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婚活アプリの恐い体験「既婚のニセ独身プロフ」

新型コロナウイルス感染の影響により生活様式が一変した事により、在宅が増えました。

最近は、感染者数も激減し、気を付けつつも外出する若者も増えて来たものの、やっぱり変わった様式の中で、定番化したのって、『マッチングアプリでの出会い』です。

先日も、マッチングアプリで知り合った高齢男性約40人から、総額3億円搾取したとして27歳の元看護士の女性が逮捕されました。
警察は『これは高齢男性の退職金を狙った新たな特殊詐欺だ』としていますが、その気になった男性がアタックしてきたところでお金を要求、被害者男性は結婚を意識していた人もいたと言います。

皆さんはどう思いますか?

要するに、誰だって恋愛したい、結婚だってしたい!となれば、誰しも被害に合う可能性はゼロではありません。

本日のテーマは、気になるトラブルの実例、特には出会いアプリや婚活アプリのトラブルに関する2つのアプリの大きな違いと問題点、対応策や慰謝料請求とその結果などについて、
『婚活アプリの恐い体験「既婚のニセ独身プロフ』としてお書きしてみたいと思います。

男女の出会いは、独身だったら誰だって期待する訳で、基本的に気持ちは前向きです。

自宅で婚活アプリや出会アプリと向き合って「交際が始まった」「結婚した」って幸せを手にした方、皆さんが思っているよりもたくさんいらっしゃいます。

だけどです。

前向き過ぎるとヤケドするので、重々注意が必要なのは皆さん分かっていらっしゃるはずです。

中には悪い事を考えてる奴等がいるとは分かっていつつも、相手次第で気が緩む。

俺は、私は「大丈夫」って思ってる程、だまされる。そんなものです。

一度経験した前の出会いの相手が親切だったり優しかったりって事になると、脇が甘くなるもので、知らず知らずにダークサイドに引きずり込まれたりって事もあるので要注意でしょう。

そんなトラブルに合い、親子で来社されたSさん、お一人では無く父親とご一緒でした。

お話しを聞くと事態は深刻。

妊娠なさっていました。

そして結婚をチラつかせて、車の修理だ、親の病気だと、お金を既に190万円程貸している状況。

財布も通帳もすっからかんにさせられて、その上、サラ金まで借りて渡し、今は徐々に連絡が取れ難くなって嫌な言葉を投げかけられても、それでも信じていたSさん。

お金が無いから親に相談した事と、妊娠して母体保護法上の中絶期間が迫って来たので焦り始め、どうにかしなきゃと背中を押されたのが探偵事務所への来社のキッカケでした。

まず言っておきます。

こうした輩、自分の名前だけはかなりの高確率で本名言ってます。

 

詐欺罪にあたって警察が介入しないよう「騙す気はありませんでした。」って主張を通すため。

例に漏れず相手男性のG、こやつも名前は本名でした。

報告した際にSさんの顔が少しだけパッと晴れ話だそうとしたのを見て、突っ込みました。

その様子を見ていたお父さんと一緒に。

『信じれるって相手だって事じゃないんだよ!』と叱り気味に制止。

お腹の子の事、2人で過ごした時間、期待を以っての今。
信じたい気持ちは分かるけれどその後が地獄。

この男、既婚者で、嫁も子供もいるし、自分の実家に妻子と共に暮らす二世帯暮らし。

夜勤のある仕事を利用して、時折、Sさん宅へ外泊しては疲れたフリして帰宅する只々遊び、身体目当ての男でした。

週末には家族で出掛けては幼稚園と小学生の我が子、妻と一緒に過ごす、『一見、家庭の良いお父さん風のど腐れ男』でした。

普段は夜、ラインも繋がらず、仕事だからと言い張っていたけれど、たまに飲みに行くと友人と居酒屋で合流、Sさんにラインを送っては帰って来るラインを見せ、ニヤニヤしてる男。

『逃げないようにいつも通りにラインしたり電話したりして下さいね』と言ってありましたから、居酒屋に入って会話を聞くと、Gは飲みながら、同じくアプリで知り合った女性を騙くらかしている友人と「あの女はあーだ、この女はこーだ」とホントくだらない会話を交わしていました。

とにかくイライラする中で聞こえて来た皆さんのお声、「妊娠の件はどう思ってんのか!?」って点ですが、これも問題。

これも分かっていながら『大丈夫だから』とか『好きにしていいよ』としか打たないと友人に話すG。

『そのうち諦めるっしょー(笑)』と言うんですからとにかく性質が悪い野郎です。

すべての会話を確り録音して証拠立ててやりました。

真実を知ったSさん、知り合ったキッカケは婚活アプリでした。

コロナウィルス感染問題が続く中、自身の年齢も29歳、来年には30歳。

結婚に夢と希望をもって出会いアプリに登録したと言います。

男も同じ出会いアプリに独身で登録していました。

さてここからが本題です。

慰謝料は取れるのか。

状況によっては取れます。

私の知る事例では、弁護士さんへ依頼され相対し、慰謝料も数10万であった事例もあれば、200万以上の慰謝料を得られたケースなど、金額が大きく分かれた結果をお聞きする事があります。

これだけ金額に差がある理由は、結婚を期待させて交際し、はじめから結婚などする気は無く単なる身体目的など裏切る気満々であったか否かがポイントになると言います。

そこでGの素行や生活状況、会話を確認したのですが、私たちからすれば初めから騙す気満々であったと考えられました。

結果、数100万円の慰謝料を手にされましたが、妊娠やトラウマ・男性不信がつのり、苦しい生活を送られる事となりました。

『お金じゃないんです。』よね。

別の事例では、独身と聞いて付き合ったものの、性病をうつされて、のちのち既婚とバレたケースですが、慰謝料は50万円前後の金額でした。

アプリで電話すると、無作為に不特定の異性と電話が繋がると云う出会いのアプリで知り合ったのですが、慰謝料に100万円単位の開きがあります。

これは弁護士さんの腕次第ってだけでは無い様で、被害を受けた女性側が「結婚したいと云う気持ち」を以って交際していて、その期待感ず法的保護に値すると考えた場合に、初めから騙す気だったのか、そうでなかったのかで差が出て来るとの事でした。

Sさんは、婚活アプリでプロフィールに「独身のみ」と書かれているのにGは独身と偽って登録した訳ですが、単なる出会いのアプリにポンと電話して知り合った相手と交際したが、実は既婚者だったとするのとは、「結婚への期待感」が違うと云う事でしょう。

ちなみにプロフィール上の職業や経歴、収入などを信じてしまった、ウソをつかれて交際したとしても慰謝料には結びつき難いとも言います。

まとめます。

結婚目的の「婚活専用のアプリ」かキッカケを求めた「出会いアプリ」か、このあたりがポイントになって来る。

高い賠償金を求めて婚活アプリに登録して慰謝料請求するって、逆に詐欺やってる詐欺女もいる訳で、必ず女性が被害者になるって事ばかりじゃないのが男女間のトラブル。

運命の出会いはきっとあるはずですが、要注意で行かなければならない今の時代です。

万一、不審な点を感じた折には身近な人に相談する事です。

もしいらっしゃらなかったり、相手の身元すら分からず、どうするべきかお困りの際はね当探偵事務所へご相談頂き、問題が大きくなる前に、解決へ向け共に取り組める事が出来ればと願っております。