過去の浮気を許せない夫・妻、心の葛藤と許せない言葉|探偵考察

誰だって忘れたい過去の1つや2つはあります。
こと浮気の問題に関して、忘れたいのに忘れられないのは、『浮気された側』の悔しさ、腹立たしさになりましょう。
浮気した側は、わずかな期間でまるで過去のこと。
思い出してイライラして、過去の事をぶつければ、半年もしない内に、『はぁ、まだ言ってんの?』と。
そんな調子で言い返して来たりします。
そう。
浮気された側の気持ちなんてまるで分かってない。
どうにか乗り越えよう。
過去の事だと割り切ってなんとか一人で向き合って来た。
少しでも、家族には笑顔を見せようと頑張って来た。
それもこれも、浮気夫、不倫妻の反省の態度と『これから頑張るから信じて』の言葉があったから。
なのに喉元過ぎれば『まだ言ってんの?』のセリフ。
正直申し上げて、そこの浮気下の旦那!、不倫した嫁!『あんた達ゃ、なんも分かってない!』
乗り越えるって、そんな簡単な事じゃない。
見た目じゃ分からないけど、心の傷は深い。

立ち上がれない、歩けないほど打ちのめされて、死ぬんじゃないかってくらい深い傷を負った。
それもこれも、事故にあった訳じゃなく、家族である『あなたの愚行』『あなたの言葉』。
それによって信じられないほどの打撃を受けた。
そもそも信じるべき相手だった。
問題解決へは一緒に取り組んで、支え合うべき相手だった。
それがです。
それがですよ。
敵となって、壁となって、更なる敵と共に襲い掛かって来た訳です。
なのにです。
『あなたは、まだそんな事言ってんの?』
だとか
『こうやって戻って来たからいいじゃん』
だとか
言えるのかって話です。
言えないはず。
言うべきじゃないはず。
いや、少なくとも『それはあんたが言うべき内容じゃない。』のです。
そこは黙って『ごめんなさい』って頭下げなさいよ(怒)
そんな話です。
いつの間にか、自分の都合で終わった事になるのならば、警察も検察も、裁判所も弁護士も要らないでしょ。
なのに浮気夫、不倫妻を許し、もう一度やり直す選択をした自分。
不倫相手へはアクションを起こさずやり過ごした。
もう一度やり直せたらって思いつつ、不安と葛藤しながらのスタート。
言いたい事は凄く分かります。
浮気調査のあと、今もたくさんの浮気された奥さんや旦那さんたちと、苦痛を共有して、愚痴を言い合いながら、なんとか堪え忍んで進めています。
いつまでも続くんじゃないかって思われる終わりの見えない迷路。
それでも進み行く先には、必ずゴールがあります。
考える事もしない。
フラッシュバックなんて無い、信頼を取り戻した関係を必ず迎えます。
もう無理と思うこともあるでしょう。
しかし、乗り越えた先にある信頼を得た関係。
その日の相手の行動を知らずとも不安にならずに過ごせる関係。
必ずやって来ます。
何も先が見えなければ耐え難いものですが、先が示されればきっと乗り越えられます。
共に問題へ取り組み、問題を解決して参りましょう。