自分で浮気調査|プロ探偵直伝 7つの方法と抜け穴 自分で浮気調査|プロ探偵直伝 7つの方法と抜け穴 “疑い”を放置しないためのロードマップ 浮気かもしれない――その胸騒ぎを放置すると、疑念は雪だるま式に膨らみ、関係修復の糸口も見失いがちです。 探偵歴30年の視点で、違法ラインを越えないよう注意点を加えた“7つの具体的方法”を厳選しました。目的はただひとつ ―― 事実を冷静に把握し、あなた自身の次の一手を迷わず選べるようにすることです。 目次1. 自分でできる浮気調査 ― 現場で使われる7手順 方法➊:共有デバイスのログ解析 家族共用のパソコンやタブレットは“指紋”のように履歴を残します。検索ワードと位置履歴を突き合わせると、本人も忘れている行動タイムラインが可視化できる点が最大の強みです。 Google マイアクティビティ+タイムラインの二段活用PC の履歴で浮上した〈ホテル予約〉検索と同時刻の Google ロケーション履歴を照合すれば、“検索→移動→滞在”が一本のストーリーになります。検索ページは PDF 化、タイムラインはスクリーン録画し、ファイルにハッシュ値を付けて改ざん防止。 実例深夜 0 時台にホテル検索が連日ヒットした夫。タイムラインにはそのホテルを 20〜30 分だけ訪問した軌跡が残り、決済メールとの突合で浮気調査を実行。結果的には撮影慰謝料 150 万円の和解に至りました。 ポイントロケーション履歴を急に OFF にすると“消えた軌跡”が逆に強い疑念を呼びます。 方法❷:キャッシュレス決済を“地図化”する 現金よりも正直なのが Suica・SUGOCA やクレジットカード。時刻付きで残る履歴を地図に落とせば、デートコースが線となって浮かび上がります。 Google マイマップで可視化駅改札の入出場(Suica・SUGOCA/PASMO)とカード決済店舗をマイマップに入力し、時系列で線を引くと往復ルートが見える化。 実例妻の Suica 履歴に勤務先とは逆方向の赤坂が月3回、同日夜に大名のイタリアンで1万2千円決済。相手はその店のオーナーシェフで、履歴が交際発覚の決め手になりました。 注意点家族カード以外の個人カード明細を無断で閲覧するとプライバシー侵害となる可能性が高いので要注意。 取得方法:券売機=直近100件/モバイルSuicaアプリ=最長26週。 行動トレース術 CSVダウンロード → Excelでピボット(日付×駅) 地図にプロットし“繰り返し降車駅”を可視化 裁判実務:IC履歴単体では肉体関係証明に足りないが、「同日深夜のホテル領収書」と併用で証拠採用された例あり 方法➌:車載データの時系列化 クルマは“動く密室”。ドラレコ・ETC・カーナビという3つの黒箱(でラックボックス)が、誰にも気づかれず行動を記録しています。 三点セットで時系列を再構築① ETC 入口・出口 IC と通過時刻──② ドラレコ動画のファイル時刻──③ カーナビの目的地履歴。この3本を Excel で突き合わせると“空白時間”が浮き出る。 実例日曜 15:03 高速 IN、17:08 OUT。ドラレコにはホテル立体駐車場の看板と妻の手が映り込み、DVD に書き出して裁判提出。結果、慰謝料請求が認められたケースも。 チェーン・オブ・カストディデータ抽出時刻・担当者・媒体をメモし、ハッシュ値(SHA-256 など)を添えて保全すると証拠価値が落ちません。 スクロールできます データ源鍵になる情報実例カーナビ履歴「検索履歴」「至近地点登録」欄週4回入力されていた“Rホテル〇〇”が裁判で「継続的利用」と認定 ETC履歴高速IC名・通過時刻平日深夜に“湾岸幕張→市川”を往復=ラブホテル街ピンポイントで認定(千葉家裁22年4月調停)ドラレコ(360°+音声)車内マイクで私語・位置GPS物流企業の社用車では「プライバシー侵害に当たらない」判断例もあり、共有車なら証拠性が高い 注意 別居中・配偶者単独所有の車に新たに機器を装着すると住居侵入罪や器物損壊に発展するリスクがあるので要合意。 方法❹:写真メタデータ読み取り スマホ写真は“デジタル日記”。撮影日時と GPS が自動で刻まれるため、1枚の画像がアリバイを崩す凶器になります。 無料ツールで EXIF を確認PC なら右クリック→プロパティ→詳細、iPhone なら写真の「情報」ボタンで即チェック。 実例出張中の夫が送ってきたラーメン写真。EXIF の緯度経度を地図に入れたら、実際は海辺のラブホテル駐車場。撮影後に GPS をオフにしても送信済み写真には痕跡が残っており、不貞の決定打となりました。 ポイント編集や SNS への再投稿で EXIF が消える場合もあるので、原本をバックアップしてから検証を。 方法➎:SNS オープンソース調査(OSINT) 「鍵アカだから安全」は幻想。タグ付けや過去投稿のキャッシュはネットの裏通りに残り続けます。 チェック箇所4つ1)Instagram の被タグ付け写真 2) X(旧 Twitter)のフォロー増減 3) Facebook の「いいね!」履歴 4) TikTok の公開「お気に入り」動画。 実例鍵アカの夫がタグ付けされた公開写真を巡回保存したところ、同じ女性の後ろ姿が6枚。タグ元アカウントをたどって相手を特定し、慰謝料 200 万円で和解。 ツールWayback Machine に週1で自動クロール登録しておくと、相手が投稿を削除しても履歴が残る確率が高い。 方法➏:ピンポイント尾行 尾行は狙撃と同じ。繰り返し引き金(シャッター)は引くが、実に決定打は2回で十分。入室と退室を押さえれば、写真は「行為」を語り出します。 パターン固定→狙撃行動リズムを3週間観察し、曜日と時間を固定。合流地点とホテルの2カット――金曜 20:20 駅、20:45 ホテル――翌朝 9:00 退室を撮影。 なぜ2枚か司法実務では“入るだけ”では不貞推認が弱く、“入室+退室”で肉体関係を強く示唆。(入室時があれば一定程度の時間経過と室内灯の点灯で立証も可能。) 実例名古屋家裁で、夜の入室と翌朝退室の2枚が採用され、慰謝料 180 万円+弁護士費用の判決。ISO1600・F2.8 望遠レンズで顔とホテル名を同フレームに収めたのが奏功。 3パターン着替え:ビジネス街=ジャケット、住宅街=カジュアル、繁華街=モノトーン。 距離の黄金比:直線30 m/人混み10 m→それ以上近いと視界の端に映りやすい。 テンポ:角ごとに“1分間呼吸整え停滞”→焦り目線回避。 失敗実例夜間LEDスニーカーで尾行→光反射で即バレ。観光地で単独尾行→職質通報、警察に説明→パートナーへ連絡され証拠隠滅。 ヒント ドラレコ+GPSで位置を把握し、有効射程のホテル関係を終始把握する土地勘と、素早いフットワークを意識すると、単独でも成功率UP。 方法➐:共有空間の IC レコーダー “録音”は言葉そのものを残す最強の直接証拠。ただし合法かどうかは「場所」がすべてです。 合法設置の3条件① 自宅や共有車など夫婦共有財産 ② 器物破壊を伴わない ③ 録音後に改ざん防止のハッシュ値を計算 実例共有リビングの観葉植物にペン型レコーダーを 48 時間設置。「今度の◯日またホテル行こう」の会話が録れ、LINE ログ・レシートと組み合わせて“複合証拠”に。裁判で採用された判例も多数。 盗聴との境界線相手の私室やバッグへの設置は住居侵入・損壊リスクがあり、証拠は排除されるだけでなく逆訴訟を招きます。共有空間限定を厳守してください。 ターゲット場所:寝室・車内のセンターコンソール下が定番。 モデル選び:10日連続録音+AI文字起こし対応(後の検索が楽)。 裁判例:パートナーと不倫相手の“肉体関係を示す発言”を録音し、慰謝料請求が認められた(大阪地裁23年8月、100万円) 音声編集術:子どもの声が入った場合は“ノイズリダクション”で生活音のみ削除→発言だけ抽出。Audacity(無料)でOK。 2. 自分で浮気調査を行うメリット 探偵に頼む前に、自分でできる範囲で証拠を集めたい――そう考える方は少なくありません。実際、うまく手順を踏めば、コストを抑えつつ相手の浮気の有無をかなりの精度で見極めることが可能です。以下に、自分で浮気調査を行う際の主なメリットを紹介します。 お金をかけずに調査できる調査機材や人件費がかからないため、コストはほぼゼロ。自宅にあるスマホや共有PCだけでもスタート可能です。夜間撮影をどう展開するかが成否の鍵なるでしょう。 日常の変化に即座に対応できる「今日様子がおかしい」と思った瞬間に動けるフットワークは、自分か質の良い探偵にしかありません。 相手の警戒心が低く、証拠をつかみやすい自分が動くことで、警戒心ゼロの“隙”を突きやすくなります。発覚すれば相手は証拠隠滅に走るので要注意。 証拠の“初期収集”が、探偵依頼のコストを下げる自分で得たLINE通知や明細を探偵に渡せば、調査範囲を絞れて日数短縮に直結。結果的に費用を抑えられます。 3. 覚悟すべきリスクと限界 スクロールできます リスク具体例起こり得る結果プライバシー侵害で賠償請求無断GPS設置・スマホロック解除100万円超の損害賠償や懲役の可能性調査バレ深夜に尾行中、知人に見られる証拠隠滅・夫婦関係の悪化物理的危険車追跡で事故、深夜ホテル街でトラブル自身の安全を損ねる 自力調査は「今すぐ動ける・ほぼ無費用」という魅力がありますが、決定的証拠を押さえられる確率は三~五割程度にとどまり、違法取得や調査バレによる損害賠償、さらには逮捕のリスクを背負います。 しかも延べ数十時間を費やすうえ、浮気現場を自分の目で見て受ける精神的打撃は想像以上に大きい。一方、探偵に依頼すれば20万~120万円前後の費用が発生しますが、裁判で通用する報告書を得られる成功率は8割超、違法行為の心配がなく、調査後の示談交渉や弁護士紹介までワンストップで受けられるため最終的な回収額(慰謝料)と安全性で上回るケースが多くなります。要するに、金銭コストだけでなく「証拠の質」「法的安全」「時間と心の消耗」を総合すれば、肉体関係の立証や裁判を視野に入れる段階ではプロの探偵に切り替えた方がリスクと損失を最小化できる、というのが冷静な結論です。 4. 調査を始める前に ― 最新法改正と逮捕事例をチェック 位置情報の無承諾取得は規制対象2023年改正ストーカー規制法で、相手のスマホに無断で位置共有アプリを入れる・車にGPSを仕掛ける行為は禁じられ、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金となりました。 探偵でも逮捕される時代2024年3月、依頼人の元配偶者車両にGPSを装着した調査員が迷惑防止条例違反で摘発。アマチュアが同じ手段を使えば、逮捕リスクはさらに高まります。 契約書を交わさない探偵は違法2024年には探偵業法違反で書類未交付の業者が岩手県で初摘発。プロ選びにも注意が必要です。 結論:合法/違法の線引きを知らずに動くと、調べる側が加害者になり得ます。「7つの方法」は、同居中の配偶者を前提に“比較的リスクの低い順”にご紹介します。 5. プロに切り替える目安 スマホ・カード・IC履歴にクロ確定レベルの証拠があるのに「肉体関係の裏付け」が取れない 尾行が困難な都市部で昼夜を問わず動きが激しい 既に相手の弁護士から通知書が届き“反撃モード”に入っている この段階で探偵に依頼する場合は、探偵業届出番号の開示・重要事項説明書の交付を受けることを確認してください。交付しない業者は違法です。 6. ここは要注意 ― 自分で浮気調査を始めるあなたへ 合法ラインの確認→短期集中で上記7手順を実行 得られた断片証拠を日付順に整理し、足りない箇所を補強 決定打が取れない・安全が脅かされると感じたら迷わずプロ探偵へ 「浮気調査を自分で」行うことは不可能ではありません。むしろ初動の早さと生活圏へのアクセスという点で、配偶者であるあなただけが持つ大きな武器になります。ただし、武器は使い方を誤ると自分を傷つける刃にもなる――そのことだけは忘れず、冷静に一歩ずつ進めてください。 当探偵へのご相談はコチラ 探偵、福岡の浮気調査などプロの証拠は帝国法務調査室 福岡の探偵|業歴30年。警察OBや弁護士との提携など独自解決力と最新技術で強力な法的証拠をお渡しします。官公庁からの依頼実績。浮気調査30秒簡単見積り… our youtube 24時間年中無休 ご相談・お見積り無料 お電話口での簡単なお見積りも可能です。まずはお気軽にお尋ねください。 お電話口での簡単なお見積りも対応しています。お気軽にお問い合わせください。 お電話でのお問い合わせ お電話はコチラ メールでのお問い合わせ メールはコチラ LINEでのお問い合わせ ラインはコチラ 探偵コラム 浮気・不倫・離婚