探偵-福岡本社HP
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こんにちは。「帝国法務調査室」の大塚律子です。
春の日差しが、日を追うごとに力を増してきました。日傘の出番も早まりそうです。
今回は、そんな春の光のように、ご依頼者様に再び元気を取り戻していただくことを願いながら向き合った、あるご依頼のお話をします。
平日の夕方。仕事を切り上げてそのままいらしたのか、スーツ姿のまま当社へ入ってこられた男性がいました。
背中が、少し丸まっていました。
「妻のことで……相談したいことがあって」
声は落ち着いていました。けれど目の下には、はっきりと疲労の影が刻まれていた。まともに眠れていない。聞くまでもなく、そのことは伝わってきました。
最初の違和感は、スマートフォンだったそうです。
いつの頃からか、テーブルに置くとき画面を下に伏せるようになった。お風呂場にも持ち込むようになった。そしてある日、奥様が閉じ忘れたLINEの画面が、目に飛び込んできた。
「やったー❤ やっと会える」
「大好きな人からのメッセージでモチベ上がった!」
「早く会いたいよー」
奥様が、男性とLINEでやり取りしているメッセージ。
振り返れば、思い当たることはいくつもあった。飲み会が増えた。帰宅するとすぐシャワーを浴び、着ていたものをそのまま洗濯する。夜中、リビングにぼんやりとスマホの光が見えたこともあった。
「最近きれいになったね、と言ったら……目が泳いだんです」
そこまで話したとき、ご主人は少しうつむかれました。
私は「よくあるケースですよ」とお伝えしました。
あとで聞いたのですが、その一言が、少し楽になったのだと。
孤独の中でひとり抱え込んでいた疑念を、初めて言葉にできた安堵。
そして、自分だけがこんな思いをしているのだと思っていたのに、同じ苦しみを抱えた夫たちがたくさんいて——しかも皆さん、闘い、そして平穏を取り戻していっている。
その事実が、ご主人の中で何かをほぐしたのだと思います。
「自分だけじゃない」「出口は、ある」——その二つを感じた瞬間の、あの表情。面談の場で、何度も見てきました。
ご主人は、ご自身でも調査をされていました。記録をまとめてノートにしてお持ちいただいたほどです。
序盤は動きがあった。退勤後に立ち寄る場所のルートが、ある程度把握できていた。
しかし数週間が経ったころから、様子が変わり始めた。
帰宅時間が読めなくなった。行動がランダムになった。逆に、家での会話が増えた。スマホを見る頻度が減った。
「……浮気してますよね? それとも、気のせいなんでしょうか」
そう問いかけながらも、「そう思いたいだけかもですが」とつぶやかれていました。
私の見立てでは、奥様は「潜った」可能性が高い。
おそらく奥様の中で、一度はこんな考えがよぎったはずです。
最近、夫の顔色が悪い。食欲も落ちているよう。もしかして、気づいているのかしら——。
でも日々の生活の中で夫を見ていると、いつもと変わらない。朝も夜も、普段通りの夫がそこにいる。
いえ、まだ勘付いてはいない。気にしすぎだわ。
そう思い返す。けれど心のどこかに、小さな警戒心が灯った。念のため、気をつけておこう。そうして奥様は、意識的に行動を変えていったのだと思われます。連絡の頻度を落とし、会う場所を変え、家では「普通の妻」を丁寧に演じながら、悟られないよう水面下で密会を続けた。
夫が動いていることを、はっきりとは確信していない。それでも本能的に、何かを察していた。断言はできません。ただ人というのは、不思議と「見られている」空気を感じ取るものです。
こういう局面では、焦りは禁物です。距離を置いて待つ。そして油断した瞬間に、必ず動く。それが、長年の経験から得た鉄則です。




調査を引き受けて以来、気になっていたことがありました。
報告のたびに、ご主人の声が少しずつ沈んでいくのです。
ある日、「何か食べていますか?」と聞いてみました。
一瞬、間がありました。
「……あまり」
冷静を保っていらっしゃる。それはわかります。でも、明らかに限界に近づいていた。睡眠も、食欲も、どちらも落ちている。
調査が進むにつれ、報告の内容は具体的になっていきました。
妻が退勤後、いつもとは違う方向へ向かった。合流した相手と、人目を避けるように路地を歩いた。小さなビルの一室へ入っていった——。
そういった報告を受けるたびに、ご主人の声から、少しずつ何かが抜け落ちていきました。
「……そうですか」
「わかりました」
返ってくる言葉が、どんどん短くなっていく。疑いが確信に変わっていくことが、必ずしも楽になることを意味しない。それを、私たちは知っています。
私たちは、このことをずっと重く見ていました。
だからある報告のあと、調査の話だけで終わらせずに、少し時間を取ることにしました。
「今後のことを、少し話しましょうか」
証拠が揃った後、依頼者の方がどう動いたか。慰謝料請求へ進んだケース、離婚協議をスムーズに運んだケース、逆に復縁という選択をされたケース。いくつかの実例を、具体的にお伝えしました。
ご主人は、黙って聞いていました。
でも電話口の空気が、少し変わったのがわかりました。
「……なるほど。そういう流れになるんですね」
声に、わずかに芯が戻ってきた気がしました。
出口が見えていない闇の中にいるのと、遠くにでも光が見えているのとでは、人の踏ん張り方がまったく違います。「先」が見えた瞬間、人は少しだけ、自分を立て直すことができる。
それからのご主人は、少しずつ変わっていきました。
報告の電話での声に、張りが戻ってきた。「今日は少し食べられました」と、ご自身から話してくださることも出てきた。あれほど落ちていた食欲が、ゆっくりと戻り始めていた。
痩せてしまっていた体も、少しずつ元に戻りつつあるとのことでした。
闘う理由が明確になったとき、人は自分でも気づかないうちに、力を取り戻していくものです。




依頼者の方が証拠を手にした後のことを、私たちは必ず考えます。
復縁して関係を修復するのか。慰謝料を請求するのか。離婚へ向かうなら、お子さんのこと、財産分与のこと。どの選択も、精神的にも体力的にも、想像以上のエネルギーを要します。
今ここで倒れていては、その入口にすら立てない。
だからご主人に、はっきりとお伝えしました。
「調査は、私たちが責任を持って続けます。今ご主人がすべきことは、今の生活を崩さないことです」
仕事に行き、食事をして、眠る。それだけでいい。それが今、ご主人にできる最善の準備です。
証拠が揃ったとき、判断する力が残っていなければならない。だから今日も、ちゃんと休養を取り、ご飯を食べてください。
依頼人が静かに憔悴していく姿を、私たちは何度も見てきました。
でも同時に、こんな姿も何度も見てきました。
証拠が一つひとつ積み上がっていくにつれ、表情が変わっていく依頼者の方々を。
「動いてくれている」「前に進んでいる」——その実感が、人を支えるのだと思います。真っ暗な中にいても、自分の足が確かに一歩ずつ前へ進んでいると感じられたとき、人は不思議と、顔を上げることができる。
明けない夜は、ありません。
どんなに長く、苦しい時間であっても、必ず終わりがある。そしてその終わりに向かって、今この瞬間も、私たちは動いています。
ご主人は今夜も、何事もないように「おやすみ」と言って眠るのでしょう。その重さを、私たちは決して軽く見ない。
だからこそ、私たち探偵は、夫たちに代わって必死に現場で問題解決に取り組みます。
解決へ向かうその道を、一緒に歩くために。淡々と動き続けることが、私にできる唯一のことだから。
ご夫婦間のお悩みを抱えていらっしゃる方は、ひとりで抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。 話すだけでも、少し楽になることがあります。 帝国法務調査室は、いつでもお力になれるよう、お待ちしております。


はい、むしろそのような段階でのご相談が最も多いです。「気のせいかもしれない」「疑っている自分がおかしいのかも」と感じながら来社される方がほとんどです。違和感を感じたそのタイミングが、実は一番大切なご相談のタイミングです。まずは話すだけでも構いません。お気軽にご連絡ください。
はい、ご依頼いただけます。ご自身で調査をされていた方からのご依頼も多くいただいております。途中から行動パターンが変わった場合、相手が何かを察して行動を水面下に移した可能性があります。そういったケースにも、私たちは経験を持って対応しております。これまでご自身で調べた情報も、調査の参考になりますので、ぜひそのままお持ちください。
その不安は、多くの依頼者の方が抱えていらっしゃいます。調査が進み、証拠が積み上がっていくにつれ、精神的に消耗されていく方を私たちは何度も見てきました。だからこそ当社では、調査の報告と合わせて、解決に向けた今後の流れや事例もお伝えするようにしています。「先が見える」ことが、依頼者の方の心の支えになると、経験から知っているからです。
証拠が揃った後の対応についても、私たちがしっかりとご案内いたします。慰謝料請求・離婚協議・復縁に向けた対応など、依頼者の方それぞれのご状況に合わせて、実際の事例をもとにお伝えしております。証拠を手にしてからが本番です。その先の道筋が見えるよう、最後まで寄り添います。
費用については、ご依頼の内容や調査期間によって異なります。まずは無料相談にてご状況をお聞きした上で、明確なお見積もりをご提示しております。「相談したら断れなそう」というご心配は無用です。納得いただいた上でご依頼いただくことを、私たちは大切にしています。また5日間3万円からの簡易チェックプランもあります。費用のことも含め、どうぞ遠慮なくお話しください。