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成人した娘が音信不通…“彼氏と一緒にいる”その言葉の裏にあった現実

成人した娘が音信不通…“彼氏と一緒にいる”その言葉の裏にあった現実とは【福岡の探偵―人探し調査事例】

◆ご依頼者 福岡県内在住の50歳代のご夫婦。対象者は22歳の娘。

◆調査期間1週間 調査料金23万円+交通費(住所判明の後、男の素性について知るため詳しい調査へとシフトした。)

22歳の娘が突然家出。連絡は取れず、警察も「成人しているから」と動いてはくれない。
それでも、どこで・誰と・どう暮らしているのか――親として知っておかねばと思った。
繰り返された浪費と借金、そして“彼氏”という存在への不安。探偵は中洲のホスト通いを割り出し、真実を深めて行った。
調査の結果は、娘の現在と、親の限界だった。

目次

【行方調査事例】22歳の娘が突然家出

ある日の夕方、ご夫婦で事務所を訪れた。
50代前半のご夫婦。福岡県内在住。
開口一番、こう切り出された。

「22歳の娘が、何の前触れもなく家を出て行きました。まったく連絡が取れません」

少し間を置いて、奥さんが言葉を続けた。
「もう、何を言っても聞かない子なんです。でも…今どこにいて、どう暮らしているのかだけは、せめて知っておきたくて」

この調査の依頼者は、まさに“親としての最終ライン”に立たされていた。


警察は動かない。それが現実

娘さんはかつて未成年の頃にも、何度か家出をしていた。
そのたびに警察が補導し、家族の元へ戻してくれた。
だが、今回は違った。娘はもう成人している。

事件性がなければ、警察は動かない。
そう言われながらも、対応した警察官は娘の携帯へ電話をかけてくれた。

結果――娘は電話に出た。
「彼氏の家にいるから大丈夫。心配しないで」
そう話したと報告を受けたという。

だが、親からの着信やLINEには一切応答がない。
「警察の番号にはすぐ出たみたいで。もう、慣れてるんでしょうね。こういうときのかわし方に…」
父親は、そう言って深くうなずいた。

成人した娘が音信不通…“彼氏と一緒にいる”その言葉の裏にあった現実とは【福岡の探偵―人探し調査事例】

過去に繰り返された、ホスト通いと浪費

ご夫婦が持参されたのは、娘宛に届いたクレジットカードの明細。
そこには、見慣れない会社名が何度も記載されていた。

社名を調べてみると、中洲のホストクラブ関連企業であることが分かった。
しかし、会社として複数の店舗を運営しており、社名だけでは実際に娘が出入りしている店舗を特定するのは困難だった。

ここからは探偵の仕事となる。

社名の登記情報、関連取引先、店舗名の照合、SNSでの出入り情報やスタッフ動向など複数の角度から分析し、
最終的に特定のホストクラブ1店舗が浮上した。
この店に、娘さんが出入りしている可能性が高いと判断し、現場での張り込みを開始することとなった。

成人した娘が音信不通…“彼氏と一緒にいる”その言葉の裏にあった現実とは【福岡の探偵―人探し調査事例】

中洲のホストクラブ前で、静かに始まった張り込み

調査は、ホストクラブの実店舗前での張り込みからスタートした。
夜の街、中洲。華やかなネオンの下、人の出入りは多く、同じような店舗が立ち並ぶ。

数日目の夜、動きがあった。
20時すぎ、裏口から金髪で細身の男が出てくる。その横には、厚化粧で派手な服装の若い女性。
依頼者から提供された写真と照合し、間違いなく娘さん本人だった。

ふたりは人気のない裏通りを歩き、数分後、ウィークリーマンションへと入っていった。

表札はなし。エントランスの様子、郵便受け、出入りの時間帯――
総合的に確認し、その部屋はある会社の法人名義で契約されていることが判明した。


深夜4時、男は別の女性とラブホテルへ

調査はその夜だけでは終わらなかった。

娘さんと部屋に入ってから、2〜3時間後、男は再びマンションから出て行き、店へと戻った。
そして深夜4時頃、別の女性客とともに店から出てくる姿が確認される。

ふたりはそのまま中洲のラブホテルへ。
朝6時過ぎに出てきた男は、徒歩で福岡市中央区春吉のワンルームマンションへ帰宅した。

成人した娘が音信不通…“彼氏と一緒にいる”その言葉の裏にあった現実とは【福岡の探偵―人探し調査事例】

春吉は駅からも離れているが、中洲のナイトワーカーの単身者が多く住む“人目を避けられる”エリアとして知られる。

調査により、この男には次のような背景があった:

  • 借金
  • 金銭トラブル
  • 暴力沙汰
  • 複数の女性関係トラブル

娘が「彼氏」と呼ぶには、あまりに危うい存在だった。


娘は昼間、風俗に出勤していた

翌日も、調査は続いた。

昼前、娘さんがマンションを出る。
向かった先は、南新地の店舗型風俗店だった。

外観、出退勤、在籍状況――裏付けは十分だった。

勤務を終えた後は、スーパーで惣菜を購入し、再び部屋に戻る。その部屋の契約すら風俗店経営の法人名義だった。
誰とも会わず、黙々とひとりの時間を過ごす様子は、どこか孤立と疲労を感じさせた。
あらゆる欲に囲われていた。


ご報告――親の覚悟は、とうに決まっていた

私たちは、調査結果を報告書としてまとめ、ご夫婦にお渡しした。

  • 娘の現住所と生活パターン
  • 同居・交際相手の素性と動き
  • 勤務先の情報
  • 現状におけるリスク評価

報告を受け取った父親は、静かにページをめくりながら、ただ一言。

「…知れてよかったです」

母親も、涙を見せることなくこう言った。
「もう、どうにもできないと思ってます。けど、知らずにいる方がもっと怖いんです」


最後に

成人しているからといって、“親の責任”が終わるわけではありません。
娘の人生を代わりに歩くことはできない。けれど、
“今何が起きているのか”を知ることはできる。

私たち帝国法務調査室の役割は、まさにその橋渡しです。

「娘の無事を信じたいけど、現実も知っておきたい」
そう思われたときは、一度ご相談ください。
冷静に、正確に、現実をお伝えします。

成人した娘の家出・行方調査に関するよくある質問

成人している娘が家出した場合、警察は動いてくれないのでしょうか?

基本的に事件性や緊急性がなければ、成人後の家出に警察は積極的な捜索を行いません。ご家族の心配だけでは介入が難しいのが現実です。

娘が関わっているホストや男性の素性を調べてもらうことはできますか?

はい、可能です。行動調査を通じて、交際相手の氏名・住所・勤務先・過去のトラブル歴など、可能な範囲で安全に確認・報告いたします。

娘に気づかれずに調査してもらうことはできますか?

はい。当事務所では対象者に悟られないよう慎重に張り込みや尾行、取材ほか情報収集を行います。生活に影響を与えないよう、極めて注意深く進めます。

娘が風俗で働いている可能性があります。それも調査対象になりますか?

可能です。ご要望に応じて勤務先の特定や出退勤の確認、周囲の環境など調査いたします。ただし法令に基づき、慎重な情報取得を行います。

調査の結果だけ知りたいのですが、その後どうするかは自分で決められますか?

はい、ご報告のみでも構いません。調査の目的は「連れ戻す」、「今を知ること」など人により様々です。対応方針はご家族にお任せしています。

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