「私は夫(浮気)を許さない」妻の決断と悩む日常

夫の浮気によって、散々苦しんだ妻でした。

振り返れば悔しい思いと、不安な毎日だった。

繰り返される日常の夫の心無い言葉に、随分嫌な思いをさせられました。

そんな苦しみの中で、妻は夫を許せなかった。

忙しいと言っては残業を繰り返す。

休日出勤と言ってはさびし気な子供を置いて家を出る。

妻に喧嘩を強引にふっかけては、実家に泊まると家を出る。

事あるごとに妻へ唱える呪文めいたセリフは「そろそろ仕事をちゃんと始めなきゃな」「子供と実家に帰って来れば?」。

微妙なラインで離婚をほのめかし、妻が自らの意思で家を出たのだと周囲への言い逃れを考え、追い出そうと画策している腹の内が見え見えです。

さらには「掃除はしない」だの、「朝ご飯を作らない」だの、そもそもうちの実家はお前が気に入らなかっただの、言いたい放題。

そんな責め苦にほとほと疲れていた妻でした。

「自分に落ち度があったんだわ」と思い始めた矢先でした。

偶然に感じ取った夫の背景にある浮気と不倫相手の存在。

悩みに悩んだ末の決断でしたが、事を収めるには真実を突き付けて、すべてを白日の下に晒してからでなければと。

子供の未来も憂いて依頼した探偵事務所。

答えは黒。

黒を超えた漆黒のブラック。

証拠を突き付けて、ようやく認めさせ、相手の女との関係も早々に清算出来たのでした。

一応ながら。

表向きは。

しぶしぶ認め、徐々に家に帰るようになった夫でした。

女にしても本気ではなく単なる遊びだったから、「ごめんなさい。そんなつもりじゃありませんでした。」と謝罪して早々に退散。

浮気夫の「俺がいないと困るよね」めいた上から目線の自己中な態度に引きツリはしましたが、妻がその態度にドン引きしていて通用しない事を知ってからは、次第に態度はマシにはなって行きました。

印象的には本当に女とは切れたのかな、と。

帰宅は早くなった。

常に携帯し持ち歩いていたスマホも置くようになった。

食事も家で食べるようになった。

さらに驚いたのは夜のあっちの方、夫の方から求めて来た。

口では言わずとも態度的に、上から目線ながら信じて欲しいと云う夫の示しでした。

しかし結局、妻はなんとも「信じられなかった。」んです。

かといって迷いはある。

離婚はしないとも決心出来ないし、即離婚は決断出来ません。

「後悔のない選択を」と云う考えの下、取り敢えず判断は先送りにしました。

夫婦の話し合いによって、やり直す方向で向き合おうと云う事にはなったものの、妻は悩んでいました。

これまで通りでいいのか。

今はせめて子供を大事にし、目前の家庭生活を続ける事を良しとした妻の考えは、それで良かったのでしょうか。

過去、夫との夫婦としての女である自分を取り戻す事が出来ず、子供の母親として家庭にいる事が主となった日々。

結局は気遣いの下、無難な関係が続きました。

夫婦間での心からの笑顔は消えた。

楽しい日を過ごす事は無かった。

やり直すとは言ったものの、自分から寄せて行く気にはなれず、やっぱり子供中心のお母さん的役回りに終始。

妻の心の内は、どうしても被害者意識が強く(確かに被害者なんですが・・・)、善し悪しは別にして、夫の過去に目をつむり、前を向く事が出来なかったんです。

女として夫に向き合えない。
その事は浮気のキッカケの一因となり、家族離れを助長させたのではないか。

そうと言えばそうだし、そうとは言いきれない面もあったのでは無いか。

何がいけなかったのか。

どうすれば良かったのか。

そんな状態だとハッキリしている事があります。

誰が悪かったと云うよりも、どこの家庭にもある夫婦のすれ違いだったと言う事。

恋人時代があって、恋愛し、子供が産まれ家族となり、愛が育まれたと言っていい。

そんな関係を取り戻す事は、「できる」し、「できない」とも言える。

妻との今後の関係次第によっては浮気を繰り返すリスクは残されていると言う事。

同じ相手とは言いませんが、別の女とヨロシク始める可能性がある。

スタートは、誰しも単なるオイタだったんです。

根本は「女性と合体したかっただけ」の事。

只々、刺激を求めて妻以外の女性とイングリモングリしたかった。

シモがだらしなかった。

性欲に負けた。

それを夫が、自分に都合良くカッコつけて言うなら、「妻以外の女性と出会ってしまった」「優しさを求めてた」「妻だけで終わりたくなかった」だと。

そんな事を妻に吐露して来る訳ですが、その時点で甘えてるんです。

夫婦も山あり谷ありと云うならば、不倫ごとき乗り越えられる問題かも知れない。

家族の信頼を裏切った夫も、実はシモが悪な男だった夫も、自分の夫で、子供の父親。

完璧な人はいないと考え受け入れるか、潔癖で過ごすかは妻次第です。

苦しみを繰り返したくないから、監視は続けてください。

夫の反省がどうであれ、100%信じる事は、時を経なければ出来ません。

癒やされない。

ありのままの夫を受け入れ、苦しみを癒やしつつ、本当の関係回復が来るまでは、信じる事なんて出来ないんです。

長い時間を経て回復する関係もあるのですから、直ぐに超回復を望まず、徐々に癒やして行く事も長期目線では大事と云う事になるでしょう。

お一人で抱えるのはつらい事。

だからこそ私達探偵事務所が、皆様と共に戦い、浮気問題の解決と、夫婦関係の回復の一助になれればと、心から願っております。

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