本気で理想の結婚相手を探し見極める驚きの探偵考察

探偵事務所「帝国法務調査室」の赤崎加代子です。

桜の蕾みもほころび始め寒さの中にも少しずつ春の足音が近づいているのを感じます。

さて本日のテーマは、季節柄、卒業になぞらえて、結婚、親からの巣立ちとして『本気で理想の結婚相手を探し見極める驚きの方法など、探偵考察』についてです。

結婚は、重要な人生の分岐点として誰もが一生に一度の事と将来を思い描きます。

本当に結婚して上手くやっていけるのか。

結婚は、当人同士だけの事では無く、元は他人であるお互いの家族が、当人達を通して家族になるもの。

自らの家族を遠ざけ、利己的な判断だけで進めて行くことは、思いやりに欠け、家族に祝福される事は難しいでしょう。

法律上の結婚では無く、事実婚・契約婚の方が気軽だなんて話しまで話題となる近年、
皆さんが結婚相手に求める条件とはどんなものですか？

探偵事務所の相談員だからこそ見えてくる事。
同じ子を持つ親としてお話が出来る事。
など「結婚相手探しにおいて重要な相手を見抜く力」が最後には確り身に付かれるよう、探偵目線で以下にお書きして行きます。

１．現実に人柄を見極める、本当の理想ってどこにあるの

　結婚相手に求める条件と聞かれれば、「人柄」と「お金」と考えるのが現実的でしょうか。

しかし本音は、もう少し別のところにあるのかも知れません。

優しい人柄ならどんな外見だっていいのかと云えばそうとも言えない。
生理的に無理なんていう方もいる。

では安定したお金って、どの程度の収入が希望なのか、月30万円？、いやいや50万円？、年収1,000万円では足りないって人もいる。

近年は共働き世帯が増えましたし、男女も平等がうたわれる時代。

やっぱり力を合せて家庭を維持しようって事になってくると、大事なのは自分にとって譲れない点、相手に最低限求めるものはあります。

作家の遠藤周作さんが、男女関係、夫婦関係をなぞらえてこう書いています。

魅力あるもの、キレイな花に心を惹かれるのは、誰でもできる。
だけど、色あせたものを捨てないのは努力がいる。
色のあせるとき、本当の愛情が生まれる。

この言葉が多くの事や感情を想像させます。

一つ言えるのは、結婚が一生に一度であるならば。
離婚しないで添い遂げる決意があるならば。

「このような想いをお互いが持てるであろう相手であるのか」を見極める事。

そんなお相手探しが重要だと言えるでしょう。

性格や価値観等、長い目で見て分かり合える、そして力を合わせれば難事も乗り越えて行ける、そんなか細くも確かな思いをもって
自分が幸せに過ごせる相手と出会い、そして互いに相手を思い合える事が出来ればと願っています。

２．希望の夫選びと結婚の理想と現実

　まずは女性の夫選びからお話すると、女性は根底に、小さい頃からの夢として結婚感を持ち、理想の相手の登場を待つ、多くは受け身が基本であって、所謂モテる女性で無い限り積極的に選びに行くと云うのは難しいのかも知れません。

しかし、出会いは数があればいいと云う訳でも無く、美人だから離婚しないと云う訳でも無い事はも、多くの芸能人の離婚劇からも知れています。

一番に大事なのは見た目では無く、相手選びに必要な見極めは人柄、思いやりです。

「思いやり」なんて使い古された言葉を持って来るなんて、と落胆しないで欲しいものです。

少し結婚生活の現実をお書きします。

　基本的に今、結婚と向き合う平成生まれの皆さんは、昭和生まれの親を見て育っています。

だから基本的に、夫となる年齢の男性は真似て亭主関白が根底にあると思っていいでしょう。

男女平等とは遠い関係の中で寄り添い合っていた時代の両親を見ていれば、夫となる相手からいずれは上からの強い言葉を投げて来るであろう事が予想されます。

交際中の彼、結婚して間もない新婚さんの関係の中では、気付かないかも知れませんが、根底に男性的な荒々しさは少なからず持ち合わせています。

それが時間の経過と共に、お互いの自我が出始めると、嫌な面が見え始めます。

いえ、見えると云うより目につき、鼻につくようになると云うことかも知れません。

細かな点を言えば無数にあるのですが、もう目前で例を上げれば、
靴の脱ぎ方だとか、
リビングで居眠りとか、
歯磨き問題とか、
洗濯物の出し方とか、
新婚さん当時は気にしなかった事がとても嫌になってきます。

それは元々生まれ育った環境が違うと云うだけの事では無く、彼の自我が出始めだらしない面が露見し始めたことにプラスして、あなた自身も同じく自我が出始め、許容できなくなっただけなのです。

だからと云ってそれが悪い訳でも無く、一過程の事。

子供が産まれ、母になったあなたが衛生面を気にしないはずもなく、だらしない生活態度にイライラする、そんな女性が感じる男性の嫌な面、私も同じ女性として非常によく分かります。

しかし、互いに気に入らないことを、言葉を一つ一つ取り上げてケンカしていては切りがありません。

そんな折、言い合った、ケンカが繰り返された、その末に話し合いによって今一度向き合える関係を築くには何が必要かと云えば、互いの「思いやり」に他なりません。

『相手の立場にたって考える事ができる』こと。

独身の時を思い出してください。

外で待ち合わせしていたとしましょう。

彼が時間に遅れた時、「事故にでもあっていないか」と相手の立場にたって心配したはずです。

しかし結婚すると馴れ合い、思いやりに欠け「ほら、すぐに遅刻、こんな人だからダメなんだよ」と考えてしまう。
自分が中心の考えにたってしまいます。

お互いが分かり合い、譲り合い、暮らし良い関係を築くためお互いが努力しあえる関係が重要である事。
独身の今の皆さんではどれだけ重要か思い当たらないと思いますがぜひ留意頂きたいと思います。

ぜひ白馬の王子様を追うのでは無く、思いやりを視点に重きをおいて、根底にある人となりを見て下さればと思います。

３．理想の妻、かわいいお嫁さん選びの選択肢

　可愛いお嫁さんを貰いたいって思う男性と、可愛いお嫁さんになりたいと結婚式や花嫁姿に憧れる女性。

見た目の事だったり、自分の理想の花嫁像に捕らわれていると、自らの首を絞める事に繋がります。

男性にとって、花嫁選びを考えると、見た目のハードルって交際を始めた時点でクリアしてます。

若い男性も、あまりに若過ぎると別で、訳も無く只々交際のしていて、真剣になられると相手の存在が重たい。

それって男性に限らず女性もそうでしょう。

男性も女性も、20代も後半になってからはじめて結婚を意識し始めて動き出す。

デキ婚、おめでた婚は抜きにしてです。

見た目は自分好みの相手が、結婚適齢期を迎え、交際は勿論、結婚もウェルカムで迎えて来る。

「モテ期キターーーッ」と云う時でしょう。(苦笑)

だからと云って好かれようと最高の状態に取り繕っている女性の姿を見て、人柄を見抜けている等と思ってはいけません。

結婚した既婚男性の多くは、少なからず妻の事を「こんな性格だったっけ？」と、結婚前と違う今の妻を見て感じています。

お互い様ではありますが。

　しっかり見定めなければならない結婚相手として難がある決定的な問題は、浮気癖がある欲の強い女性、性欲の強い女性です。

妻が浮気した場合を想定してください。

男性の場合、とても許せる気がしないと云う方が殆どです。(男の浮気癖も問題で治り難いものですが。)

再出発をしたとしても、女性が性にだらしない場合、夫婦関係のみならず、子供への影響が酷いものです。

母が家庭内でいつまでも女性むき出しで子供に向き合えない状況にあっては、子供の養育環境が危ぶまれます。

女性の性も探究心旺盛な女性は、どうしても不倫してしまいがちな面が否めません。

『浮気とかしないよね？』と彼女に聞いた際に、『するよ』って女性はいませんが、見抜かなければなりません。

平穏に暮らせる温かい家庭のありがたさは私たち探偵事務所がよく知るところですが、外見は真面目そうでもどぎつい不倫妻をたくさん見て来ました。

よく見られたいと羊の皮をかぶった肉食系狼女性を見破る。

要するに、お嫁さんに魔性の女は選ばないようにと云う事です。

４．お姑さん的視点、夫婦の向かうべき方向

　とあるご夫婦の会話です。

ふと『色んな友人はいるけど、一番の親友はあなたかも知れない』『そうだね。』と話す二人。

たくさんの同性や異性の友人はいれど、親元を離れ数十年、子供を産うけ、家族となり、毎日生活を共にする中、私の事を一番知っているのはどんな人よりも目前のパートナー。

色んな事があっても乗り越えて今、それでも一緒にいる。

そう話してくれました。

先述しましたが、
『色のあせるとき、本当の愛情が生まれる。』
と云う言葉。

乗り越えて行く先に、漸く知り得るであろう関係については、良くも悪しくも一緒にいなければ知る事はできません。

人の一生は、必ずしも順風満帆に行くとは限りません。

程度の差こそあれ、辛いことも、苦しいこともあります。

乗り越えて行くにあたり、協力し合うのは家族、その中心には夫婦がいるのです。

問題を乗り越える際に受けた苦悩も、そして心の傷も、きっと人としての力になるもの。

経験してこそ人の痛みを知り、思いやりが生まれ、人としての魅力が広がって行きます。

人の成長は無限大、自らが思う理想の夫婦関係を実現して頂けるよう、自らを磨いて下さればと願っております。

５．結婚調査で知り得る人の真実

　とにかく人について、全てを見抜く事は大変難しいものです。

しかし、本性と言ってもいい知られたくない行動は、一人の時でこそ現れるものかも知れません。

探偵事務所の調査員が、結婚調査の一環として大事にしているのは追跡。

対象者がひとり外出した先でどのような行動を取っているのか。

この辺り、本人のみならず、家族についても追跡を徹底するあたり、うちの事務所の慎重さが表れているなと感じます。

人生を決める重要な分岐点だからこそ、慎重に判断し結果をお伝えするべきだと云う視点です。

私自身、探偵事務所に席を置き、調査の結果を２０数年見て来ました。

驚くべき結果が半数はあると云えるでしょう。

例えば本人自身が浮気していたり、パチンコ・競艇と云ったギャンブル癖があったり、いえ本人では無く、本人の母親が外出先で特定の相手と不倫していたり、社会的に問題ある行為があったり、不審な人物と接触していたりと、追跡しなければ知り得なかった事が報告される怖さ。

承知の通り、結婚の末、幸せに暮らし得るのかは、本人次第で大きく変わります。

しかし、本人ではどうにも出来ない根深い問題があるのも事実。

その根深い解決不能な許し難い問題を見抜き報告するのが我々の使命として考えています。

結婚調査の結果を受けて、交際相手、もしくは婚約者と、結婚に踏み切るか否かはあなたの決断次第です。

後悔の無い選択をなさるために、当探偵事務所の結婚調査の結果をもって、皆様のご判断の一助になれればと心から願っております。