浮気して離婚へ、あとで後悔して再婚を求める夫達

浮気している夫達、年齢的に多いのは30代~50代と云った処でしょうか。

自身で会社を立ち上げたり、お勤めなら会社では中間管理職となって、そこそこ収入もアップして余裕も出て来る世代。

浮気して離婚へ、あとで後悔して再婚を求める夫達|探偵事件簿-福岡

基本的に男は、仕事が上手く行ってる方が浮気に走る傾向が高い事はお話しして来ましたが、正に只中にあって、成りあがって行く自分に酔い、「まだまだ俺も捨てたもんじゃない」と身近な女に目を向け始める浮気夫っています。

癖の悪い一面を内に秘めている。

独身時代、結婚~出産なんて時期に、女の臭いがした過去があるって方、注意が必要な時です。

40代の妻のEさんの夫もそうでした。

夫の浮気相手は、職場の20代の派遣の女。

追跡してれば分かります。
長く続く訳がないなと。

とにかく接触時は人目も気にせず繁華街を歩き、高級店へ出入り。
高級ホテルへ月に何度も宿泊なんて浪費が続く訳がない。

当然、こづかい以上に金が要るとなれば、手を出したのはサラ金。

後から確認すると、年収から借りれる限度額目一杯の400万を使い切っていた。

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女にしてみれば、知らない世界を見せてくれるかの如き男の振る舞いに喜ぶだけの事。

仕事面でも派遣から正社員へと移行したい希望も相俟って、そこそこ決定権のある男と関係していれば期待も持てる。

結局は、将来なんて期待している訳じゃなく、単に目前の利益を只求めるだけの損得だけの計算高さ。

浮かれて一人ドはまりする浮気夫ほど、気持ちが高ぶっているはずも無く、楽しければそれでいいってだけの関係です。

妻にすれば『こんな旦那、くれてやる』と言いたいところですが、日に日に増えて行く借金を前に、止めなければと立ち上がった。

充分な証拠を以って、女に対してアクションをかけたのです。

すると慌てた夫。
よくある話ですが、とにかく直ぐに電話がかかって来て『どう云うつもりだ!』と言い出した。

それってこっちのセリフじゃないかと思う妻Eさん。

『そんな事すぐ止めろ!離婚だ!』と抑止力として攻撃して来る夫は、妻がひるむとでも思ったのか、詰め寄って来たのですが、妻の行動は想定外だった。

奥さん、はじめは離婚しないと言われていたんです。

しかし、夫のあまりの馬鹿さ加減に途中から考えをあらためた。

バカな夫の態度に離婚を決意した。
このまま夫婦やってても幸せにはなれない。
借金もどんどん膨らむ日々。
子供も家庭を顧みようはずもない夫へはなつかず、よそのおじちゃん状態。

だからです。
妻は離婚を決意した。
『こんな男くれてやる』と女へ伝え、慰謝料も請求した。

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妻Eさん『女の方がまだマシでした。』と。

女は慰謝料を払い、少なくとも『すみません』の一言があった。
そして『そんなつもりでは無かった』と。

頭がオカシイのは旦那の方だった訳で、ギリギリまで腹を立て、終始気分の悪い態度。

カッコ付けてるつもりなのか、女をどうにか繋ぎ止めようと必死なのか、とにかく主導権を握ろうと必死だったが、
離婚を決意した妻に、駆け引きが通用する訳がありません。

代理人を挟んでキッチリ取れるものは全て取って離婚し、再スタートを切ったのでした。

ご家庭の主婦で不安の中でしたが、スッキリしたと話すEさんでした。

そんなEさんから後日連絡があり、旦那から連絡があったと。
『子供に会いたい。』と言い出したそう。

聞けば女とは別れて今は一人いると言う夫。

そもそもそんな女じゃなかった。
20代の女がそもそも子持ちの家庭の夫と再婚なんて思って無かった。

いや、早い話、女に捨てられたってだけの話。

子供をダシにして面会し、『やっぱり家族って良いよな』なんて、どの口が言ってんだって話ですが、こんなケース実に多い。

離婚して、女と別れて再婚したいと願う浮気夫。

全てを無くして気付いた。
大事にすべきは何だったのがようやく分かったんだなんてセリフがスラスラ出て来ても後の祭り。

何言ってんだって話ですが、受け入れちゃう妻が多いのも一方。

その選択が正しいのか間違いなのかは、結局それからの努力次第。

つらい思いをしたのも、トラウマに苦しむのも、これからまた浮気癖がうずいて再び苦しむ可能性があるのも、サレた側の妻です。

そんなリスクを抱えつつも、再度やり直しの苦渋の決断をされる方もいる訳ですが、正しいか間違いだったかの正否は半々。

いずれにしても人の出会い、家族の行く末を決める大事な場面、 後悔の無い選択を慎重になさる事を願っています。

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