の「驚愕の事実」に驚き、信頼関係の崩壊を回避することが難しいかもしれません。 例えば、ある事例では、20代前半の娘さんが結婚を考えた男性に対し、父親が「この結婚は本当に大丈夫なのか?」「彼には何か影があるような印象だが、娘は知っているのか?」と不安を抱きました。 娘にしてあげられる最後の事となるだろうとの思いから、当探偵事務所へご依頼なさったのですが、彼の素性はざっくり申し上げると、貧しく金銭的に恵まれた環境にはなかったが、母親の実家に預けられて生活する中で、祖父母に温かい愛情を持って養育され、根底には人としての優しさを備えている人物でした。 調査の結果、男性が過去に金銭問題を抱えていたことが判明しましたが、自身のためでは無くたった1人いる妹の為に借銭した事が分かり、事前に話し合うことで問題は解決され、二人は無事にハッピーエンドにたどり着きました。 このように、身辺調査は、結婚前に安心を得る為に、『抱えている問題が乗り越えられる問題か否か確認』し、真に信頼関係を築くための「関係の再構築術」と言えるでしょう。 その事実を知ったからと云って、必ずしも相手にその旨を伝える必要はありません。問題が後々浮上した際に、「騙された」なんて感情的にならないようにするために、乗り越えられる問題として落ち着いて対処すればいいと云うこと。事前に知っていた小さな問題として向き合う事が出来ればと思います。 場合によっては、受け入れられない様な大きな問題を抱えているケースもあります。 例えば別の女性の問題が浮上したり、交際中もそのまま婚活アプリで異性を探してデートをしていたり、実は無職だった、離婚歴があって子供がいた、金銭トラブルで被害者の会が出来ていた・・・などなど結婚が破談となったケースもありますが、知る事で自分の人生を今一度見つめ直し、新たな良きパートナー探しの一助となる事は間違いないでしょう。 隠し事を避けるための対策:オープンなコミュニケーションの重要性 隠し事を避けるためには、オープンで誠実なコミュニケーションが鍵となります。 結婚生活をスムーズにスタートするために必要な事として、以下のポイントを押さえておきましょう。 過去の出来事について話す たとえ過去に「取り戻せない過去」があったとしても、正直に話すことで、パートナーとの信頼関係を強固にできます。隠し事がない状態で向き合う事ができれば、お互いに安心感を持ち、不安の少ない夫婦関係を築くことができます 日常的なコミュニケーション 日々の対話を通じて、現在の状況や心配事についてもオープンに話すことが大切です。これにより、将来的にどの夫婦もが抱く性格面の不一致の面を知り、事前にお互いの理解を深めることができます。また、相手の異変(例えば浮気の兆候)には要注意です。浮気は「する人はするし、しない人はしない」などと言うのですが、簡単な言葉ながら、その実、気づきやすくなります 身辺調査の活用 身辺調査は、ギャンブル依存、浮気性といった「隠れキャラ」を事前に見つけるためのものです。調査結果をもとに、結婚前に問題を見定めて、本当に結婚を決断して良いのか、安心な決断を目指しましょう。 結論:結婚前の慎重な準備が幸せな結婚生活の鍵 結婚は、お若いと目前のパートナーを人生のすべてと錯覚してしまいがちで、故に判断間違いを起こしやすいと言えます。花嫁として暮らす今は、結婚と云う夢の絶頂にありながら、その実、結婚生活のスタート地点にすら立っていません。幸せを掴むためのその成功の鍵は、ありきたりながら「思いやり」と共にもう一つ、隠し事がない状態で結婚生活をスタートさせることにあります。 隠し事の定義も色々ありますが、お金の事、異性交友の事は要注意の点です。 身辺調査を行うことで、相手の過去や現在の状況を把握し、必要な対策を講じること。これにより、長期的に見て、穏やかで安定した結婚生活を迎えられるでしょう。 その一助に、私ども探偵事務所「帝国法務調査室」がお力になれればと心から願っております。 our youtube 24時間年中無休 ご相談・お見積り無料 お電話口での簡単なお見積りも可能です。まずはお気軽にお尋ねください。 お電話口での簡単なお見積りも対応しています。お気軽にお問い合わせください。 お電話でのお問い合わせ お電話はコチラ メールでのお問い合わせ メールはコチラ LINEでのお問い合わせ ラインはコチラ 探偵コラム 結婚