離婚はすべて妻のせい、悪妻呼ばわりする浮気夫

『こうなったのはお前のせい。全部お前が悪い』と夫が言い出した。

こうってのは、夫婦関係、家族関係が悪くなったってこと。

子供たちに嫌われてる事だって、家に居ずらい状況になった事だって、全部が妻のせいだと言う夫。

さらには、帰りが遅くなった事も、無断外泊するようになった事も、休日出勤が続いてる事も全部に正当な理由があると。

果たしてすべては妻が悪いのか？

妻は悪妻と言い捨てられる程のだらしない女なのか。

本日のテーマは『すべては妻のせい、悪妻呼ばわりする浮気夫』です。

悪妻、ダメ母、なんてのはどのレベルからなのかって点は人によって違うでしょう。

例えばです。

本物の悪妻なら2005年の事件、夫を殺して保険金を手にしようとした「北九州保険金殺人」の犯人、藤田博美。

探偵事務所が依頼で関わった2002年の夫殺しの事件、「久留米看護師連続保険金殺人事件」(ちなみにうちではありません。)の吉田純子死刑囚あたりまで行けば、悪妻の極み。

母親失格のダメ女ならば、「映画:子宮に沈める」の題材にもなった「大阪二児放置餓死事件」、この目を背けてしまう痛ましい事件の犯人・下村早苗。

ここまで行けば母親をダメ母と呼ぶに異論は無いでしょう。

※このあたりの事件はまたの機会に掘り下げます。

過去の記事「浮気が原因で殺人へ発展した事件」参考までに。

この辺りは極端な例として、夫が言ってるのはもっと些細なこと。

妻として不出来だから離婚したい。

離婚を考えるようになったのはお前のせいだ。

俺に一切非はない。

そう、自分には一切非はないって状態で離婚までこぎつけたい訳です。

こんな男、だいたい自分方の家族や親戚に対する体裁を気にする旦那に多いんです。

逆に妻方の家族、両親や親戚なんて眼中に無い。

すべて相手に被せてしまってやむを得ない離婚を演出したいんです。

ちょっとした行き違い、些細な喧嘩をきっかけに、『ハッキリ言っとくけど』と、夫か言い出した。

その程度の切り口位からしか、スタート出来ないから。

『家事をしない』だの、『子供の事も適当』、『帰ったらいっつも寝てる』そんな程度の話をネチネチ言って来る浮気夫。

性格の不一致なんて持ち出して来るものの、何年生活を共にして来たのか、何を今さらって話しか出て来ません。

妻にしてみれば急に夫が変わった、訳の分からない事を言う不思議ちゃんに変身した。

理由も意味も不明な事でしょう。

それは勿論、分かろうはずも無い理由があったりする訳です。

影でやってる事がある。

妻、夫、はたしてどっちが悪いのか？

嫁を悪妻呼ばわりして、どうにか離婚を推し進めようとする裏で、自分は女とヨロシクやってる。

自分で自発的に言い出したのか、不倫相手に誘導されてるのか、その辺りは別の話になりますが、要するに不倫相手の女を一切表に出さず、出来るだけ財産も渡さず、慰謝料も払わず、とにかく妻を、子供を追い出したい。

妻が子供が路頭に迷う？そんなの関係無い。

俺が稼いだ金を俺がどんな風に使おうが自由。

汗水垂らしてるのは俺で、浮気したからってとやかく言われたくない。

あわよくば0円で済ませたい。

そんな悪どい男。

どっちが悪なのか。

悪妻ならぬ『悪夫』の出来上がりです。

「絶対許せない！」って声が聞こえて来そうですが、その通り。

こうした男を許していては、放置していては、決していけません。

妻に対して誹謗中傷するだけじゃない。

妻の家族、義理の父、母の事まで言い出した。

『そもそもお前の親は・・・』『そもそも結婚した時から合わなかった』だと。

自分の親は、絶対的に常識人で正しいと思い込んでたりするもんです。

特には母親を巻き込んで責めて来る夫は多く、何も知らない母親は踊らされる。

義母が『あなた達夫婦が決める事だけど、もうあの子は無理みたいなのよ』なんて言い出した。

子供を信じたい気持ちは分かるが、全てを鵜呑みにして責めて来る義母。

『あの子も悪いのよ。でもね・・・』なんて言って来る。

そう、あとから確り泡吹いて、謝罪して貰いましょう。

誰だって持つ問題点を重箱のすみを突っつく的にクローズアップしていたら、下を向く事って必ずあります。

勿論、反省は必要でしょう。

しかし、それは今ではありません。

確りと裏の顔を暴いて、決着を付けてから反省すればいいんです。

今まで何も言ってなかったのに、急に揚げ足を取って言い出した、生活面や生活面をネチネチ責めて来た際には、『裏で何かある。』って事。

影でコソコソ何かをやらかしてるサインって事、それを覚えておいてください。

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