探偵と警察の違い
不思議と語られることの無いテーマですが、是非知っておいて頂きたいことですので、このページを作成しました。
まず探偵と警察の違いは、公権力の有無が挙げられます。
公権力とは、警察官を含めた公務員の方々が、法律で定められた範囲の中で私たち一般人に命令や強制を行う権限のことです。
警察が持つ主たる権限の1つとして、犯罪者を逮捕する事があります。
我々探偵は、容疑者の逮捕権はありません。この点は大きな違いと言えます。
しかし基本的には、
「現行犯であれば、一般市民である我々探偵や、あなたでも逮捕は可能」なのです。
まず「逮捕」を大辞林でひくと、「捜査機関または私人が、被疑者の身体の自由を拘束し、引き続き一定期間抑留すること」とあります。
※捜査機関とは、勿論この場合警察の事です。私人とは、警察官以外の一般人、あなたや我々探偵を指します。
被疑者とは犯罪を犯した可能性が高いと疑われる人物の事です。
今度は「現行犯」を更に大辞林でひいてみると、「現に行い、または現に行い終わった犯罪。またその犯人(現行犯人)」とあります。
つまりは、犯罪の現行犯は、誰でも、あなたや我々探偵でも逮捕できるのです。
※補足として憲法上、現行犯(現行犯逮捕)以外は、裁判官の発する令状を必要とし、通常逮捕・緊急逮捕の二種があります。
ご参考までに、以下のURLに詳細な記述があります。
法律家ゴマの研究室
実際にあなたが被害に遭って警察へと相談した場合、犯罪の被害を受けた事がハッキリした時点で、警察関係者は捜査を始めることになるのですが、場合によっては、あなたが提出した証拠が不十分であったり、事件の問題の大きさ(事件の大小を誰が決めるのかは分かりませんが)により、何だかんだと拒否はせずとも受付を伸ばしたりする事があるようにも感じられます。
以前のニュースにもありましたが、ストーカー被害にあった女性や、暴力団からの暴力行為に身の危険を感じた男性が、警察へと相談したにも関わらず、殺害されたケースは、稀ではあっても現在の実状を示しているような気がします。
私たち探偵は、お金で雇われる訳ですが、事件としての要件事実(犯罪の証拠の事)の有無や、刑事・民事の区別無く(警察は、刑事事件は取り扱いますが、民事事件は取り扱いません)、依頼があれば、いかなる場合にでも調査に乗り出せます。
事実の確認等の調査を実行し、犯罪の証拠の蒐集を行い、弁護士他の介入等を経て、警察や検察へと法の執行を要請できるよう資料を作成し、警察や検察が捜査を開始するきっかけを作ることも行います。
又、ストーカー犯罪等の現行犯の場合は、捕まえて警察に連れて行き、証拠写真や犯罪に使われた品々を犯罪を立証する証拠として提出することも行います。
警察は、身の危険が迫った時に動き出す事が多いのですが、私たち探偵は、あなたの身に危険が及ぶ前に行動し情報を収集する事により、身体的、精神的被害や金銭被害から守ります。
又、被害を受けた後であっても、ご依頼があれば一から証拠を蒐集し、被疑者(犯罪を犯した可能性が高いと疑われる人物)を特定し得るような証拠を集め、公の場で証明する為のきっかけとなる資料を作成し提供します。
本来は組織の規模や経済的にも、警察に動いて助けてもらうのが良いと思います。
しかし、証拠が曖昧で動いて貰えなかった場合には.....。
我々探偵は、どのような制約も受けず、いつでもあなたの身に及ぶ危険や問題を回避・解決する為に動く事ができる存在なのです。
そして、それが探偵という職業がある理由だと思うのです。
