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こんにちは。探偵事務所「帝国法務調査室」の赤崎加代子です。
当探偵事務所には、浮気・不倫に関するご相談が日々寄せられており、その中でも「単身赴任」や「転勤」が関わるケースが増えているのをご存知でしょうか。実際に、単身赴任中の浮気率が2倍にもなるという調査結果があるほど、物理的な距離が夫婦間の心の距離までも遠ざけてしまうことは珍しくありません。
本記事では、当事務所で実際にお受けした“転勤”や“単身赴任”をきっかけとする浮気事例を、探偵の視点からご紹介していきます。さらに、単身赴任後の離婚リスクや浮気を防ぐヒントなど、夫婦の絆を守るために知っていただきたい情報をたっぷりとお伝えします。
数年前にご主人の浮気調査をご依頼いただいた奥様から、先日改めてご相談をいただきました。「夫から転勤辞令が出たのですが、その転勤先が、以前夫が不倫関係にあった女性の実家のある県なんです」というのです。かつてご主人が浮気していた女性は当時の会社の同僚で、年齢差こそあったものの、深い関係に及んでいたことが調査で明らかになりました。女性は退職後、自身の実家に戻ったと聞いていましたが、まさかご主人が再びその地域に転勤になるとは奥様としては想像もしていなかったようです。
「夫は『不倫はもう終わった』と言っているけれど、同じ県内で生活していればいつでも会える。偶然にばったり会ってしまうかもしれないし、一度裏切られた身としてはどうしても不安」と、奥様は再燃してしまうかもしれない浮気への強い懸念を口にされていました。そこでご家族で話し合った結果、「家族全員で引っ越して転勤先に行く」という決断に至ったそうです。たしかに、離れ離れにならずに済めばコミュニケーション不足も回避できますし、相手の行動が全くわからなくなるという状況にも陥りません。心配事を最小限に食い止める、賢明な方法だと私も感じました。
ただ、転勤先が遠方の場合や経済的な事情などで、どうしても家族全員で移るのが難しいケースもあります。その結果、夫婦が別々に暮らす「単身赴任」を選択するご家庭も多いのですが、残念ながら「妻の目が届かない」あるいは「夫のいない寂しさ」をきっかけに、浮気・不倫へと発展してしまう例は後を絶ちません。ここからは、当探偵事務所で実際に調査した事例を、具体的にお話ししていきます。
ある奥様が「単身赴任になってから夫の様子が急におかしくなった」と不安そうに相談に来られました。最初はメールや電話の頻度が減っただけでしたが、ある時からは連絡自体を避けるようになり、「今忙しいから後で掛け直す」と言いながら、そのまま音信不通になることが続いたのです。奥様は「これは浮気を疑わざるを得ない」と感じ、当事務所へ依頼されました。
私たち探偵が調査を開始すると、奥様の勘は見事に的中しました。ご主人は会社からの帰宅後、すぐにコンビニでお弁当やビールを買って部屋に戻り、その数十分後には別の女性が同じ部屋へ入って行ったのです。そして朝まで宿泊し、翌朝には二人で一緒に出てくるという明確な証拠が録画されました。調べを進めると、ご主人がその女性に対して「妻と離婚を考えている」と打ち明けていたことも判明し、奥様としては大きなショックを受ける結果となりました。
別の事例では、単身赴任先の夫の部屋を突然訪問した奥様が、「部屋に全く生活感がないので驚いた」と顔色を変えて相談にいらっしゃいました。キッチンに使用した形跡がなく、お風呂やトイレもまったく汚れていない。水道やガス、電気の使用量を確認してもほとんど稼働していない様子だったそうです。
不審に思った奥様が調査を依頼した結果、夫はほぼ毎日、別の女性の家で生活していたことがわかりました。言ってみれば、夫の単身赴任用の部屋はただの名義上の住まいでしかなかったのです。最初は「職場に近いから」と奥様を説得していた夫でしたが、その実態は不倫相手と一緒に暮らすために都合のいい拠点を用意していたに過ぎませんでした。
単身赴任の浮気は、夫側だけがするものと思われがちです。しかし実際には、夫がいない孤独感やストレス、あるいは夫が日頃家庭を顧みない寂しさから、妻が浮気へと走るケースも少なくありません。
ある妻の事例では、夫が月に1~2回しか帰ってこない生活を続けるうちにパート先の上司と親密な関係に発展しました。日々の育児や家事の負担をひとりで抱える中で、たまたま相談に乗ってくれた上司に心の拠り所を見いだしたのかもしれません。
当探偵事務所が調査を進めると、妻は「今夜は飲み会があるから」と子どもたちに説明して外出し、実際には上司の車でラブホテルへ直行していたのです。6時間以上ホテルに滞在した後、深夜に自宅近くまで送ってもらい、帰り際には車内で抱き合っている姿が確認されました。さらにコンビニで缶ビールを買い、その場で飲み干してから帰宅するなど、「あたかも飲み会で帰りが遅くなった」というアリバイ作りをしていた形跡もありました。
単身赴任や転勤先での生活は、夫婦にとって想像以上に負担が大きいものです。実際に、離れた場所で生活している間に浮気へと至る背景には、複合的な要因が見受けられます。たとえば、配偶者の目が届きにくいことで普段の行動を把握されにくくなる、会社からの手当などで浮気に使えるお金が自由になりやすい、あるいは孤独やストレスを紛らわせるために一時的な恋愛感情に流されるなど、人によってさまざまです。
さらに、離れ離れで暮らすとコミュニケーション量が減り、不満や不信感が溜まりやすくなります。中には、単身赴任先で知り合った人に「自分は独身だ」と偽り、まったく新しい不倫関係を築いてしまうケースも見られます。このように、物理的な距離が心の距離に影響を与え、浮気のリスクが一気に高まってしまうのです。
あるデータによれば、単身赴任を経験した夫婦のうち約11%が離婚に至り、その理由の約46.6%が浮気・不倫の発覚によるものだとされています。最初は「仕方がない」と割り切っていた別居生活も、長期化するにつれ配偶者への疑念や不満が深刻化し、ついには修復不可能となってしまうのです。
もちろん浮気が発覚しても、すべてが即離婚に直結するわけではありません。相手と別れてやり直す夫婦や、どちらかが浮気を水面下で継続してしまう場合など、結末はさまざまです。しかし、多くのケースに共通するのは、**「発覚が遅れるほどダメージが大きくなる」**という点です。早期の段階で異変に気づけば修復の余地も残りますが、放置してしまうと取り返しのつかない深い亀裂を生む可能性が高まります。
単身赴任や遠距離婚が避けられない場合でも、浮気を未然に防ぎ、夫婦関係を良好に保つための方策はいくつか考えられます。まずは意識してコミュニケーションを増やし、こまめに連絡を取り合うことが大切です。ビデオ通話の活用やSNSでの日常報告など、現代ならではのツールを使うと、お互いの生活を身近に感じやすくなります。
また、「ちょっと変だな」と感じたときは早めに相談することが重要です。勘を頼りに一人で思い悩んでいると疑心暗鬼に陥り、夫婦関係に無用な摩擦を生むかもしれません。もし本当に浮気の可能性があるなら、探偵事務所に相談し、客観的な証拠を早期に押さえておくと、後のトラブル対応もしやすくなります。
さらに、定期的に帰省した際などに相手の生活環境を確認するのも有効な方法です。単身赴任先の部屋を見れば、どの程度そこで暮らしているのかはかなり明確にわかります。ちょっとした気配りや気づきが、不倫の芽を摘むきっかけになることもあるのです。
単身赴任や転勤は、家族の生活を大きく変える一大イベントです。どうしても離れ離れにならなければならない場合、夫婦が互いの近況を知らないままに月日が過ぎていくと、その隙を突くように浮気や不倫が生まれやすくなります。一度浮気が始まってしまえば、信頼関係を取り戻すのには大変な努力と時間を要します。だからこそ、「怪しい」と感じたら早めに動き出し、できる限り早期に問題を解決することが肝心です。
もし「夫(妻)の様子がおかしい」「連絡が減った」「部屋に生活感がない」など不安な点がある場合には、遠慮なく探偵事務所にご相談ください。証拠を押さえることで、今後の夫婦関係をどうするか、具体的な話し合いを行うための第一歩になります。
当探偵事務所・帝国法務調査室は、浮気・不倫調査をはじめ、離婚問題や家出・行方調査など、幅広いご相談に対応しております。転勤先や単身赴任先での浮気を防ぐにはどうしたらいいか、その不安を取り除くにはどんな調査が必要か、経験豊富な探偵が親身にご相談をお受けしていますので、どうか一人で抱え込まず、まずはお気軽にお問い合わせください。あなたの大切なパートナーや家族を守るために、一緒に最善の方法を考えていきましょう。