浮気調査の車輌追跡時の注意点・テクニック

車輌による尾行調査は、探偵の基本ではあるが、こちらから相手が見えていると云う事は、相手からもこちら側が見えている事になり、なかなか難しいものです。

車での追跡の技術を向上させるための注意点として、少しお話ししてみます。

まずは
■調査対象者の運転の特徴を見極めること。

これは、いつも左車線をのんびり走行する低速走行するタイプや、繰り返し車線変更して追い越すタイプなど、運転者のクセがあるもの。
瞬時に相手の特徴にあわせた尾行が出来るかが成否や、調査発覚の危険性を低減させる事が出来る。

浮気調査の車輌追跡時の注意点・テクニック|探偵事件簿-福岡

■調査対象者と同じ行動を取らないこと。

対象車輌が右車線に移ればすぐに右、左車線に移れば左などと、同じ行動を取れば目立ってしまい、相手に違和感を与えやすい。
ずっと右車線を高速走行していた対象者が右車線に寄れば、右折する可能性が高まるなど、状況に応じた臨機応変さは必要だが、闇雲に同じ行動を取るのは控えたい。

■追い越しに寄る失尾

対象車輌の車線変更後、加減を考えて対象車輌の車線へと車線変更する訳だが、車線の流れの速さによって生じる走行位置の問題で、対象車輌を追い越してしまう事がある。
結果、見失ってしまう事(探偵業界では見失う事を失尾と言います。)になるため、道路事情をよく見て、車線変更に注意する事が必要となる。
■運転補助者の有効性

運転いる探偵の助手席に別の探偵が乗車しているなら、かなり有効な戦力となる。
車線変更時の割り込み時の挨拶や合図、前方の見えない位置の様子の報告、徒歩尾行へと転じた場合の切り替えしなど、調査は2名1組が成功率をアップさせる。

■料金所やガソリンスタンドでの注意

高速道路や都市高速などの有料道路では空いていればかなり距離を空けてETCか現金化など見分けつつ走行しながら車間距離を調整する。
混雑している場合は間に車輌を挟まないようにするが、できる事ならば対象車輌を追い抜いて通過し、相手に追い抜かせるのが良い。ただし、上り下りと分岐がある場合、前を行き過ぎると不自然な行動を取らざるを得なくなるため、場面により方法も変わって来る
また、料金所では、相手が現金払いならば速度調整の関係から現金払いにした場合もあるため、コインや千円札等を用意しておくこと。
ガソリンスタンドでは、同じスタンドに入るわけには行かないが、自身の調査車輌は必ず満タンからスタートするのは当然の用意で、移動先でガス欠により失尾と云うような恥ずかしい状況にならぬよう注意が必要である。
対象車輌が給油した場合は、車輌のガソリン残量を見て給油を素早く行う必要があろう。
とマニュアル的なものがいくつも、何十通りも教科書・教訓的なお話しが続きますが、探偵事務所の調査員はこうした経験則などを踏まえて皆さまの浮気調査や素行調査、追跡調査に取り組ませて頂いております。

追跡はただ後ろを付いて行けばいいものではありません。

ただ安いからとよく確認もせずに、力量不足の探偵事務所にご依頼されては、結局は「安物買いのゼニ失い」になります。

結果、満足できず別の会社に再依頼、さらには調査が失敗して発覚する等、状況が悪化すればさらに費用がかさむだけでなく、取り返しのつかないことになるなど最悪の事態です。

探偵選びは慎重になさいますように。できれば当探偵事務所もお見積りなさる探偵事務所の1つに加えて頂ければ幸いです。

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