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あやしい車は探偵か?素人か?追跡車輌の見極め

あやしい車は探偵か?素人か?追跡車輌の見極め 福岡の探偵 帝国法務調査室

「誰かが私を追跡しているんじゃないか」と感じる瞬間があった。

探偵に限らず、それはお抱えの問題に関わる誰かが尾行してる可能性はゼロでは無いでしょう。

プロが関係しているとすればハッキリ言っておきます。
ご自身で見破る事は不可能です。

探偵事務所は見えずにやりますから。
しかし、幾らプロとて訪問先を調査するには、追跡の過程に於いて、対象者へ近付いて目視で訪問先への入退室を確認しなければなりません。

同瞬間、姿を晒すため、追跡される者にとっては、尾行車輌、そして尾行者を

見破るチャンスでもあります。

となれば必要になって来るのが、目的地を目前に急に近付いて来る車輌を確認する事。
そして、それが尾行者であるのかを見破る目。

全ての通行車輛があやしい車に見えてしまっていてはチャンスを失う事になりますから、ある程度の判断基準が必要となって来るでしょう。

そこで探偵事務所が調査車輌をどう選び、使用しているのか、具体的車種などを以って、真贋を見極める一助になるよう探偵事務所が選びがちな車輌等をお話ししてみたいと思います。

目次

1.存在感を消すための擬装

 探偵事務所が調査で使う車輌の選択時において、何を優先すべきかと言えば隠密に調査を進める為にも目立たない事が1番に来るでしょう。
2番、3番と機動力だったり機能性だったり続いての希望はありますが、外形をクリアしてからの事。
となれば存在感を消すためにも、地味さを最大限活かしつつ「擬装」する事が重要でしょう

万能な車はありません。
状況に応じて目立たない様に工夫する事が重要です。

その場に溶け込む容姿が大事な訳で、張り込み車輌が警戒されてしまっては、立ち退きを促され、その場に停まっている事すら出来なくなります。
擬装はカモフラージュ的側面がありますが、迷彩仕様にするって訳ありません。

場面によって使い分けると云う意味ですから、張り込み等を前提とすれば、
住宅街なら無難なセダン系やコンパクトカー類の普通車、箱バン系などのよく見る軽車輌。
もしくは、ハイエースや軽バン系の工事系車輌でしょうか。
では立派なホテルなら?乗り付けて置いたままに我儘駐車を希望出来るレクサス系の大型車輌。
この辺りが選択肢になって来るでしょう。

しかし予算には限りがあります。
プロの探偵事務所ならば複数台の用意も可能なものの、対象者を前に初手で探偵が日常的に使用する有用性の高い車は何か。
探偵が選ぶ車輌は何か。

その一択に絞って行きます。

擬装となれば、数に埋もれると目立ちませんよね。
お米の中から特定の1粒なんて探せません。
だとすると、販売台数の多い車輌に当然目が向くでしょう。

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2.累計販売台数をチェックすると

2020年〜本年度2023年にかけて販売台数を著しく伸ばしてるのはトヨタのGRヤリス、トヨタ ライズと云ったコンパクトカーやRV車。
次いでトヨタ カローラ。
ようやく他社が登場のホンダ フィットあたりです。

過去の累計生産台数では、ダントツでカローラです。

販売台数だけを見ると良さそうですが、探偵さんはセダンを選ばない傾向があります。

3.探偵さんがセダンを選ばない理由

確かにカローラやマークXなどのセダン系は走ってます。

しかし、セダンはあまり選択肢には入れたくありません。
なぜか?
対象者が警戒する為です。

国道、県道、高速道路など直線距離の長い道路ではついつい飛ばしがちですよね。
例に漏れず対象者も飛ばす方が多いものです。

するとどうでしょう。
セダンを見ると、覆面パトカーじゃないかと警戒し出す訳です。

車輌の距離があれば、カローラも、マークXも、クラウンも、白やシルバーならば、とりあえず何でも警戒しておこう。
法定速度を越えて飛ばす中、100m後方のセダンが覆面パトカーかどうかなんて見えませんからとにかく注意して来ます。

誰かに尾行されていると云う思考では無く、単に警察車両ではないかとの警戒から、後ろに付くと云う事は出来なくなるため、尾行には向かない。

よって探偵さんはセダンを選びません。

走行中、不必要に対象者の警戒を煽ってしまう車輌、それがセダン系になります。

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4.カラーの選択

カラーは、白か黒、シルバーあたりが無難です。
年配の落ち着いたカラーとしてシルバー押しの方もいますが、販売台数的には白が多く、人気です。

黒は黒で闇に溶け込みます。
明るい側から見る黒系車輌は紛れて見えないので、その点ありではあります。

5.機動性能面

追跡の場面、これはある程度の加速も必要になります。

対象者の運転を予測し、先手でを行かなければならないのであれば、機動性はアドバンテージになる。
となれば軽自動車は避けある程度の排気量が必要。
最高速度までの吹け上がりなんて期待しませんが、初速から40kmあたりまではサッと上がって欲しいと期待します。

探偵さんにとっては、尾行時の対象者の初動に合わせた追跡は、徒歩尾行などが絡む場合、目視での確認も必要な為、距離を縮めます。
加速が遅いと信号停車を止む無くされる場合などあり、1つ引っ掛かるだけで、対象者の到着は5分10分とどんどん遅れて行きます。

そうなると到着時には既にそこへはいない。
車輌の乗り換えや公共交通機関の利用への切り替えだと、尾行は不能に終わるでしょう。
また、車体が大きいと現場によっては移動困難、駐車困難となる可能性があります。

ハイエースなどの大型車輌は、建設関係の車輌にも使われ、荷物の面や、後席での張り込みは快適ですが、やはりハイブリット車では無く、加速面と燃費にも劣る事を考えると、別の選択肢がある点を否めません。

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6.探偵の車選び、人気の車種は?

ここまで書いたんだったらだったら、探偵は、殆どプリウスを使用してるんじゃないかって思いますよね。

通りを見て下さい。
会社関係の営業マン、社用車採用としてはトヨタ プリウスとアクアが非常に多いものです。
どっちを見てもプリウスが目に飛び込んできますから、カモフラージュとしては紛れやすい。

低燃費、『ガソリン代で車買えるやん』が社長さん達の口癖みたいな時期もありました。
静音性も高く、エンジンは始動したままで快適性も保たれる。
セダン系は覆面パトカー似のためパスと云う点もクリア。

ワゴン系やRV車も売れてはいますが、平日だと家屋に駐車されていて、家庭では出番が無い。
奥様方の買い物カーで、社用には向かないでしょう。

外出する働く皆さんの愛用車が、販売台数を抜き一番目にするって訳です。
目立ちません。
加速は早いとまでは行きませんが、踏めば走る。

となると・・・

7.実際の探偵の現場では

上述の通り、かなりプリウスを推しました。

しかし、実際には他社の探偵さんが集まると、プリウスは半数程度。

ヤッパリ変化球でやって来ます。

追跡時は真後ろに付きませんから何でも良いと云う考え方。

しかし、高確率の共通点が1つ。
どの車輌もハイエース以外はどれもハイブリッド車。

機材の充電は車内のポータブルバッテリーで対応出来るものの、夏のエアコンだけはハイブリッド車が快適。
そしてエアコン軌道のためのエンジンへの負担も考えると快適性からハイブリッド一択となってしまいがちです。

追跡車輌の判断として、ハイブリッド車が要注意であると云う点、非常に市中に増えていますが、危機下での判断の折、同判断基準を思い出して頂ければと思います。

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