探偵 福岡の浮気調査の実施の際の下見の方法・重要性など

探偵事務所の浮気調査の調査依頼って、探偵さんは、現場にいきなり行ってチャチャっとGPSや隠しカメラなんかを利用して、簡単に証拠を上げるんだろうと思われてたりします。

今から直ぐに調査して欲しいんですけど、と時折お声をかけて頂きますが、以前に調査のご依頼をお引き受けしたことのある案件なら、突然の調査も、場合によっては対応できなくもないのですが、初めてのご依頼の件だと、なかなか難しい面があります。

探偵 福岡の浮気調査の実施の際の下見など|探偵事件簿-福岡

探偵事務所の調査員たる者、勿論、福岡圏内の交通事情は非常に詳しいですし、運転テクニックも人一倍自身はあります。

しかし、調査の現場って、ご依頼の皆様のご自宅や職場が調査起点、いわゆる開始場所になる訳で、はじめての場所となれば完全に手探り状態になります。

殆どの案件が初めての場所で初めての張り込み開始となりますから、我々探偵も慣れたもので、しっかり現場の位置と外出の立ち寄り予定先など、また浮気調査なら市域にあるラブホテルとの位置関係や大型スーパーや公園、パチンコ店など車を放置できるような駐車場の位置など、移動先予測を立てつつ、外出時の移動方向を予定してみり、この先、なんだかんだと色々な状況に合わせて、できるだけ推測では無く確実性の高い行動予定路を把握しつつ、当日の現場に備えます。

ある時、調査員のS君が新人の頃、「下見しときました。」とのこと。(考えると10数年前ですか・・・時の流れが・・・)

Sと打ち合わせすると私の下見、見立てと全く違う。

「それは下見じゃないぞ」と言って説明したのですが、夜中にふとメールを送った言葉があって、テキストデータで保存してたので載せてみます。

『下見は、以前からずっと一緒に現場に入って、実地でやって、色んな現場で認識を言葉にして説明して見せて来た通り、

GPS付けたりとか、事前の現地確認の写真を撮りに行くだけではなく、

調査時の張り込みや撮影のための待機位置を確認したり、

現場を見て調査起点から移動予定先とのルート間を実際に行き来して確認したり、

車輛なら出発後に移動する可能性のある方向や道筋、交通規制、地図にはない状況を把握したりして、

調査の内容のその時々によって違う対象者の状況に、下見で把握した情報と経験を生かすことで、失敗を無くして良い調査結果を得る事。だろう、言葉にすると。(他にも問題があればさらにその点を深めたり依頼人と打ち合わせたりするよね。)

ただ行って自宅とそのまわりをウロウロっとして見るだけでは下見じゃない。

現地確認の写真撮って5分で終わる単なる作業。写真撮影と自宅の位置の把握でしかない。

一緒に現場に行って、駐車場の位置がこれだとあれだとか、駅の位置がこうだからこうかなとか、国道がこっちにあるけど近道ならこっち行くかいなとか、いろいろと言葉であーじゃないこーじゃないって言ってた事を思い出せ。』

と書いておりました。

この下見、これ、この感覚ってホント大事。

なので、当日の調査は、あわてて入ると、依頼人との打ち合わせもそこそこになるので、結果、調査実施日の打ち合わせも依頼人の指示通りとなるため、失敗は無くとも結果が出ないことも多いものです。

ご依頼者の皆様、バタバタのご依頼でもいいんですよー。

勿論、相談部の方々がお受けする調査依頼、確りと気持ちよくやらせて頂きます。

しかし、早めの探偵さんへの調査依頼は、慎重な調査につながり、繊細かつ大胆な調査で、より良い調査結果、証拠収集につながります事、ご把握くださいね。

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