浮気性の夫と不倫相手の最悪な態度

下記調査事例は数多くの実話に基づくフィクションです。

松尾優作（仮名・43歳）は、久留米市内のテレアポ会社で役職を務める会社員。自宅は大牟田市のゆめタウン近くにあり、妻・美由紀（仮名・41歳）と中学3年生の娘、小学5年生の息子との4人家族で暮らしている。外から見れば順調に見える家庭だが、その裏で優作は心の隙間を抱えていた。優作は元々、どこか浮気性なところがあり、日常に刺激を求める傾向があった。妻・美由紀は完璧主義で家庭をしっかり守っていたが、その「完璧さ」が時に優作を圧迫し、自由を求めるようになっていた。

そんな中、職場のパート職員である熊谷真紀（仮名・32歳）が現れた。真紀は実家暮らしで、軽やかな雰囲気を持ち、優作のストレスを和らげる存在となった。真紀との会話や接触は、次第に優作にとって日常の退屈さを忘れさせる刺激となり、彼はその誘惑に抗うことができなかった。

浮気性の夫の浮気の兆候

妻・美由紀は、優作の急激な変化に気づき始めていた。身だしなみに異常なほど気を使い、シャツの選び方やネクタイの結び方まで細かく指示するようになった。さらに、スマホを手放さず、頻繁に週末に外出するようになり、帰宅は深夜を過ぎることも日常化していった。美由紀は、車内に残されたレストランのレシートと、後部座席に落ちている茶色の長い髪の毛を見て、浮気を確信し、私たち探偵事務所に調査を依頼した。

我々は金曜日の夕方から尾行を開始した。その日、優作は「泊まり込みの仕事がある」と家を出た。彼が向かった先は、久留米市の職場ではなく市内のレストランだった。そこには熊谷真紀が待っており、二人は親密な様子で食事を楽しんでいた。

真紀は実家暮らしのため、優作との密会場所にはラブホテルを利用していた。私たちはこのラブホテルの出入りを暗視カメラと隠しカメラで記録し、ホテルへの出入りの様子を法的に有効な証拠として撮影した。これらの映像は、後々の法的対応において、非常に強力な証拠となる。

浮気調査結果と報告

調査の結果、優作が真紀と定期的にラブホテルで密会していることが判明した。彼らの行動は一度限りではなく、何度も繰り返されていた。私たちは暗視カメラでラブホテルの出入りを詳細に記録し、写真と映像を美由紀に提出した。

報告書が手渡されたとき、美由紀はそれを無言でめくり続けた。ページごとに写る夫の姿、他の女性と手をつなぎ、ホテルへと向かう映像。美由紀の表情は硬く、彼女が心の中で何を感じているのか、私たちには正確にはわからなかった。ただ、その眼差しの奥には、夫を信じていた日々が崩れ去った痛みがあったことは確かだった。

「こんなことになるなんて…」と美由紀は静かに呟いた。彼女は深い呼吸をしながらも、冷静さを保とうとしていた。

優作との話し合い

その夜、リビングに響くのは、時計の秒針の音だけだった。美由紀は報告書を机に置き、優作を見つめながら静かに問いかけた。「これ、全部見たわ。何か言いたいことは？」

優作は一瞬口を閉ざしたが、観念したかのように言葉を絞り出した。「真紀とは別れるよ。もう二度と会わない。」

だが、美由紀はその言葉を簡単には信じられなかった。優作は元々浮気性の一面を持つ男であり、これまでにも隙を見せてきた。それが今回の結果に繋がっている。彼の言葉にはどこか逃げ道を残しているように感じた。

「本当に別れるの？それとも、ただ今の状況を何とかしようとしているだけじゃないの？」美由紀はさらに問い詰めた。

「なら、真紀に電話して確認してくれればいい。別れるって俺から言うから。」優作はためらいもなくスマホを取り出し、真紀に電話をかけた。その様子を見て、美由紀は思った。真紀はきっと、この瞬間が来ることを予期していた。浮気が露見する日が来ることを彼女も理解しており、心の中で準備していたのだ。

浮気相手の女性・真紀との電話対決

電話の向こうで真紀はすぐに応答した。「もしもし？」その声は驚くほど冷静で、何の動揺も感じられなかった。

「あなた、本当に優作と別れるつもりなの？」美由紀は静かに問いかけたが、その言葉の裏には怒りが隠れていた。

しかし、真紀の返答は予想を超えるものだった。「別れる？別にいいけど、奥さんが悪いんじゃない？だから優作さんが私のところに来たんでしょ。」その言葉は、まるで自分が被害者であるかのように聞こえた。

その瞬間、美由紀の体が震えた。夫を奪っただけでなく、自分を責めるような態度に対して、彼女の中で眠っていた怒りが爆発しそうになった。優作はその間、ただ黙ってスマホを握りしめていた。

妻・美由紀の葛藤と今後の展望

電話を切った後、美由紀の心にはさらに深い不信感が残った。優作が「別れる」と言った言葉は、もはや信じるに値しないものだった。浮気性の一面を持つ優作が本当に関係を断ち切るのか、それともまた別の形で裏切るのか、美由紀の心は揺れ続けていた。

さらに、真紀の無反省な態度は美由紀の怒りをさらに掻き立てた。彼女は真紀に対して法的措置を検討する段階に入っている。優作の言葉に信頼が置けない以上、家庭を守り、子供たちの未来を考えるためには、もっと確実な対応が必要だと感じていた。

探偵考察

浮気の原因は、優作の浮気性が大きな要因だった。彼の心の隙を、真紀が巧みに利用した結果、今回の浮気関係が生まれた。実家暮らしの真紀は、優作との密会にラブホテルを利用しており、私たちは暗視カメラや隠しカメラでその様子を法的に有効な証拠として記録した。浮気の証拠を確実に押さえることが、依頼者にとって最も重要なステップであり、今後の選択を有利に進めるための鍵となる。