探偵考察|自分で浮気調査、方法や失敗談、GPS等|浮気調査コラム

自分で浮気調査って意図して始めるものではないのかも知れません。
必要に駆られて浮気夫や妻の行動を見ているとだんだん怪しさが増し詳しく知る必要が出て来た。
振り返って見ると、意図せず浮気調査らしき事を行っていた、そんなものかも知れません。
夫や妻が浮気してるんじゃないかって予感はふとした瞬間、突然やってきます。
普段は見もしないのにラインを見てしまったと云うのが断トツで一番の気付いた理由。
そして、夜の外出が増えたり、
職場の残業や出張が増え、休日が減る、
ちょっと買い物と出て行って長い時間帰らないって事もあるでしょう。
とにかく、気配で察知してしまった。
そんな時って、既に不倫相手との関係はかなり進んでいる状態です。
なぜって?
既に気が緩んでる状態ですから、もう慣れっこになってしまってるんですよね、今の不倫してる状態に注意散漫。きっとバレない、大丈夫なはずって域です。
サレ夫、サレ妻にすれば間違い無く『あやしい』。
でもです。
確証が無い。
だから身辺を探り始めます。
でも確証ってのは無理があります。
スマホにはロックがかかってるし、問い詰めた処で認める確率は低いどころか略無し。
だからどうにか身の回りの状況を以って確認出来るレベルって、『多分、浮気してる』と推認する程度なんですよね。
となれば尾行して、現場に行ってカメラで撮影して、報告書にまとめる。
それを押してでも浮気の証拠を得ようって事になると自分でするしかない。
しようとするとどうなるか。
その辺り、自分でやってみたって方々、元・依頼者の皆さんなどお聞きし、過去事例と共に要所をおまとめしてみます。
1.販売品やレンタル品のGPSを入手
基本的に無理があるのは、顔が割れているって点です。
浮気夫も不倫妻も、自分の旦那や嫁の顔を見間違うって人はいない訳で、最初のハードルは面割れです。
そうなると問題を回避するために行き着くのは、見えない状況で追跡できるって事でGPSの入手。
昔はiphone等だと、appleIDさえあれば「iphoneを探す」ってアプリでスマホの位置情報を取得出来たりしていましたが、今は相手に通知されるのでアウト。
利用出来ません。
なので利用出来るとすればスマホ以外の位置情報、販売品やレンタル品のGPSって一択に限られます。

手配は簡単、ネットで手配すれば3日程で手元に届くでしょうか。
昔はレンタルばかりでしたが、今は売り切りの端末が増えました。
他には、いまどこスマホって子供用の携帯電話など家にあった端末でって方もいます。
とにかく、そうした端末を車内に置いてみり、説明書にある方法で車外に磁石で設置してみたりって事になりますが、詳しい方法は「探偵が教えるGPSの車輌取り付け設置位置と取り外し回収」に書いていますのでお読み頂くとして、これで浮気疑惑の夫・妻の車輌の位置情報は取れるようになった訳です。
2.車の移動履歴を見て行動把握
GPSが付くと、放って置いても位置情報が記録されて行きます。
メーカーによっては誤差が大きい物や、位置情報の正確性がイマイチな物、記録が急にリセットされて見れなくなる物などあって、「使い物にならないメーカー」も実在します。
教えて差し上げたい処ですが、公の場ですからここは我慢、知りたい方はメールかラインでお尋ねください。
お教えします。腹が立つので。
ここでは基本、正常に作動したとしましょう。
記録は取れますから、後日に分析。
すると判明する怪しい場所とあやしいタイミング。
例えば、会社と言って出勤したのに会社とは違う別の場所に行ってる。
その謎の駐車位置が何なのか。
少なからず疑問な場所だったり、タイミングだったりが明らかになります。
3.要所では目視での確認が必要
位置情報で分かった場所は何なのか?
ラブホテルだったりすれば、浮気相手と行ってるのではないかとも言えますが、実は断定出来ません。
最近では、ラブホテルで張り込んでると単身で入って行く男性の姿を良く見るのですが、彼らは「デリヘル」利用。
要するに風俗の女性を呼んでたりします。
また別例だと、まったく地縁の無い場所、関係の無いエリアのコインパーキングに、
繰り返し停まっていたりする。
要するに不倫相手の家の近くのコインパーキングだったりする。
しかし、それもこれも可能性の話でしかありません。
結果的にどう云う事かと言えば、目視で確認しなければ最終的な確証は得られないって事です。

4.自分で張り込んでみる
そうなると自分で追跡しなければ「自分で浮気調査」って段階には進み得ない訳ですが、とにかく自分で尾行してみようと思い立った夫・妻。
用意するのはレンタカー。
そして一緒に取り組んでくれる友人。
基本的には妻が友人と一緒にって方が多いです。
男性は単独でって方が多い。
ここまで来ると、自分では限界があると云う事で、探偵探しを始める方も多いものです。
しかし、妻とその友人のコンビが主として多いのですが、ご自身らで更に深めて行きます。
と云う事で、浮気夫を自分で追跡する妻について過去事例をピックアップします。
夫の車がラブホテルに入ったタイミング。
この絶好のチャンスを逃すまいと妻と友人は急行します。
到着したラブホテル。
どこに車を止めるべきか考えた末、とりあえずは真正面にって方も多いものです。
しかし、暫くすると不安になって少し離れた位置に移動してみたり、斜め前に駐車してみたりとウロウロ。
駐車している夫の車を撮影するためレンタカーを下りて車の前へ行きスマホでシャッターを切ります。
ラブホテルの駐車でそんなあやしい行動、ウロウロ歩行していると何が起きるのか。
やって来ますラブホテルの店員さん。
なにしてるんですか?
とやって来る。
女性二人でシドロモドロやってると「出て行って下さい」との退店の指示。
それでもじっとしてると必ず来ます。
第二波。
止む無く退店になるでしょう。
こんな方もいました。
「人待ちです」と言って、なんとか信用されて難を逃れた2人。
待っていると浮気夫と不倫相手の女がホテルから現れた。
そこで後部座席に乗っていた妻は、用意していたハンディカムを向け撮影したのです。
友人もスマホを向け撮影。
パシャリと響くシャッター音。
徒歩でギリギリ歩ける程度の光はあります。
でも甘かった。
妻が撮影していた映像は、シャッタースピードが合わずブレブレ。
顔も判別出来ない。

友人のスマホ撮影も、単に警戒させただけに終わる無常な真っ黒画面。
いえ、これが当たり前です。
普通です。
実際にカメラを持って暗い処で撮影して見れば分かりますが、撮れません。
ライトがあればぎっゃこうになって人は真っ黒。
かと言って影側になる暗がり側の人の顔にシャッタースピードを合わせると写真はブレブレでピンとも合わない。
カメラの扱いって簡単ではありません。
仮にカメラの使用に長けていたとしても、暗視に耐え得る機材や、相手から見えない距離を保つと、ズームすれば手振れやiso感度が下がり、ワイドにすれば豆粒みたいな画像でしかなかったりと、難点も出て来る。
場面に合わせた機材の用意。
これって、プロの探偵は、業務だから揃えます。
1人200万円近い機材を持ち歩いて撮影するのですが、これを個人で用意する事を考えると、専門用語で書かれた報告書が、5分の1の費用で出て来るんですから、費用対効果から考えてプロに頼むってのが楽なんです。
5.自分で浮気調査の探偵依頼の影響
探偵依頼をしようと思った場合に「自分で浮気調査」した場合のメリット・デメリットは確実に出て来ます。
基本的にはデメリットが多いもの。
ご自身でなさると「バレてます」。
現場で見られてしまうって場合も勿論ありますが、勘付きますよね。
夜遅くまで起きてて、どうも車内をゴソゴソされた形跡がある。
置いてたスマホの位置が少しずれてる。
そして何より、
どんどん痩せ行く妻、そして夫。
7キロ8キロなんて痩せて来るともう別人です。
「ダイエット成功したのかな?」なんて謎のポジティブ思考で終わらせる頭の悪い浮気夫・妻ならまだしも、゛分で分かってるんです。「俺の(私の)せいだな」って事。
「あやしまれてるな」って気付かないはずが無いんです。
『悲しませてるよな』と分かっている。
にも関わらず止めないのが浮気・不倫なのです。
そんな中でも探偵さんは、サラッと浮気の証拠は撮影しますのでご安心下さい。
プロですから。
そしてデメリットはもう一つ。
助けてくれる友人への気遣いです。
「こめんね」から始まって「ありがとう」「すみません」「こうしてもらっていい」と常に平身低頭。
申し訳ないって思いつつ、色々注文も出来ず、結果、巧く撮影もできず、残るもの、得られるものってなにか?
「後からどっとのしかかる疲れ」しかないでしょう。
勿論、友人が側にいてくれて、話を聞いてくれるから頑張れた、ストレスが軽減されたって、友情と云うか信頼と云うか、そんな一面はメリットは非情に大きいでしょう。
ではその他のメリットは何か?
行動の規則性と調査実行のタイミングの確認が出来ていると云う点です。
いつ浮気調査をやればいいのかハッキリしている訳ですから、無駄無く調査プランを立てられる訳で、料金が安く出来る。
この点は大きなメリットだと考えられます。
6.浮気調査の後に
浮気している証拠を得るメリットって、話し合いの際に認めさせたいって点だけなのか。
いえ、一番重要なのはそこでは無いと考えています。
探偵依頼の末に手にしたものは話し合いの末に拗れた場合の保険的側面だと言えるでしょう。
話し合いが上手く行かず、シラを切ってどうにか上手い事やって、慰謝料0円で逃げようとする浮気夫や妻の逃げ得は許さないって面。
そして、有責配偶者としての立場を確認しての離婚や拒否や、万一離婚へ至ってしまった場合に出来るだけ有利な条件で離婚するためって点にあります。
『絶対に離婚』って考えだったとするならば、不倫相手の身元が事前に分かってさえいれば、上述の事例ならばラブホテルで2人が出て来たタイミングで「何してるんだ!」と出て行く事も1つでしょう。

その場では決して話し合いになりません。
「帰ってから話すから」とだけ言い残し、バタバタ走り去る女(男)を連れた浮気夫(妻)が多い、いえすべてと言っていいでしょうか、そうなるといざ話し合いの折には、たくさんの言い訳と、たくさんの言い返す材料を持って、話し合いの場にやって来ます。
マイナス面が大きすぎて、ラブホテルで飛び出して行くって方法はお勧めできませんが、そんな方法も無くはありません。
公共の場で大声で罵倒されれば誰だって嫌なものです。
「だから嫌なんだ」「ああ云う性格だから・・・」などマイナスな印象しか残りません。
離婚へ向けて進みだすキッカケ、嫌な女、情けない男、そんな印象のまま話し合いの場に着いても好転は考え難いでしょう。
話し合いは、言い合わず、スマートに、が復縁の基本だと考えています。
では一度帰宅し、浮気の事を家庭内で話し合う事のがいいのか。
家庭で落ち着いたところに「浮気してるよね?」のスタートの合図。
その場ではきっと「えっ、なんで?」と質問に質問で返して来る。
それがパターンです。
しかし、探偵の証拠を突き付けなくても、具体的な内容を話せば事足ります。
何月何日ホテルに行った。
相手はどこの誰。
の言葉で充分です。
「してないし」「なんでそんな事言うんだ?」「誰が言ってる?連れて来い。」
そんな言葉が並ぶ場合だってあるでしょう。
しかし、
「もうたくさん。」
「将来の事。どうして行くのかきちんと話し合いたい。だからこうして話し合いの場を持った。」
「浮気した事を怒るとか、許すとか、そんな事は二の次。今のつらい現状を終わらせたい。」
この言葉によって、きっと前進する事でしょう。
自分で浮気調査、否定はしませんが、自分でやるってホント自虐的な面が多々ありますから、『おすすめは出来ません』。