NEW!【最新諜報技術】虫が”スパイ”になる時代——生体ロボット企業の正体とサイボーグ技術の最前線

「虫に盗聴器・盗撮カメラを仕掛けて、部屋に放つ」

そんなシーンをスパイ映画で見たことがある方もいるかもしれません。
でも今、これは映画の中の話ではなくなっています。

ちなみにその虫は、皆さん苦手な人も多い、例の「ヤツ」です。動画が出て来ますので閲覧ご注意を。

ドイツ発のスタートアップ企業SWARM Biotacticsが、まさにそれに近いことを現実のビジネスとして進めています。しかも、欧米の著名投資家から総額**1,300万ユーロ(約20億円)**を調達した、れっきとした企業として。

今日は、この会社の技術と背景を、できるだけわかりやすくご紹介したいと思います。

SWARM Biotacticsってどんな会社?

SWARM Biotactics社

SWARM Biotactics社

2024年に設立されたSWARM Biotacticsは、ドイツのカッセルに本社を置き、米国サンフランシスコにも拠点を持つバイオロボティクス企業です。

会社のミッションはひとことで言えば、「生き物をプログラム可能にする」こと。

具体的には、ゴキブリに専用の「バックパック」を取り付け、制御・センシング・セキュア通信を可能にするシステムを開発しています。これにより、機械では到達できない場所でも、精密なナビゲーションとリアルタイムのデータ収集が実現します。

ゴキブリを選んだのには、ちゃんとした理由があります。彼らは暗い隙間にも入れる。狭い配管の中も通れる。エネルギー効率が非常に高い。そして——人がいる場所にいても、誰も怪しみません。


「バックパック」の中身——技術をやさしく解説

ゴキブリの背中に取り付けられる小型コンピュータには、大きく3つの機能が搭載されています。

① センサー(目と耳の役割) カメラ・マイク・温度センサーなど、ミッションに応じた機器を搭載します。暗所でも機能する赤外線センサーを使えば、真っ暗な廃墟の中でも映像を取得できます。

② 神経インターフェース(操縦の役割) ここが最もユニークな部分です。ゴキブリの触角や脚の神経に微弱な電気信号を送ることで、進む方向を遠隔でコントロールします。完全に自由に動き回らせることも、特定の方向に誘導することも可能です。

③ セキュア通信(送受信の役割) 収集したデータは暗号化された通信で外部に送信されます。SWARM OSと呼ばれる専用プラットフォームが、複数の昆虫をリアルタイムで統合管理し、ミッションのたびにシステム全体が学習して精度を高めていきます。


「群れ」で動くことの意味

この技術のもう一つの重要なポイントは、「1匹」ではなく「群れ」で運用することです。

低コストで大量展開できることが、この技術の強みのひとつです。数十匹、場合によっては数百匹の昆虫が連携して動くことで、広いエリアを同時にカバーできます。1匹が発見されても、他の個体がミッションを継続できる——これは従来のドローンや盗聴器にはない、生体システムならではの強みです。


どんな場面で使われるのか

現在の主な用途として想定されているのは、防衛・国家安全保障・災害対応・産業点検の4分野です。

たとえば——

地震で倒壊したビルの内部に、救助犬もドローンも入れない隙間があったとします。そこにゴキブリの群れを送り込めば、生存者の体温や声を検知して位置を特定できるかもしれません。あるいは、GPS信号が届かない地下施設や、政治的に立ち入りが難しい地域での情報収集にも使えます。

CEOのStefan Wilhelm氏はこう語っています。「従来のシステムが失敗する場所——拒否区域、倒壊したインフラ、政治的に複雑な地形——こそがSWARMの出番だ」と。


1,300万ユーロの調達が意味すること

2025年6月、SWARM Biotacticsはシードラウンドで1,000万ユーロを調達し、プレシード分の300万ユーロと合わせて累計1,300万ユーロの資金調達を完了しました。出資したのはVertex Ventures US、Possible Ventures、Capnamicといった欧米豪の著名投資家たちです。

「面白い研究」の段階ではなく、「現実のビジネス」として世界のトップ投資家が本気で資金を投じている——この事実が、技術の信頼性と将来性を物語っています。


調査員として、この技術に思うこと

この技術は、今すぐ一般の犯罪者が使えるものではありません。専門的な知識と設備が必要ですし、現時点では軍・警察・防衛機関向けの開発が中心です。

でも、技術というのは必ず民間に降りてきます。かつてGPSも、暗号通信も、最初は軍事専用でした。

そして私が20年の調査経験から学んだことのひとつは、「新しい監視手段が生まれるたびに、それを悪用しようとする人間も必ず現れる」ということです。

だからこそ、「なんとなく監視されている気がする」「部屋に盗聴器が仕掛けられていないか不安」——そういった感覚を、ひとりで抱え込まないでほしいのです。その直感は、案外当たっていることが多いのです。


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