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浮気しても謝罪なしの夫、離婚しない妻の家庭愛

『散々、繰り返して来ました。』と話すのは依頼者のKさん。

確かに今回の浮気調査依頼は4度目。

はじめての調査依頼は20代後半で、現場に向かった当時の担当調査員だった私も30代でした。

2度目、3度目と調査依頼をする過程で、Kさんの夫の姿を取り続けてきた私。

ファインダー越しに、お久しぶりですとつぶやいています。

撮影する探偵|探偵事件簿-福岡

『またやってるみたい』とKさんから電話があった時、半ば笑いながらでお声は確りされてはいたけれど、そのお声に少し寂し気な気持ちと、落胆の感情をかき消すように立て続けにお話しされた心の奥が正に読み取れました。

今回の4回目までに数年間が空いていた事もあって、もう浮気も終わりなんじゃないかって期待感はきっとおありだったんだろうと思います。

それでもまた繰り返される浮気夫の出会い系アプリでの不倫相手探しとお痛。

Kさんは、巧みにスマホのロックを突破して、すべての不倫相手募集の内容とプロフ、女とのやり取りを完読していました。

内容はこまめに、アプリ内の日記に残す豆男さん。

夫のスマホチェック|探偵事件簿-福岡

内容からするに不倫相手の女も既婚。

女にはマメな夫。

どちらかと云えば、エッチよりも、恋愛めいた感情に揺さぶられること希望で、女とのやり取りにときめく、そんな恋愛過多の方でした。

「4回目も浮気なんて信じられない!別れればいいのに!」って声も聞こえて来そうですが、夫婦ってそんな簡単じゃ無いことは、家庭の妻であり母である女性ならば分かってます。

Kさんは言います。

『旦那には愛情はないけど、家庭には愛情がある。』

夫はさて置き、子供、家族との時間はかけがえのないもの、と云えばいいでしょうか。

離婚はしない。

そして、子供が大学を卒業し、家を出たあと、二人になった時に考えると。

だから離婚しないのではなく、離婚はするかも知れないが、それは時が来た時だと云うことなんです。

今、不倫を暴き、浮気相手の女性を明らかにし、慰謝料請求までやるのは、『旦那に制裁が無いのが納得が行かない。』からとKさん。

浮気夫への制裁|探偵事件簿-福岡

とにかく反省してる感がない夫。

家庭をつくった事の責任をおえよ…と。

夫へは、罪の重さを感じさせたいのが目的で、彼女へは慰謝料請求が目的。

浮気が発覚している時点で、夫から言って来て話し合いになればいいんですがそれも無し。

彼女に内容証明まで送って、受け取りを確認。

数日経っても、毎日リビングで顔を合わせて食事してても何も言ってこない。

ようやく話題に出たのは10日経ってからでした。

『でも謝罪なんてないんですよ』と。

4回も浮気し、夫や相手の女性とやり取りしていると、有事の際に夫がどう対応するのか、家族として頼りになる存在なのか良く分かると言います。

女性から支払われる慰謝料は、時として、陰で夫が全額負担したり、半額負担してたりって事が、バレバレながら多いです。

全額負担なのは、まだ不倫関係を続けますよって決意表明みたいなもんなので、半額負担程度が安心して見てられるんですが、Kさんの夫は違います。

負担なし、支払い0円の逃げ。

『なんで俺が払わなきゃいけないの?』って平気で思っていて、全額負担を彼女に強いるスタンスの持ち主です。

だから発覚すると、都度都度、浮気相手の女とは、バッサリ切れて来ました。

Kさんは言います。

夫への感情は、お金だけ、子育てに向けた生活のためだけだと。

男らしさに欠けている事に気付いた。

妻の落胆・嘆き|探偵事件簿-福岡

この点、本気か強がりかを推し測れば、寂し気な様子から100パーセント本気だよとは言えないようにも思います。

『夫は、家のことは割とよくやってくれてる。』とは言っても、それが反省には繋がらない。

どうすればよいのか悩む日々。

今のところは『夫から離婚の言葉はでない。言わせないし、離婚は私から言うんだって決めてます。』との決意。

これからもご一緒に問題に取り組み、Kさんが云う「時が来た時」に、どの道を選ばれるのか、最後までご一緒したいと思っています。

出来るだけ後悔の無い選択をして頂けるよう、共に戦い、お幸せを心から願っています。