浮気する夫が、またまた病気が再発するキッカケって色々あったりしますが、ある二つの要件を満たすと、徐々にこそこそ浮気相手探しに奔走し 始めます 。
一つは新しく車を買った時。
もう一つは仕事が順調である時。
本日のテーマは『浮気夫があの頃の妻を取り戻す事は出来ません』です。
加筆すると上の2つの要件の先の事、
「浮気夫があの頃の純粋だった妻を取り戻す事は出来ない」
「いつまでも妻は自分の事を好きなままなはずだと云う夫の幻想・妄想」
「いずれ妻は自立し、対等である事を思い知らされ、家族から捨てられるかも知れない」と云うのが真意です。
幾度も浮気を繰り返し、調査依頼を頂いたのは4回目。過去事例です。
浮気をされっ放しの妻Sさんも、私とは15年以上のお付き合いで、もはや慣れてるしベテランです。
浮気発覚、その度に夫は謝って来て、なんとか夫婦関係を維持して来ましたが、それもこれも子供が学校を卒業するまでと決めていたサレ妻さんでした。
頭の良い方で、離婚準備は2度目の浮気が発覚した時から、今まで虎視眈々と進めて来ました。
一度目の浮気の時は、不安だった事もあり、涙を浮かべることもありました。
訴訟に進み、不倫相手と別れさせ、慰謝料請求してと、順当に問題解決は進んだんですが、残ったのは非力な自分。
『このままではいけない』と立ち上がり、一応は夫婦関係も復縁へ進む中で、就職し、資格を取り、人生の再スタートを粛々と進めて行かれました。
あの時の夫に頼り従順で純粋だった妻を、夫は失った。
妻があの頃の自分に戻る事は二度とありません。
あまりにも傷つけられ過ぎて強くなった。
一度目なら、一度の失敗なら許せたのかも知れない。
でも既に何度目なんだと云う今。
数年後には大学を卒業するお子さんを前に、またです。
またまたまたまた浮気夫はやらかしました。
ここまで来るとSさんも淡々と私達探偵さん達と冗談を言いつつ話を進めてられますが、やっぱり背中は寂しそうなんですよね。
調査現場では、ご主人の姿を見ると時の流れを感じます。
『おひさしぶりです』と心で思いつつシャッターを切る。
夫も、依然よりも進化していて、新たな不倫相手の女との密会時はかなり警戒し、ホテルからの退室も別々の出入口から退室と策を弄します。
ですが、撮りますよ。
私達、プロなんですから。
不倫相手の女の帰途先を追うと、帰った自宅はなかなかの豪邸。
ハッキリ言います。
家庭の主婦もおイタが過ぎる。
人の家庭を踏みつけて置いてタダで済むはずは無い。
いずれその家から叩き出される事になるでしょう。
Sさんが希望する自由と再スタートのリミットはあと数年です。
これからも私達探偵さんががお支えして行きます。
最後は、時効の無い、浮気夫への慰謝料請求で完結するでしょう。
私達探偵事務所が、皆様の問題に触れ、逸早く皆様のお抱えの問題が解決するその一助になれればと心から願っています。