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探偵の張り込みの心構え|探偵コラム

福岡の探偵「帝国法務調査室」探偵の張り込みの心構え|探偵コラム

早朝だろうと深夜だろうと、徹夜となったにせよ弱音を吐かず、
雨の日も風の日も、寒かろうと暑かろうと、その場を微動だにしない精神力でやり遂げなければならない。
そんなブラックなお仕事、それが探偵です。

探偵として業歴30年、今回は他で繰り返しお書きしている技術面以外の精神面、心構えについてお書きしてみます。

目次

肉体的より精神的負担が大

特には張り込みが精神的負担が大きいもの。

見逃しては全てが無駄になりますし、契約を遂行出来ません。

追跡の段階に入れば、気持ち楽になるのですが、徒歩尾行等の場合、出て来るのを見逃したとなれば全てが無駄です。

追跡が可能となって初めて、調査が本格化します。

しかし、張り込みは非常に重要で、相手に知られずポジションを取り、悟られず初動をスタートする。

対象者とのそんな微妙な距離感を感覚で決めるものですから、果たしてその位置が正解なのか等と云った答えが無く、不安でしかありません。

今では、遠隔で監視し、対象者が外出すれば通知して来ると云った便利な調査機材もありますが、外出のタイミングが分かったとて、あまり離れていれば後ろに付くチャンスを逃す事もあり、結局はあまり離れる事も出来ません。

結局は、周囲の居住者の目を気にしつつ、近くで待機し対応しなければなりません。

長時間化が精神から肉体を疲弊させる

24時間でも対象者へ張り付く場合もあるのが現場での張り込みです。

交代の調査員がいなければいつまでも終わりの見えない張り込みが続きます。

今ではそんな苦労を補う優秀なハイテク機材が複数登場し、私が探偵事務所へ勤務を始めた30年前のローテク時代とは違い、随分楽になりましたが、それも撮影面においてのみの事。

追跡となれば、撮影とは違い気を緩める事は出来ません。

結局、変わらぬものは、絶対に諦めぬプロ意識、それが重要。

見逃さない創意工夫は、依頼人を救いたいと云う紳士な気持ちが根底に必要なのです。

これが無い探偵には、何をやらせても中途半端に終わりますし、技術が伸びず進歩がありません。
これは、どんな仕事にも当てはまるかも知れませんが、我々の業務には特に重要です。

福岡の探偵「帝国法務調査室」探偵の張り込みの心構え|探偵コラム

私的な事は二の次

誰だって生活はあります。

例えば旅行に行きたい。

しかし行けば現場に急行できない。

酒を飲んでしまった。

飲めば運転できない。
非番までは口にしない。
非番だって複数の事案を担当していれば24時間いつでも出動できるよう態勢と体調を整えておく。

出来るようでなかなか苦しいものです。

探偵協会の集会に参加すると良く分かりますが、皆さん酒が弱く、飲む事を好まない。

この後、現場があるからと聞けば「いいじゃないか」なんてお酒を進める事はしない。

不参加の理由が現場であれば皆が大変ですねと現場の者に敬意を払う。

探偵のイメージとは違う、そんな真面目な集団です。

プロの探偵が心しているのは、皆さまのお力になれる事、真摯に向き合い日々尽力して参ります。

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