夫の浮気の問題って、妻にバレたら「ハイ、終わり!」って潔く終わりを付けて帰って来てくれる旦那さんだと、その場では怒りをブチまけても、妻としては「もう、終わった事は仕方ない」って心の決着も付けやすいものです。 しかし、現実問題、終わったと見せかけて未だに裏でコソコソ、浮気相手と連絡を取っている夫に悩まされている奥様方は少なくありません。 浮気発覚後、未だに連絡を取っている夫、「どうしたらいいのかわからなくなりました。」と再びご相談の30代の妻Aさん。 2年前に夫の浮気調査をご依頼された結果はクロ、相手は同じ職場の30代後半の既婚の女性でした。 目次1.夫の浮気相手は既婚の女~再燃 夫の浮気発覚後、「もう二度としない!」と約束する言葉を信じて、問題にフタをして終わらせたのです。 当時、Aさんのショックは大きく体調を崩して病院通いまでする事になったものの「ごめん。もう連絡は取らない、合わない」とその場で連絡先を消して謝罪し、「子供や家族のことを第一に考えるから」と約束する夫を信じたのです。 しかし、少しずつ気持ちが癒え行き、浮気の問題も過去の事となり前に進む中、ふと感じた夫への違和感。 夫のスマホは、当時話し合いの末、いくら見ても構わないし、GPSで位置情報も共有する約束でしたから、「不安に思いながらもチェックして見ました」と話すAさん。 夫は、「いつでも見てどうぞ」と約束していた通り、スマホはリビングのテーブル上に置きっぱなしでしたから、風呂に入っている間にしげしげチェック。 夫の誤算は、Aさんには私たちプロが付いている点。 私たち探偵が、後の見破りの為に依頼人の皆さんにこっそりお教えしている見破りの仕掛けと方法なのですが、浮気癖が治らない浮気夫や不倫妻は見事に引っ掛かってくれます。 2.スマホへ別アカでログインし履歴隠し 夫のスマホをチェックすると、利用しているスマホのログイン履歴に、別のアカウントのユーザーとして利用している形跡がある事に気付きました。 よくある浮気隠しをスマホに施していた浮気夫の典型的パターン。 ネットで調べたであろう程度の隠し方程度で、隠し通せると信じ込んでいた夫は、元浮気相手の電話番号をスマホに、確り別の名前で浅はかにも登録していました。 バレないと思って堂々と。 繰り返しますが、ただスマホを開いただけでは表面上出ては来ません。 やり方があるんです。 そして女とのやり取りは、「ライン(LINE)」では無くアメリカ製のメッセージアプリ「シグナル(signal)」。 復元不能とされる同アプリは、最も安全なメッセンジャーアプリとして、アメリカ上院議員間の連絡ツールとして公式に認可される程のもの。 時折、凝った浮気夫は、「シグナル(signal)」やロシアの「テレグラム(Telegram)」、イスラエルの「ICQ」まで使って暗号通信の解読ができないよう拘りを見せる浮気夫もいますが、Aさんの夫もその類。 依然、コソコソと、水面下で、関係が続いていたのです。 3.浮気相手の旦那さんに会う準備 すぐに私へと連絡があり、「同じ思いをするのはゴメンです」と再調査を開始したのですが、浮気相手の女は既に会社は辞めて別の会社へ派遣社員として就職していました。 そして以前の住所からは家族で引っ越し、一軒家を新築していました。 要するに、自身の旦那とはうまくやって子供と家族で幸せに暮らす一方、裏ではうちの旦那と不倫する二面性を備えた女性でした。 今回は、目を瞑る事は出来ない。 女の家族も巻き込んで、全て決着を付けるため、準備する事にしました。 ひとまず夫と女がラブホテルで密会する証拠を得て、前回の調査と今回の調査で、2年以上続く不倫関係の継続性を証明。 浮気相手の旦那さんは、言わば被害者であるけれど、話しをしない訳には行きません。 4.夫と離婚するかしないかは女と別れさせてから決める ここまで苦しめられたんです。 相手の旦那さんから、浮気夫が慰謝料の請求を受けるだとか、社会的制裁を受けるだとか、そんな事は言ってられません。 「相手の旦那さんもですが、私も被害者だし、子供達も被害者である事を思えば、相手の旦那さんにバレる事によって、夫がどんな態度で私に言って来るかなんて心配する必要なんてありませんよね。」とお話しされる妻Aさん。 仰る通りです。主導権は妻にある。 気にしていては真の解決は得られないでしょう。 夫と相手の女の2年続いた関係を断つには、中途半端な対処、中途半端な覚悟では終わらせる事も、家族を再建する事も叶いません。 「例え離婚する事になっても仕方ない」と云う覚悟で当たって行くからこそ、相手に本気である事が伝わりますし、互いに本音で話し合えるもの。 離婚したくないと云う雰囲気を相手に悟られてしまえば、またまた逆手に取られて都合良く終わらせられてしまう事だってあるんです。 自分自身の気持ちを見透かされない様に気を配りつつ、浮気夫には対処して行く必要があります。 夫が女と別れたからと云って必ずしも復縁しなければならない訳ではありませんし、女と真に別れる様子が無ければサヨナラするしかありません。 一旦は、不倫関係をリセットし、夫の考えを聞いた上で自身の考えをまとめ、判断するため余裕をもって慎重に考える。 そして離婚するかしないかの主導権は「妻にある」中で、後悔の無いよう決断して欲しいと思っています。 5.浮気相手の旦那さんが妻へ怒って来る事は無い 浮気相手の旦那さんに会いに行く際、不安なのは「どうなってしまうのか」と云う予測不能な態度でしょう。 怒られたり、大声を出し始めたり、知っている事を全て説明するよう詰め寄られたり、怖い思いをするのではないかと云う点です。 しかしその実、「怒り出した」「大声を出した」なんて浮気相手の旦那さんは、略いません。 いえ、これまでゼロと言っていいでしょう。 Aさん『はじめは不安だったんで、友達について来てもらいました。』 『驚いた顔をされました。「なぜ浮気を知ったのか?」「本当に相手は妻なのか?」「なぜ私(女の旦那さん)の職場が分かったのか?」と質問責めでした。』 『話をする内に私たちの立場も理解してくれて、奥さんの事やご家庭の事、今後の考えなんかも話してくれるようになりました。』 『私、話の途中で疲れ果てて、最近食べて無いし、寝れ無かったりしていたのでクラクラしていたら、逆に、大丈夫ですか?ねぎらってくれる程でした。』 6.浮気の証拠を使わせて欲しい「半額払います」 浮気相手の旦那さんも、Aさんの夫へは責任を追及したいと考える訳ですが、とにかく降って沸いた話で証拠がありません。 いつ密会して性的関係を持ったかと云う不貞行為に基づく慰謝料請求の請求原因が無ければ、弁護士さんを通じて裁判所へ訴え出る事が出来ません。 事実を知ったからと云って、手元に証拠は無く、問題が公となった今、いくら浮気調査をしても過去に遡って調べる事はできないため、言って来られるのがサレ妻への証拠提出の求めです。 「私にも証拠を使わせて貰えませんか?かかった費用の半分は払います。」 そのように言ってこられるケースは多くあります。 殆どの場合、証拠は費用を半分受け取って証拠の利用が出来る様にしてあげるのですが、多くの弁護士さんの指示はAさん担当の弁護士さん同様、Aさん側の浮気相手の女への請求が終わってから証拠を渡すと云う流れ。 弁護士さんによって対応も違いますが、探偵費用も半額になるし、慰謝料も受け取れ、金額面での負担は少しでも軽くなる事を思えば悪くは無いでしょう。 7.密会困難となって離別 浮気相手の女の旦那さんにバレた事によって、殆どのケース、不倫関係は終わり、別れて行きます。 そもそも密会する場面を持つ事が出来ませんし、そこまでして会う必要が無い。そこまでして会うべきあいてでは無かった。その程度の相手だった。そんな処でしょうか。 それに互いのサレ妻、サレ夫同氏が連絡出来る状態であれば、スキが無い訳です。 結果、また裏でコソコソ会うんじゃ無いのかと云う不安がありません。 ご自身が主体となって問題解決に動いて行く事が、どうしても不安だと云う方にとってはストレスかも知れませんが、重要な人生の分岐点において、後悔の無い選択をするためにも、行動を起こす事は重要です。 お一人で悩み、行動する事は非常に辛いものですが、私ども探偵事務所が共に考え、問題解決に取り組む一助となりお役に立てればと願うばかりです。 our youtube 24時間年中無休 ご相談・お見積り無料 福岡を拠点に九州全域で調査を承っております。どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください。 お電話でのお問い合わせ お電話はコチラ メールでのお問い合わせ メールはコチラ LINEでのお問い合わせ ラインはコチラ 探偵コラム 浮気・不倫・離婚 夫の浮気