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旦那の帰宅後の様子、実録・浮気夫の巧みな隠蔽術

探偵事務所「帝国法務調査室」の大塚律子です。

旦那さんの帰宅の様子って、家庭の奥様たちにとっては、一緒に生活する中で毎日目にするものではあります。
毎日のルーティーンの中での少しの変化。
徐々に変わって行くと気付かないなんてこともありますが、そのあたりは女性の敏感な感知能力で、その変化を何となく違和感として感じ取ったりもします。

その違和感がキッカケとなり疑念がうまれ不安になって、色々と身の回りをチェックするとしましょう。
しかし夫側も当然知られたくない訳で、疑いを持ちれるようなものを隠しに入る。
たとえばレシートやスマホの履歴などは確り消し、隠しているはずです。

だからチェックしても異常無しで終わってしまう。

でもです。
あやしい。そう女の感が囁やきます。

どう見破るべきか。ご指南します。

些細なウソから全てに疑念が及ぶのは、そう、それまでの小さな違和感の積み重ねがそうさせているものです。

旦那の偽装工作を見破り、確信までは得られずとも、せめて真実を知るに動き出すための動機となるようなものを得られるようにしたい。
過去の例に習うため、探偵事務所の過去事例をお話ししてみたいと思います。

1.帰宅時の様子に違和感

30歳代半ばのご夫婦、A子さんのご相談です。

旦那さんの帰宅後の様子で感じる違和感は急に表れました。

世のお父さん達って、仕事から帰るとダラダラっと過ごすしてしまうものなんでしょうか。
お酒なんか入ると風呂にも入らないなんて方も良く耳にします。

Aさんの夫もそのタイプ。

普段はリビングでダラダラ過ごして風呂。
日によっては『面倒くさい』と風呂すら『明日入る』なんて言いつつスウェットに着替えるような人。

なのにある日、飲み会から帰った夫は、サッと風呂に入り、下着類もキチンと洗濯機へ。

風呂上がりも歯磨きまで済ませてササッと寝室へ行く夫。
『もう寝るの?』と聞くと『なんで?』と質問への質問返し。

『いや早いから・・・』等との対話の途中も、何かこちらの様子を勘繰って来る感が否めないのでした。

夫は温厚でまじめな性格。
だけど「人に流されやすい」ところが少しあり、そこがA子さんとしては気になるところではあったそうです。

家族はもちろん、夫婦ふたりきりでも出掛けることもあり、信じて疑うことなく過ごしていた日々。

LINEもすぐに既読、返答がある。
残業日以外では、決まった時間に帰宅する。
残業になるときは帰宅予定時間も連絡が入る。
帰宅してから、ほとんど外出もなく、休日出勤はあるものの、休みの日は自宅で過ごすことが多い夫でした。

ココまでお聞きすると、不審点も多少はあるものの、”良き夫”という感じに思えますよね…。

でもスキがありました。
妻がカウントした出勤日数と、給与明細の差異。

夫の給料明細に残業時間と日数が合わない不審な点を見つけた事。
そこを出発点として、旦那さんの浮気調査の探偵依頼を決心なったのです。

2.疑いが確信へ

『もしかしたら勘違いかも知れませんが、でも間違い無いんです。』と矛盾する言葉を並べて、困惑と不安を交えつつの探偵依頼。

A子さんの夫、まじめな性格と聞いていましたがその通り、不審点が出ないよう、そこも綿密な計画を立てていたようです。

調査当日、「夫は21時以降しか会社を出ませんから」とのお話しでした。
しかし、うちの探偵の真面目な性格が功を奏しました。
旦那さんは、突然、予想外の18時には退社したのです。

慌てたのは調査員。

会社の前のカフェで時間を潰していると、出て来た夫にそっくりの男性。
『間違いない』とバタバタ追跡したと言います。

退勤した夫は会社を出て駅へ向かうと、駅の構内で横に居合わせた女性と急に話し始めました。
そうなんです。
夫は、女性と駅の構内で待ち合わせていた。
乗車する電車、駅のホーム、列車番号を決めた成り行きに任せた自然な待ち合わせ。

電車の移動は4駅程だったでしょうか、改札を仲良く出て、近所のスーパーへ立ち寄り夕食の買い物をする2人。
そして行き付いた2人の行き先は彼女の自宅でした。
調べると浮上して来た彼女の素性は、職場の部下女性。
妻にとっては驚きの状況でした。
『えっ!』とその後の言葉が出ない妻。

勿論、調査を続行したのですが、1時間後には室内灯が消灯。
そして2時間半後には室内灯が点灯。
夫が彼女の自宅から出てきたのは3時間後でした。

そう退勤時刻の21時ピッタリ。

彼女の家を出るとそそくさと帰路に着き、定時より少し遅れた時刻に帰宅。
驚きでした。

いつもの帰宅時刻の範囲内なのに、旦那は不倫相手と密会して帰宅していたんです。

妻が違和感を持たなかったら、きっと気付かなかったはずです。

案の定、夫は慌てて風呂に入り、洗濯物はきちんと洗濯機へ。
そして食べたはずの食事を重ねて食し、おいしかったと手を合わせる。
そんな帰宅後のスタイルを崩さない配慮を見せたのですが、ニオイが気になったんでしょう。

彼女の自宅を出る際に、香水を付けた彼女と熱い抱擁でもあったのか、隠そうとしたその行為が、違和感となって妻を動かした。

そんな事例でした。

いかに上手に隠そうとて、必ず違和感となって表れるもの。

一刻も早く偽装を暴いて、浮かれた夫の目を覚ましましょう!