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不倫相手と直接対決する前に|会う前に知っておくべきリスクと準備

不倫相手と直接対決する前に|会う前に知っておくべきリスクと準備

不倫相手と直接対決する前に|会う前に知っておくべきリスクと準備

不倫相手と直接対決する前に|会う前に知っておくべきリスクと準備

不倫相手と直接対決する前に|
会う前に知っておくべきリスクと準備

不倫相手が誰か分かったとき、多くの方が「会って話をつけたい」と考えます。当然の感情です。

ただ、調査の現場で見てきた直接対決の多くは、望んだ結果になっていません。

原因は気持ちの強さではなく、準備の不足です。

本稿は、不倫相手がすでに分かっていて、会うかどうか迷っている方に向けた内容です。

まだ疑いの段階で、配偶者にも何も伝えていない方は「浮気を問い詰める前にやるべきこと」をご覧ください。

目次

第1章 直接対決の後、相手側で起きること

準備のないまま不倫相手に接触すると、相手は次のように動きます。

  1. すぐに浮気夫(妻)へ連絡する
  2. 二人で話を合わせる(「相談に乗っていただけ」「一度食事しただけ」)
  3. やり取りの履歴を消す
  4. 会い方を変える、または一時的に会うのをやめる
直接対決の後、相手側で起きること

つまり、対決した時点でこちらの手の内がすべて伝わります。その後の証拠収集は格段に難しくなります。

当社の案件でも、配偶者と不倫相手の双方に問いただした結果、二人に全面否定され、証拠の取得までに約2か月半を要した例があります。経過は「浮気を問い詰める前にやるべきこと」で紹介しています。

第2章 よくある失敗

現場で繰り返し見てきた失敗は、次の5つです。

  • 否定されて終わる。
    • 証拠がなければ、認めさせる手段がありません。
  • 開き直られる。
    • 「夫婦関係は終わっていると聞いている」と返されます。
  • 配偶者が相手をかばう。
    • 対決をきっかけに、二人の結束が強まることがあります。
  • 会話を録音されている。
    • こちらの発言が、後で不利な材料として使われます。
  • その場の約束で終わる。
    • 口頭の「もう会いません」は守られません。

第3章 【モデルケース】相手の職場近くで対決し、立場が逆転した例

以下は、当社に寄せられる相談でよくある経過をもとに構成したモデルケースです。

発端:相手が分かり、その日のうちに会いに行った

妻は、夫の不倫相手が夫の同僚であると知りました。

手元にあったのは、夫の様子の変化と、共通の知人から聞いた話だけです。

写真などの記録はありませんでした。

妻は相手の勤務先近くで待ち、退勤してきた相手を喫茶店に連れて行きました。

対決:感情が先に立った

相手は関係を否定しました。妻は抑えきれず、次のように告げました。

  • 「認めないなら会社に全部話す」
  • 「今すぐ辞めなさい」
  • 用意してきた紙に、その場で署名するよう迫った

相手は署名せずに席を立ちました。

そして、この会話は相手のスマートフォンで録音されていました。

対決:感情が先に立った

その後:追及する側から、追及される側へ

相手はその夜のうちに夫へ連絡しました。夫は妻を責め、「職場に迷惑をかけるな」と相手をかばいました。数日後、相手側から、妻の言動は脅迫や強要にあたるという趣旨の書面が届きました。

不倫の事実を問うはずの話は、妻の言動の問題にすり替わりました。二人は連絡手段を変え、会うのを控えるようになりました。妻の手元には、依然として証拠がありません。

立て直し

妻は相手への接触をやめ、調査に切り替えました。二人が警戒していたため、確認までには時間がかかりました。証拠が揃った後は、弁護士を通じた書面でのやり取りに移り、ようやく不倫の事実を前提とした話し合いができるようになりました。ただし、対決時の発言は交渉の中で相手側から繰り返し持ち出されました。

このケースから分かること

知り得た経験則と問題点
  • 証拠のない対決は、相手に準備の時間を与える。
  • 「会社に話す」「辞めろ」は、こちらの責任問題になる。
  • 相手は録音している前提で臨む。
  • 順番が逆であれば、結果は違っていた。

→ 証拠を取り、求めるものを決め、書面で伝える。

この順であれば、妻の発言が問題にされることはありませんでした。

第4章 こちらが責任を問われる言動

怒りの中での言動は、法に触れることがあります。

言動問題になり得ること
「職場にばらす」「家族に言う」と告げる脅迫
退職や誓約書への署名をその場で迫る強要
職場、近所、SNSで不倫を広める名誉毀損
自宅に押しかけ、帰るよう言われても居座る不退去
こちらが責任を問われる言動
言動問題になり得ること
「職場にばらす」「家族に言う」と告げる脅迫
退職や誓約書への署名をその場で迫る強要
職場、近所、SNSで不倫を広める名誉毀損
自宅に押しかけ、帰るよう言われても居座る不退去

された側が加害者として扱われる事態は、実際に起きます。請求できたはずの慰謝料の交渉でも不利になります。

第5章 対決の前に揃えるもの

会う前に、次の4つを確認してください。

訴える側にも最低限集めるべきもの(義務)がある
  • 否定できない証拠。 継続した関係を示す、複数回の記録。
  • 相手の身元。 氏名、住所、勤務先。書面を送る場合にも必要です。
  • 相手が既婚と知っていたか。 知らなかった場合、責任を問えないことがあります。
  • 自分が求めるもの。 関係の清算か、謝罪か、慰謝料か。

4つ目が決まっていない対決は、怒りをぶつけるだけで終わります。なお、慰謝料請求には事実と相手を知った時から3年の期限があります。

証拠と身元の確認は探偵の業務範囲です。依頼の際は、契約前の書面説明を受けてください。

第6章 会う場合の進め方と、会わずに済ませる方法

それでも会う場合

  • 場所は人目のある店にする。 自宅や職場、密室は避けます。
  • 一人で行かない。 冷静な同席者を一人。大人数は威圧と受け取られます。
  • 自分でも録音する。 言った言わないを防ぎます。
  • 時間を区切る。 1時間以内。長引くほど感情的になります。
  • 言うことを紙に書いていく。 伝えるのは事実と要求だけにします。
  • その場で署名を迫らない。 書面は持ち帰らせ、後日取り交わします。
  • 証拠の全部は見せない。
会う場合の進め方と、会わずに済ませる方法

会わずに済ませる方法

  • 書面で通知する。 内容証明郵便などで、要求を文書で伝えます。
  • 弁護士を通す。 交渉を任せれば、相手と顔を合わせずに済みます。
  • 配偶者に終わらせさせる。 配偶者自身に関係を断たせ、その事実を確認します。
会わずに済ませる方法

第7章 対決するかどうかは、証拠が揃ってから決める

不倫相手を言い負かしても、不倫は終わりません。不倫をしたのは配偶者であり、関係を断つかどうかを最終的に決めるのも配偶者です。

直接対決は、数ある手段の一つにすぎません。証拠が揃えば、会わずに解決できる選択肢も増えます。

会うかどうかは、その時点で決めても遅くありません。

やり直しを考えている方は、「浮気を繰り返す人の心理と再発防止のために必要な”証拠”とは」もあわせてご覧ください。

よくある質問

不倫相手と直接対決してもよいですか?

禁止されてはいませんが、証拠と準備がない状態では勧めません。相手が配偶者と口裏を合わせて証拠を消すため、その後の確認や請求が難しくなります。

直接対決の前に何を準備すべきですか?

否定できない証拠、相手の氏名と住所、相手が既婚と知っていたかの確認、自分が求める内容の4つです。求めるものが決まっていない対決は成果につながりません。

不倫相手に言ってはいけないことはありますか?

あります。「職場にばらす」「家族に言う」などの発言は脅迫に、退職や署名をその場で迫る行為は強要にあたる可能性があります。伝えるのは事実と要求だけにします。

不倫相手の職場や自宅に行ってもよいですか?

避けるべきです。職場で不倫を明かせば名誉毀損、自宅で退去を求められても居座れば不退去の問題になり得ます。こちらが責任を問われます。

直接対決の会話は録音してよいですか?

自分が当事者である会話の録音は、記録として一般に用いられています。相手も録音している前提で、発言には注意してください。

不倫相手に会わずに解決する方法はありますか?

あります。書面での通知、弁護士を通じた交渉、配偶者自身に関係を断たせる方法です。顔を合わせずに要求を伝えられます。

不倫相手に「もう会わない」と約束させれば終わりますか?

口頭の約束だけでは終わらないことが多いです。書面に残すこと、配偶者本人が関係を断つ意思を持つことが必要です。

不倫相手が誰か分からない場合はどうすればよいですか?

調査で特定します。氏名や住所が分からなければ、対決も書面の送付もできません。配偶者を問い詰めて聞き出そうとすると、警戒されて特定が難しくなります。

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※本稿は調査現場の経験にもとづく一般的な情報提供であり、個別の事案についての法的助言ではありません。具体的な請求や手続については弁護士にご相談ください。

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