浮気発覚後の夫との接し方、復縁なら探偵依頼は内緒・水面下で

探偵事務所「帝国法務調査室」の赤崎加代子です。

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の急拡大、たくさんの方が様々な不安を抱える中、家族に迷惑をかけ続ける能天気な不安知らずの浮気夫は相変わらずいます。

配偶者の浮気発覚によって非常に傷付いたのに、離婚ではなく夫婦関係の修復を選ぶ人は実に多いもの。
その真面目さ故に、浮気発覚後、どう対応したらいいのか、夫との接し方について悩まれるのです。

本日のテーマは『浮気発覚後の夫との接し方、探偵依頼は内緒で復縁へ』です。

当探偵社にご依頼する皆さんの多くは、離婚や慰謝料請求が目的ではなく、『相手の態度や出方次第で』を前提に、心根は復縁を望まれる方が大半です。

即離婚、絶対にさよならしますって選択を決めてはいても、土壇場で悩んでしまい決めきれない。
それが普通なんです。

「覆水盆に返らず」のことわざがあります

器をひっくり返してこぼした水は二度と元どおりに出来ないように、一度離縁した夫婦の仲は元には戻らない。

転じて、一度してしまった事は取り返しがつかないという例えです。

だからと云って心は物ではありません。
一縷の望みにかけて、家族（子供、自身）の為に修復・復縁しようと、消えかかっている火を囲い、切れかかっている細い糸を手繰り寄せようと、大事に考えるのです。

浮気により一度壊れた夫婦関係を修復するにはお互いの努力も必要となります。

とかく浮気した当事者は、すぐに忘れがちです。
それは得てして反省したふりにも見えてしまう程にささっと忘れてしまうもの。

本当に腹は立つんですが・・・。

■証拠が浮気発覚後の夫との接し方を不安にさせない

過去事例です。

夫との接し方を考えさせられる事案だったと思います。

ツライけれど「仕方がありません」。
気持ちの切り替えが大変ですと語られた妻。

当時、夫の浮気を疑い当探偵社にご依頼の奥様です。

40代後半の夫。
世間では働き盛りの年代と言われる通り、バリバリ仕事が出来る、子供達にも良い父親ですが、時々見せる不審な行動。

繰り返される深夜までのニセ残業、毎週毎週繰り返されるウソ飲み会。

業者柄、深夜まで仕事なんてあり得ないのに、夫への否定も出来ず「大変ね、お疲れさまでした」と声掛けでスルーでした。

「なぜって?」否定すれば大きな声でキレて来るからです。

こんな分かり易い、ワンパターンのあやしさ満点の浮気夫、必ず出かける週末金曜日に行った夫の浮気調査。
結果は勿論、夫の浮気が確認されました。

しかも、調査する度、毎回毎回と重ねる逢瀬。
奥さんは、電話口で報告を受け泣かれていました。

夫の浮気の事実を知って冷静に居られようはずがありません。
涙ながら「腹が立つけど！どうするのが一番良いものか確り考えます。」と気丈に答えられました。

報告書受け取られる頃には、少し冷静になられ、今後どうなさるのか、出された答えは『離婚しない』と云う選択。

『復縁』を選ばれました。

生活のため、子供のため、今は我慢して夫婦関係を修復していく事が利口な選択だと考えるに至った妻。

「愛だけでは生活が成り立たない」と誰かがいっていた通り、お金も、そして子供には父親も必要だとの考え、答えを出されたのでした。

『イヤイヤ、離婚って選択肢だってあるはずよ！』って声も聴こえて来ましたが、勿論、その選択をされる方だっています。

傷付いたのに、さらに我慢なんて出来ないって考え、良く分かります。

でも、後悔しないよう何とか乗り越えて、いつか笑い話になればって期待して離婚しないって選択も良く分かる。

どちらを選択するかは、やっぱり夫婦お二人のこれまでの道のりで随分変わってくるのかも知れません。

少なからず大事にされた時期があった、いい時もあったと感じれる方ほど、復縁を選ばれるようにも思います。

■復縁するなら探偵依頼は表沙汰にしない

「勿論、夫には確り反省していただきます」と奥様。

まずは手始めに夫へ浮気の事実を認めさせなければなりません。

ここで良く無いのは探偵の報告書を突き付ける行為。

ハッキリ言っておきます。

復縁を希望するならば探偵依頼は表沙汰にしない事です。

水面下で動いて必要な事だけを小出しにすれば十分です。

浮気相手の名前、住所を話せば、浮気夫の顔からは血の気が引きます。

「いやいやうちの旦那は認めないかも」って不安な方はさらに追い打ちをかければいいんです。

利用したホテルの名前。
不倫相手の女の家を訪問した日。

これでも認め無ければ電話番号を言って、今からかけると言えばいい。

「探偵でも付けたのか？」って言われたら、「そんなお金どこにあんのよ？」セリフが効果的でしょう。

■復縁に向けた浮気夫との接し方

浮気夫が悪い事は最初から分かっています。

しかし、復縁を選んだのはお二人である事は事実。

一方が努力を怠ったり、投げ出したりしてしまうと上手く行くのも上手く行きません。

浮気した夫に腹が立つけど　夫婦関係を修復するためにはいつまでも引き摺ってはいられません。

不倫相手の女と、水面下でコソコソ密会していないか、確りと注意を払う事は当たり前なのですが、その注意深い態度と険しい表情を夫に向けていては、家庭内が暗くなり、浮気夫が改心して帰りたくなる家庭とは程遠い状態になるでしょう。

妻は、家庭の態様であって、ムードメーカーである事を心して、今はグッと碇を心にしまいつつ、子供の為だからと多少の我慢も必要でしょう。

しかし、ストレスを溜め込み過ぎてはアウト。

まだ浮気をあやしんでいてトラウマとなって苦しんでいる事を正直に打ち明け、救いを求めなければなりません。

「いつまで言ってんの？」なんて平気で言う心無い夫もいて、苦しむ方も多いものですが、今の自分の心境を正直に話す事が、苦しい時の助けの求め方、正しい接し方と言えるでしょう。

抱えるも大から解放されるために出来る事からやってみようとお考えの折に出来る事の一例ながらお伝えして見ます。

例えばです。

一緒にいる時間を増やすために、

●同じ趣味を持つ。

スポーツジム・ゴルフ・ウオーキング今流行りのDIY等、身体を動かす事でストレス発散になります。

●浮気に関する言及や原因の追及を止め見る。

と言っても、相手と連絡とっていないか？気になるところですし、再発の可能性に対して「自然に気にならなくなるまでは」警戒を緩めてはなりません。

●時が来たら、もう一度相手を信じてあげるのも大事です。

●悩んだら信頼できる方に相談する。

これからの人生　道に迷わない為の対策は確りご夫婦の話し合いをお勧めします。

その一助として、私ども探偵事務所がお役に立ててればと心から願っております。