MENU

浮気夫の常套句「彼女に責任は無い、俺が悪い!」の真意

浮気夫の常套句「彼女に責任は無い、俺が悪い!」の真意 福岡の探偵「帝国法務調査室」
目次

浮気夫の常套句「彼女に責任は無い、俺が悪い!」の真意

夫の浮気を知った瞬間。
それまで信じてきた日常が一気に色を失い、胸の奥に鋭い痛みが走るものです。
涙も怒りも追いつかないほど、心が置いてきぼりにされたような気持ち。
福岡の探偵として、そんな奥様たちの表情を、私は何度も見てきました。

ある日、福岡事務所へお子さんが二人いる専業主婦のAさんが、ご相談にいらっしゃいました。
「主人が最近、夜、急に“ジムに行ってくる”って出かけるんです」
そう言いながら、目元には不安と疑念が入り混じった曇りが浮かんでいました。

調査を始めたところ、夫は“ジム”など行っておらず、
市内の、20代後半と思われる女性のマンションへ頻繁に訪問し密会していたのです。
時には外出すると、手をつなぎ、腕を絡め、休日の昼下がりをまるで恋人同士のように過ごしていた姿は、Aさんの胸を深く傷つけるものでした。

証拠を揃えて報告書をお渡しした後、彼女は意を決して夫と話し合いの場を設けました。
そのとき、夫の口から出てきたのがこの言葉でした。

「彼女に責任はない。全部、俺が悪い・・・」

──どこかで聞いたことがある、探偵として耳にタコができるほど繰り返されてきたその常套句。
これが出ると、私たち探偵は「ああ、またか」と思うのです。

“美談風”のごまかしに気づかなきゃ

夫のこのセリフを聞いて、「あの子は巻き込まないでくれってことは、そんなに大事に思っているのね」と、動揺する奥様も少なくありません。
でも、それはあくまで、その場を取り繕っているだけの事。
その裏には、計算された逃げ道が存在しているのです。

春日市の別の案件では、夫が「妻にはちゃんと話す、だからあと少し待ってて欲しい」と女性に伝えていたLINEのやり取りが残っていました。
妻には「もう連絡は取ってない」と嘘をつき、女性には「大丈夫、うまくやってる」と安心させる。
二重の顔を使い分けながら、自分の立場だけを守ろうとする姿がそこにはありました。

このような言動は、私たち探偵から見ればお決まりのパターンです。
一見、自分の非をすべて引き受けようとしているように見せかけながら、
実は「妻との関係さえ修復できれば、また彼女と密かに会える」という道をキープしようとしているだけ。

守って見せようと冷静さを見せた顔、その「男前かげん」は、あくまで“見せかけ”に過ぎない訳です。

法的にも、彼女に責任はある

たとえ夫が「彼女は悪くない」と言おうと、法律はそんな言い訳を聞き入れてはくれません。
相手の女性が、夫が既婚者であることを知りながら関係を続けていた場合、それは共同不法行為とされ、
慰謝料の請求対象になります。

北九州市であったあるケースでは、夫が「本当に全部俺が悪い。彼女には手を出さないでくれ」と懇願し、妻が一度はそれを飲みました。
しかし、その後、夫が彼女と再接触していたことが発覚。
ようやく妻は、女性に対して内容証明を送り、示談交渉の末に150万円の慰謝料を支払わせることに成功しました。

つまり、“彼女をかばう”という言葉にかわいそうと同情し、流されてしまうと、問題の核心に触れることなく、夫にも女性にも“逃げ道”を与えてしまうことになるのです。

「妻なら許してくれる」は大きな誤解

浮気をした夫たちは、どこかで「妻だから、許してくれるだろう」という甘えを抱いています。
それは“妻という存在”への侮りであり、無意識の支配欲でもあります。

特に、福岡市内のような都市部では、共働き家庭も多く、女性も経済的に自立しているケースが増えています。
そういった環境下で、「女には責任はない。俺だけが悪い」とウソぶく夫の言葉は、
むしろ妻たちの怒りを煽る火種になることもあるのです。

なぜなら、女性としての尊厳を踏みにじられ、
さらに「真実から目をそらされる」ことは、何よりも深い傷になるからです。

だからこそ、“言葉”ではなく“行動”を見て

夫が「もう会わない」「彼女とは終わった」と言うのなら、
それを証明するのは言葉ではなく、行動であるべきです。
スマホから連絡先を削除する、LINEの履歴を見せる、探偵の調査結果と照らし合わせて、再発の兆候がないか確認する――
そうした積み重ねが、ようやく“信頼の回復”につながっていくのです。

「俺が悪い」は、確かに男らしい言葉に聞こえます。
でもそれは、実際に反省している人が行動で示してこそ、意味を持ちます。
口先だけの謝罪に騙されてはいけません。
“彼女に責任はない”と美談めいたことを言う前に、妻を正面から見て、真剣に謝罪すること。
それをせずに逃げようとする限り、その言葉は、ただの逃避にしか聞こえません。


浮気の問題は、証拠と、冷静な視点と、そして揺るがぬ意志が必要です。
相手女性を追及すべきか否か、離婚をするのか再構築を選ぶのか。
その判断を誤らないためにも、“きれいごと”の裏にある真実に気づいてください。

浮気夫が、
悪かったフリをして、
反省したフリをして、
女を隠して責任を負うフリして、
妻をうまく騙して簡単に問題を片付けようとしているのは明白です。

騙される事無く、問題に相対して参りましょう。

our youtube

24時間年中無休

ご相談お見積り無料

お電話口での簡単なお見積りも可能です。
まずはお気軽にお尋ねください。

お電話口での簡単なお見積りも対応しています。お気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ

LINEでのお問い合わせ

目次