「その恋、本物か?」~探偵が解き明かすマッチングアプリの危険信号~|探偵事件簿-福岡
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~探偵が解き明かすマッチングアプリの危険信号~

2025年、世間は**「昭和100年」**に沸き、ドラマで描かれる純粋な昭和の愛に癒されています。しかし、その穏やかな時代の光の裏で、令和の「出会い」は、得体の知れない闇を深めているのが現実です。

手軽なはずの出会いが、なぜこれほど危険をはらむのか? あなたの純粋な気持ちを食い物にする輩が、すぐそこに潜んでいるかもしれません。

便利さの裏に潜む危険、そして信じた相手に裏切られる絶望――。 「帝国法務調査室」のわたくし大塚律子が、その深淵を解き明かして参ります。

マッチングアプリ婚の増加と多様化するリスク

さて、現代の**「出会い」**に目を向けてみましょう。 令和の日本では、**日本人の3人に1人が「マッチングアプリ婚」**というデータが2年連続で出ています。マッチングアプリは今や、婚活パーティーや結婚相談所、街コン、職場、学校など、多様な出会いの場の中で最も多く結婚相手と知り合う手段となっているのです。

東京商工リサーチによると、マッチングアプリの運営会社は2025年3月末時点で28社に上ります。
2019年にはわずか5社だったことを考えると、この6年間で5倍以上に増加したことになります。

また、複数のアプリを運営する会社もあり、2024年6月時点では、その数は90種類にも及ぶそうです。さらに、アプリの細分化が進んでいます。

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利用者の属性や目的、職種、世代、再婚希望者限定など、目的に特化したアプリが増え、効率的な出会いや多様なニーズに応える形になっています。しかし、利用者が増え、多様化する一方で、トラブルも増加しているのが現状です。

ここからは、近年当調査室に寄せられたマッチングアプリでのトラブル事例をいくつかご紹介します。

1. 既婚者による裏切りと予期せぬ妊娠:Jさんのケース

ご相談者のJさん(30代女性)は、約2年前に友人がアプリで出会った人と結婚すると聞き、同じアプリに登録しました。登録から3ヶ月後、5歳上の男性とマッチング。「彼のアプリでの写真が自然体で飾られていないところに好感を抱きました」とJさんは言います。

彼の第一印象はおとなしい感じでしたが、趣味の映画の話で意気投合し、週に1回のペースで会うようになり交際に発展しました。Jさんは交際前に彼の**「彼女の有無」Facebook**を確認し、彼女や妻がいる様子はないと判断したそうです。「仕事が忙しいようで、会えない日も多かったが、特に不審には思いませんでした」と当時を振り返ります。

しかし、交際を続ける中でJさんの妊娠が発覚し、彼に伝えたところ**「子供は欲しくない」**と告げられました。Jさんは未婚で産むことを決意。彼は子供の認知と養育費の支払いを承諾したものの、認知に必要な「戸籍謄本」を持ってくるよう求めても「忙しい」などと言い、会うことも話すことも難しくなっていきました。

不審に思ったJさんは、彼の行動を調べることを決意します。

調査の結果、彼には**妻子がいました。**まだ歩き始めたばかりの子供と、現在身ごもっていると思われる妻の姿が確認されたのです。

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この事実を知ったJさんは「ゾッとします。まさか妻子がいるなんて…」と顔面蒼白になっていました。「独身の人の子を産むのと既婚者の人の子を産むのでは全く気持ちが違います」と語るJさん。ショックと不安から、一時は最悪の選択も頭をよぎったそうです。

しかし、身内や周囲の方々の励ましもあり、思いとどまり、彼を訴えることにしました。現在、慰謝料請求中で、認知に関する訴訟も準備を進めているとのことです。

私たち帝国法務調査室も、Jさんを全力で応援しています!


「独身です」「彼女はいません」の言葉を鵜呑みにしない

そもそも、マッチングアプリを利用する際に「結婚していません」「彼女はいません」などとわざわざ強調してくる相手には注意が必要です。なぜなら、相手がいないからこそアプリを利用しているのが通常だからです。相手の言葉を全て鵜呑みにするのは非常に危険です。

本当にあなたと真剣に向き合いたいと考えている相手であれば、たとえ疑われたとしても、誠実さを示し、信頼してもらおうと努力するはずです。もし問題を抱えているならば、ある時より正直に話したり、相手のために自分が変わろうとできる人、信頼に値すると言えるでしょう。


2. 金銭目的の詐欺:Hさんのケース

次にご紹介するのは、Hさん(50代男性)からの「アプリでマッチングした人と連絡が取れなくなりました。探してください」というご依頼です。

初めて会った時から話が弾み、彼女は20代半ばで年が離れていましたが、「若くてかわいい人に出会えた」とHさんは感じたそうです。その日のうちにLINEを交換し、毎日連絡を取り合っていました。数日後、Hさんが再度デートを申し込むと、彼女は「会いたいけど…会えない」と沈んだ声で答えました。理由を聞くと**「親が入院した」「入院費が必要で…」**とのこと。

そして「必ず返すから」「借用書も書くから」と約束し、彼女から300万円の申し入れがありましたが、Hさんはまず100万円を貸しました。

しかし2日後には「残りの200万円を振り込んでほしい」と言われ、追加で振り込んだそうです。

その後、徐々に連絡が取りにくくなり、親やお金の話をすると曖昧にされたり、逆ギレされることが増えたと言います。会って話したい、振り込んだ200万円の借用書や返済について話したいと伝えても、彼女はなかなか会ってくれませんでした。

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様々な理由で会うことを先延ばしにされ続けましたが、ある日突然「会おう!」と言ってくれたので会うことに。その際、借用書の取り交わしもあっさりと終わり、彼女は出会った頃のように「早く一緒になりたいね」「親が落ち着いたら会って」などと、将来の結婚を思わせる発言をしました。連絡が来たことで、Hさんは少し安心したそうです。

しかし翌日、彼女は再びお金を貸してほしいと言ってきました。Hさんが断ると、彼女は**「逆ギレ」**。「じゃあ、もう別れよう」と言い、連絡が途絶えました。ところが3日後、LINEで「いつ振り込んでくれる?」と催促が。「将来、一緒になるんだから、Hさんが助けてくれないと…」と、再び結婚を匂わせてきたのです。それでもHさんがお金を貸すことを断ると、再び連絡が途絶える。このやり取りを何度も繰り返し、2週間後には本当に連絡が途絶え、着信拒否やLINEブロックまでされてしまったため、Hさんは調査を依頼されました。

彼女の自宅を特定し確認したところ、ご両親は元気で、家族で食事に行かれている姿も見られました。そして、彼女はHさんとは別の男性とデートをしていました。その男性も、Hさんと同じように年の差がある方でした。さらに別の日には、また別の男性と会っていたのです。

彼女の目的は、金銭だったのでしょう。

現在、Hさんは弁護士を通じ、返済の申し立てをされています。

「パパ活」目的の利用者にも注意!

近年、**「マッチングアプリの少女」という言葉を耳にすることがあります。「頂き女子りりちゃん」事件のように、男性から金銭的なサポートを得る「パパ活」**目的でマッチングアプリを利用している人も少なくありません。実際に会ってもいないのに送金を要求したり、会うたびに何かと貢がせようとしたりするケースもあるようです。

これらは、マッチングアプリならではのリスクと言えるでしょう。相手の人物像をしっかり見極め、少しでも怪しいと感じたら、関係を断ち切る勇気を持つことが大切です。

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信頼できる相手を見抜くポイント

残念ながら、人を騙そうとしている相手を完璧に見抜くのは非常に難しいです。しかし、いくつかの警戒すべき点があります。

  • メッセージが馴れ馴れしい人や、すぐに「可愛い」などと褒めてくるチャラい人には警戒が必要です。
  • また、なりすましや、ただ遊びたいだけの人もいます。

一方で、誠実な人は口下手な傾向がありますが、メッセージでも会った時でも、時間にはきっちりしています。そして、**「ありがとう」と「ごめんなさい」が言え、何かをする際には必ず相手の了承を得ます。**このような人は、もしかしたら「いい人」止まりに見られがちかもしれませんが、交際するとあなたのことを大切にしてくれる可能性が高いでしょう。自分にとって都合のいいことばかり言う人ではなく、一つ一つのことに丁寧に返してくれる人も、信頼できる相手を見極める判断基準の一つになります。


アプリ側の対策と利用者ができること

アプリの運営各社も、トラブル防止のために規約で利用者を**「独身限定」としたり、市町村が発行する「独身証明書」**の任意提出を求める仕組みを設けています。規約違反などが判明した場合は、利用停止などの措置を取る会社もあります。

とはいえ、相手が独身かどうかを見抜くのは簡単ではありません。以下の点を参考に、確認を進めましょう。

  • プロフィールに顔写真を登録しているか(ただし加工の可能性も考慮する)
  • プロフィールをきちんと詳細に記載しているか(抽象的・曖昧な表現は要注意)
  • 偽名ではないか(身分証明書を見せてくれるか)
  • 自宅に呼ばない、住所を教えたがらない
  • 夜間や週末、いつでも電話ができるか
  • 週末、年末年始、クリスマスなどのイベント時に会えるか

出会ってすぐに全てを確認するのは難しいですが、これらの点は相手を確認すべきポイントです。2、3ヶ月、半年経っても「頑なに自宅に入れてくれない」「身分証を見たことがない」など、確認できない点が多く残っている場合は、理由を聞いて、相手を信用できるか見極める必要があります。

完璧に見抜くのは難しいものの、「独身証明書」を提出している人だけに会うというのも、身を守る有効な対策になります。

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法的な対応とその他注意点

独身と偽って肉体関係を持たせる行為は**「性的尊厳の侵害」**として不法行為に該当し、慰謝料請求が可能です。ただし、既婚者と知った後も交際を続ければ、相手の配偶者から不法行為で訴えられる可能性もあるため注意が必要です。

また、デート時に睡眠薬入りのドリンクを飲まされてわいせつな行為をされるといった被害も報告されていますので、十分に警戒してください。


信頼関係を築く大切さ

人との関係は、男女間に限らず信頼関係で成り立っています。他者に対して誠実であることを一番に考えて行動してみませんか。

私たちは、マッチングアプリの利用自体が悪いと言っているわけではありません。マッチングアプリは便利で効率的な出会いの手段であり、正しく使えば素晴らしい出会いを提供するツールです。使う人次第で出会い系サイトにも、婚活アプリにもなり得るのです。

しかし、同時にリスクも伴います。特に金銭目的で利用する人もいるため、相手をしっかり見極めることや、アプリ選びも慎重に行うことが非常に重要です。

それでももし、万が一の想定外の事態に見舞われたならば、当探偵「帝国法務調査室」のへご相談下さい。わたくし大塚律子が、皆さんのお抱えの問題へ親身に対応します。

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