探偵が詳しく解説…家出息子の命の危機~生き別れた子供をひと目見たい

福岡の探偵/興信所
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家出息子の命の危機~生き別れた子供をひと目見たい

こんにちは、探偵事務所「帝国法務調査室」の赤崎加代子です。

年間1000人超えの子供達が、謎に行方不明になっている、それが驚くべき現実です。

警視庁の統計によると全国の行方不明者は年間8万人超え。

うち9歳以下の子供達が1000人強!なぜ子供達は突然消えてしまったのか。

残された親たちはどうすればいいのでしょうか。

メディアで親が行方不明者の子供さんに向けて「何処にいるの?早く帰って来てほしい」と呼び掛けている場面を観ますが胸が痛みます。

事件に巻き込まれたりした事例も少なくありません。

生き別れた子供の行方探しや家出した子供の行方探しは年々増えています。

今回、取り上げる内容は、神隠しめいた失踪事件的な内容ではありません。

様々な事情で子供を育てられなかったケース。

そのような生き別れとなられた中、幸せを願って今を知ると云う『子供の行方調査』と『今の姿の写真撮影』等についてです。

例えば離婚によって、子供の家出によって等、様々な事情があっての失踪の中、過去を振り返り、時として後悔し、子供を探して欲しい。と言うご依頼があります。

今の時代、親であっても、子供の住所を戸籍や住民票で調べる事は簡単ではありません。

そこで探偵に依頼して、子供の今に辿り着きたいと言う事なのです。

子供探しは、自分の失われた過去を探していると言う事なのです。

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家出した子供の行方

家出と言っても、期間や頻度、行き先など様々です。

警察へ捜索願い・行方不明者届を出しても見付からず、時を経て、成人してしまえば、積極的に捜索する等と云うこともありません。

例えば、事情や背景はさて置き、15歳、16歳で家出したまま30年。
既に中年の世代に入ってしまった子供を探されるご両親もいらっしゃいます。

結果、探偵の調査によって今が分かり、既に結婚し子供も産まれ、離婚までされていた方も。

親が無くとも子は育つと言いますが、逞しく育ち、自分の世界で自分の家庭を築いて行くのです。

とは云え知らないフリなんて出来ないのが親。
心をごまかしても気にはなるんです。

だからそっと今の生活の様子を見たいんです。

さて、家出する子供達にはどのような背景があるのか。

まずはその辺りを知っておくのもよいでしょう。

子供の状況や心理から考えて、家出には下記の種類があるようです

「ラモーナ型」

親に対する期待や依存、甘えがあり、家出をしても必ず探してくれると無意識に感じている。

兄妹間の比較でも起こりやすい。

「トムソーヤ」型

好奇心や衝動性が先に立ってしまい、親への配慮等が置き去りになる場合の家出。

家に不満があるわけでもない。

親からのストレスから脱出したくて、仕方なく家を離れる家出。

「勉強しなさい」を始め、子供の意思にも関わらず親が要求し続けることで、子供は慢性的にストレスを感じている。

受験生に多い家出の一つです。

親のネグレクトによる家出

親が家におらず、子供がほったらかし。

あるいは親が居ても、食事や必要なものが準備して貰えない、そこから避難すための家出。

食事や居場所、愛情を与えてもらえる友人宅などに行き、同年代のたまり場で生活するようになったりする例が多くあります。

繰り返しになりますが、子供の家出(未成年者)であれば警察も動いて見つかる可能性は高いのですが、成人し大人となった子供が自分の意思で家を出られたのであれば中々難しいと思われます。

親にしてみれば家出の理由もわからず、どうする事もできません。

親としては、「息子」「娘」を一日も早く探して欲しいと願うものでしょう。

家出する前に、子供が出すサインが必ずあるはずです。

  • 親の声かけに返事をしない
  • 親の干渉を嫌がる
  • 会話が無く部屋に籠る等

単なる反抗期などで終わらせないでください。

加えて成人であれば、繰り返し送られて来る『金融会社からの督促状』と、自宅への度重なる見知らぬ人物からの電話には要注意です。

子供にとっては家が一番安心できる場所であるはずです。

ホッとした時に見せる不安気な表情を見逃さないようにするべきでしょう。

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■家出調査「新卒の息子が行方不明となった細かな経緯」

大学を卒業し、社会人1年生の男性が家出、探してほしいとご依頼の事例です。

朝「行って来ます」と会社に行ったはずの息子さん。

元来、学生時代にはスポーツを続け、礼儀正しく、我慢強い息子と心の中では自慢の息子でした。

とある月曜日、そこから無連絡で帰宅しない日が数日続いたのですが、『もう大人なんだし』と、そのまま何もなさらず、ラインで「ご飯はいるの?」と送られた程度だったと言われます。

会社の上司から「息子さん 体調でも悪いのですか?」と電話があって、詳しく聞くに無断欠勤が続いている事を知ったのでした。

何処か気分転換でもしているのだろうと安易に考えたいたご両親でしたが、一向に息子から連絡はない。

携帯電話の電源も切ったまま。

慌てたご両親は警察へ行方不明者届を提出。

友人達に連絡してみたが誰も「知らない、最近会っていない」との返事だったのでした。

5日経っても連絡が無い事から、警察に捜索願・行方不明者届を出されましたが、大卒で既に23歳となった大人の男性である息子に対し、警察は家出の状況に依っては直ぐには動いてくれない現実があります。

「本人の意思で出られたのなら、もう少し持ってみたらどうですか」と言われたそうです。

家出人探しは時間がたつほど難しくなると言うのは探偵。

行方不明者届けを出された後、見付からず、当探偵社にご相談に来られたのは、既に3週間近く経ってからの事でした。

聞くに初動として動いたのは、

  • 息子さんの思い出の場所
  • 学生時代過ごした場所
  • 交友関係、異性関係
  • 職場(同僚)
  • 所持金
  • 趣味、嗜好等様々な情報を中心に要所での取材

情報があるようですが!
意外と子供の交友関係等を知らない親御さんが多いのは仕方ありません。

車で失踪した息子さんを探し追い掛ける目安となったのは、ガソリンスタンドで給油した際の足跡。

そして、銀行口座に残る僅かなお金を引き出したコンビニの利用履歴。

福岡を出て、山口〜岡山〜四国へ渡り、大分〜宮崎〜鹿児島〜佐賀〜長崎。

どうしてもすれ違いで捕捉出来ずに調査開始から1か月過ぎた頃。

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漸く、対象者を発見しました。

即座にGPSを付け、直ぐに追跡出来る状態にして依頼人を待つ事8時間。

依頼人は、息子と再会しました。

泣き崩れる母とたたずむ息子と父。

発見時のよくある風景です。

今では日焼けして、野外の肉体労働に勤しむ息子さんの今の生活は、全く一変し、清々しく仕事に就かれていました

今回は成功の事例ですが中には行方不明の方もいらっしゃるのも事実です。

自殺されたケースもあるんです…。

■夫婦の離婚で疎遠「子供に会えない父親は7割」

繰り返しますが、離婚で縁が切れたにせよ、家族の家出で行方不明となっても、ご事情は様々ですが、会いたいと思っても、素人では為す術が無いのが現実です。

「生き別れになった子供に会いたい」

「子供が今幸せなのか確認したい」など、離婚によって生き別れになったお子さんを忘れられない親は多くいます。

両親の離婚後親権の無い親。

主に父親に会えないでいる子供さんは約7割にもなると言われています。

このほとんどは、親権者(主に妻)が子供を連れて居住地を変え、父親を遠ざける為、消息不明になるケースが多いからです。

日本の法律は離婚後どちらかが子供と別れないといけない制度になっている事が要因です。

年間120万以上の夫婦が離婚し、これによって年間20万人以上の子供達が、親の離婚を経験しているのです。

子供の養育費、面会交流が離婚の際に争いの種となるケースが多く、感情の縺れを引き起こし、別居した親と生き別れとなってしまう要因とも言われます。

離婚して夫婦関係が解消されても親子関係は変らないのに、変な話です。

DVだと騒いで法律を盾に利用するだけ利用し遠ざけるニセ犠牲妻が多い訳ですが、見分ける術が無い事が主たる要因でしょう。

親と子供が会いたいと思う気持ちを否定することは誰にも出来ません。

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■30年前に生き別れた息子さんの行方探しの事例。

関東からのご依頼でした。

生き別れた息子の所在。

息子さんの近況が知りたい。

ご夫婦が離婚したのは30年前。

生まれたばかりの息子さんを連れて出て行った妻。

先ず息子さんの居場所を確認しなければ始まらない。

お持ちの情報は…
離婚当初は妻の実家暮らしだった。(福岡県)

既に家は取り壊されたようだ。

近隣の方が言うには元妻は再婚しておらず、祖母、元妻、息子と3人暮らしだったらしい。

30年前の生き別れた息子さんの近況がわかれば、会いたいと思われるのは親として同然の事ですが、息子さんのご事情や心理状態を十分に配慮しなければなりません。

今回のご依頼者様は再会を果たすまではいかずとも、自分の想いを伝えたい。

元気に暮らして居るかだけでも知りたいと切なる苦しい想いを話されていました。

時間はかかりましたが息子さんの所在が確認されました。

元妻の実家の隣町に、時々ディケアを利用している祖母、持病持ちの母親を支えながら3人暮らし。

又有名企業に勤務していました。

調査結果の報告から生活状況も察する事が出来ました。

「親子共に大変な苦労をしたんでしょうね」「父親として本当に申し訳ない」と仰っていました。

離婚すれば夫婦関係は解消されますが、親子の関係は切れません。

ご自身の想いをお伝えされてはどうかとアドバイスを差し上げた事を思い出します。

私達も親の想いを深く感じる事が出来ました。ご相談・ご依頼でした。

親であればこそ、我が子が今現在、幸福であるかを確認したいと願うのは当然だと思います。

出来れば子供との再会を願わずにはいられないでしょう。

生き別れてしまった子どさんとの再会は親にとって念願がかなう事かも知れません。

しかし、それが必ずしも幸福な結末を意味するものではありません。

それが子供にとって幸福かどうかによって、まるで違う意味をもたらす可能性もあるからです。

再開へ踏み出す前に親子関係の再構築には時間が掛かる事、子供の環境をよく理解しておくことが何よりも大切です。

あなたの大切な方を探す。その手助けになれればと願っております。

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