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行方不明の息子、探偵事務所の調査方法と探す方向性や捉え方

福岡の探偵 帝国法務調査室 行方不明の息子、探偵事務所の調査方法と探す方向性や捉え方
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行方不明の息子、探偵事務所の調査方法と探す方向性や捉え方

一人暮らしの息子が、急にメールを送って来た。

内容を読むと書かれているのは『もう疲れた。』『今までありがとう』と云った弱気で、そして普段は言わない感謝の気持ちが述べられている。

携帯へ電話しても、出ない、コールしない、電源が切れていると云った状態。

不安に思いつつ信じて待つと、会社から連絡があり、無断欠勤が発覚した。

探偵ならどう動いて行くのでしょうか。

警察への連絡、届出

行方不明者届、旧・捜索願を出すべく警察への連絡の折、行方不明となった理由によっては積極的な捜索は行われません。

警察は、行方不明者について、事件性の有無や事故や自殺の可能性、自分の意思で失踪したのかどうか等について検討し、一般家出人と特異行方不明者に選別します。

基本的に、自らの意志で出て行ってしまった者として、一般家出人として扱われる場合が多く、そのような場合は積極的な捜索は行われにいと云う事になります。

警察は様々な特殊情報を得て捜索する訳ですが、必ずとは言えないまでも、携帯電話などの通信会社と連携し、GPSの位置情報や携帯電話の基地局を特定する等して、行方不明者本人の情報を得る事も可能となるため、一時的にでも行方不明者の位置を知る事に繋がります。

依頼人が探偵事務所へ人探しを依頼する場合、同警察情報は行方探しのスタート地点として非常に有効である事は間違い無く、「特異行方不明者」として取り扱いとなるよう如何にやり取りして行くかも大事でしょう。

生命身体の危険性と云うのが要点と言える訳ですが、虚実があってはならないものの、楽観的な考えによって一般家出人扱いとならないよう、行方不明者届がなされていない場合、当探偵事務所へご相談の皆様には重々認識頂いた上で、所轄の警察署へ訪問するようアドバイスと共にお進めしています。

行方不明者宅の室内確認

実子が行方不明となる多くが、実家暮らしであれ、独り暮らしであれ、会社の寮暮らしであり、家族は室内への入室を許可されているものです。

失踪時、部屋に残されたものから感じ撮れるものは多く、洋服や所持品、関係者との連絡先など、あらゆる情報を1つずつ精査して行きます。

それにより、依頼人が知る実子の所持品と部屋に置かれている物品、洋服などから、現在、どのような服装や所持品で外出しているのか判断して行きます。

また、喫煙の有無や、使用している腕時計、靴と云った外形上から認められる物を確認する事によって、本人であるか否かを迷った際に、本人特定の一助となる事も多いものです。

これは近時、コロナウィルス予防のために着用されたマスクの関係で顔の半分が見え難く、判断が難しい状況、出来るだけ多くの情報を以って本人の特定に努めたいが為、本人の写真以外にも、室内から判断される所持品のチェックは依頼人の記憶と照らし、徹底してリストアップして行きます。

情報からの行方確認

まず確認すべきは今どこに在しているかと云う点です。

情報として得るには、スマートフォンの位置情報や、カードの利用先、銀行口座から出金したATMの特定などが有効でしょう。

旧来はスマートフォンやGPSなど存在していなかった時代、調査するにはホテル、簡易宿泊所、建設業やパチンコ店等独身寮がある勤務先への取材が多かったものです。

しかし近年では、ネットカフェ、カプセルホテル、ビジネスホテルに加え、カラオケボックスや温泉施設と云った定位する箇所が増えました。

中には身分証明書もいらずに利用、宿泊カードにしても偽名で書き込みも可能で、指名を基にした取材によって本人確認を行っても、必ずしも本人不在と断定するには早く、1つずつ細かなチェックが必要です。

特に、スマートフォンや携帯電話は電源を切っている事が多いため、リアルタイムの位置情報は困難とされる事も多いものですが、銀行口座から出金したATMの特定は少なからず出金時にはその場にいた訳ですから、そこから遠くには言っていない可能性もあり、本人発見の期待は高まります。

特に、同じATMからしっゅきんしていれば、本人の来訪に備え張り込みを実施する事も重要です。

その他の訪問先を探すヒント

実際に野外生活をしてみると、路上で寝泊まりする事がどれだけ大変で体力を奪われるか分かります。

夏の炎天下、冬の極寒の中、人の目を避け限られたお金の中で食料品を購入しつつ路上に居続ける事は困難です。

一般的には避暑や避寒を撮りたいと考えるものですが、失踪中の本人とて同じ事。

行方不明となり、一度示した位置、例えばATMの出勤情報がある場合、エリアは特定されたとしましょう。

車輌で失踪していれば移動の可能性もありますが、ガソリン代等を考えると公園やコンビニのパーキングで夜を過ごし、昼は公共施設で過ごしたり、屋根付き駐車場のある大型商業施設、例えばスーパーの駐車場で過ごしているケースは非情に多く感じられます。

徒歩の場合でも同じ事、基本的には住宅街で寝泊まりは難しく、可能となるのは前述のネットカフェ、カプセルホテル、カラオケボックスや温泉施設がメインとなって来ますが、いよいよ金銭的に厳しいとなれば駅や公園、ガード下などで過ごすケースも出て来ます。

こうした不労生活者が一時的にでも過ごしやすい場所等の情報は、探偵事務所であれば自らの地域の事情を把握しているものですが、一般個人が探索する場合は繁華街から付かず離れずの神社や公園、マンションの非常階段など、居ても見られない、注意を受け辛い場所に目を凝らし回ると考えれば参考になるでしょう。

都市中心部の商業施設付近の駅や公園については、基本的に警備員の目や通行人の目などが気になり、気が落ち着かず少し離れた場所に移動がちです。

絶対とは言い切れませんが、長期化する場合は上記を参考に出来るだけ探索地域を絞る事が探索者のモチベーションの維持にも繋がりますので留意するといいでしょう。

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