夫が浮気や不倫の事実を自ら白状、自白して来たら|探偵考察

夫が浮気を自ら自白して来る時って、『どうやっても離婚したい時』です。
普通ならば、浮気自体を隠しつつ、上手に離婚まで行き着きたいけれど、今のままでは上手く進まない。
女には迫られるし、妻は点で理解してくれない。
だから仕方なく自白した、白状した、認めてしまった。
理由は色々あります。
女に『離婚する気がないのなら別れたい』と迫られた。
女が妊娠しちゃった。
そんなケースも少なからずある。
しかし、浮気って、隠れてするものです。
怪しまれても、問い詰められても、バレてるって分かってても、やってないと言い張って、ウソついて、どうやってでも煙に巻いてやり過ごしたいのが普通です。
バレるなんて思って浮気してる旦那や嫁なんていませんが、絶対なんてものはあるはずも無く、バレるはずが無いって単なる思い込みの謎の自信もだけが不安を打ち消す根拠です。
そんな程度の頭でしかありません。
浮気は普通ならばそこまでして認めたく無いのが普通であるにも関わらず認めて来るのは、上記のやむ得ない事情か、もしくはその場で言葉巧みに問い詰められ、誘導され、圧をかけられて、妻からの尋問に耐えられなかったから。
そう、例えば妻に浮気について言及され、追い込まれた夫。
その場を乗り切るには認めるしか無かった。
もっと言うならば、妻の怒りを静めるには認めざるをえなかった。
そして、女とは別れると約束した。
いや、約束させられた。
それだけの事です。
でもこれは自ら反省して自白した訳ではありません。
だからまたチャンスがあれば、事が落ち着いたら、再開してしまうものです。

しかしです。
普通ならば言っても来ないはずの浮気の自白、問い詰めもしていないのに、急に自白して来た場合。
これが、深刻な状況にある訳です。
基本的には自発的に自白して来るなんて少ない。
無いと言ってもいい。
繰り返しますが、普通は相手もある事ですし、どうにかしてでも浮気を隠し、黙って不倫相手を公にせず離婚するのが普通です。
バレたってしらばっくれる。
それが浮気ですから。
にも関わらずなぜ浮気の事実を伝えて来たのか。
離婚する意思が固まった。
家族と訣別する覚悟ができたからに他なりません。
読めば凄い事のように感じますが、女と暮らして行く決意をして、発表しただけの事で、そこには多少の何かしらの決断はあったと思われます。
浮気された側が放置していたからこうなってしまった感はありますが、浮気した側は、これまでずっとフラフラさ迷って、現状維持で続けて来たけど、女と何某かのやり取りの末、もう言うしか無いと思い切って切り出しただけの事です。
ただ「離婚して欲しい」と言っても妻は納得しない。
だけど、「好きな人が出来た」、ハッキリと女がいる、と言いさえすれば理解してくれるかも知れない。
逆に言えば、妻も、不倫している事を知れば、離婚を向こうから言ってくれるだろうとも思っていたり。
もう夫婦関係は終わっているとのシグナルを放って来ています。
繰り返しますが、これも女がいるから覚悟が出来た、覚悟させられた、早く離婚してくれる事を願っている相手という事です。
自白した事によって、更に行動はエスカレートして行きます。
もう白状したから女のところに言っても良いとでも云うのか、自由に、しかもスッキリした顔して出て行きます。
外泊すら自由、「いってきます」って出て行った浮気夫もいる位です。
不倫を自白した事で、妻に筋を通したと思ってたり、不倫相手には「とうとう終わらせて来ました」って堂々とほざいてたり。
もうここまで来ると自由過ぎるでかい子供が考え無しに行動しているだけの状態です。
浮気も隠している内はまだ救いがあります。
嘘ついてトボケて、必死に隠している内はまだまだ取り返しが付きます。
時間の経過が、問題の根を深くしてしまいます。
リスク回避のためにも逸早く動いて行きましょう。